このふたりの男女に祝福を!   作:スカイハーツ・D・キングダム

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第18話再会

 

カズマ「なあ、お前らまでついて来る必要あるか?」

 

めぐみん「いえ、ですが念の為に」

 

アクア「私はあのリッチーを信用してないから」

 

ダクネス「私はめぐみんと同じ理由」

 

俺達は今、ウィズが経営してる魔道具店に向かっている

 

事の発端は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨夜

 

 

アクア「な、何言ってるの、カズマは!」 

 

めぐみん「そうですよ!」

 

ダクネス「何をどう考えてそう言うのか、説明はあるんだろうな?」

 

カズマ「だってリッチーって、魔法を極めたやつがなれるんだろ?ならそのリッチーから魔法を学べばより強くなれるんじゃないかって、思ったわけ」

 

ウィズ「え、えっとその……わ、私は誰かにモノを教えたことがないので、うまく教えられるかどうか分からないので、それでも良ければ」

 

アクア「ちょっとリッチー!何アンタは承諾してるのよ!

ああ、そうだ私、言おうと思ってたんだけど、なんで浄化をこの街のプリースト、例えばこの私に任せないのよ!」

 

アクアの言葉を聞いてウィズは

 

ウィズ「その……この街のプリーストの方々は拝金主義者ばかりでして……、ここの共同墓地はお金がない人達を…土に埋めるだけの雑な埋葬をしてる場所なので、……未だに天に帰れない魂たちがいるので…」

 

すごく言いにくそうに答えてくれた

 

カズマ「……」ジー

 

アクア「わ、私は拝金主義者じゃないわよ!」

 

拝金主義者と聞いて俺はアクアの方をジット見てたらアクアが否定してきた

 

ウィズ「そ、それと私が来ると、お墓に眠っているゾンビ達が反応して起きてくるので、どうすればいいんでしょうか」

 

アクア「……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズマ「しかし、めんどくさがり屋のお前が自分からやるって、言い出した時は少し驚いたぞ」

 

アクア「迷える魂たちを天に帰すのは、私の役目でもあるからね」

 

めぐみん「アクアがプリーストらしいことすること自体、驚きでした」

 

アクア「めぐみんひどい!」

 

とまあ、俺達が歩きながら雑談していると

 

カズマ「ついたついた」

 

目的地のウィズ魔道具店についた

ちなみに前回ここに来たときの道ではなく、後でギルドに行って街の地図を見て、別の道からここまで来た

 

カズマ「最初に言っとくが、余計な真似するなよ。特にアクア」

 

アクア「分かってるわよ」

 

アクアの返事を聞いた俺は店の扉を開けた

 

カズマ「ウィズ、昨日言った通りきた(アクア)「さあ覚悟なさいリッチー!アンタをこの世からいだだだだだああああ!!」ガシ(アクアの頭を掴む音)

 

カズマ「おい駄女神…、俺は『余計な真似』するなって、言ったよなあ〜?」

 

めぐみん「ダクネス、カズマ絶対こうなるの分かってましたね」

 

ダクネス「あ、ああ…店の扉を開けた瞬間にあいた手を掴めるようにしてたからな」

 

ウィズ「い、いらっしゃいカズマさん」

 

店の奥から少し怯えた様子でウィズが出てきた

 

カズマ「大丈夫だ。お前がビビっている元凶は現在進行形で掴んでるから」メキメキメキ

 

アクア「痛い痛い痛い痛い痛い!ちょ、ごめんなさい!離して!」

 

俺がアクアを痛めつけてると店の奥から

 

黒猫「なーお」

 

俺とウィズが出会うきっかけを作った黒猫が来た

 

カズマ「お、また会っ(めぐみん)《ちょむすけ》!」

 

カズマ「え?」

 

アク・ダク・ウィ「「「え?」」」

 

めぐみんが黒猫に嬉しそうに駆け寄ると、黒猫もめぐみんに近づいて飛びついた

 

めぐみん「こんな所にいたんですか!ちょむすけ!」

 

そう言いながら黒猫を愛おしそうに抱き着く

 

カズマ「え、えっと、めぐみん、言いたい事はいろいろあるが、その猫はお前のか?」

 

めぐみん「は、はい!たまに私がどこかに行ってたことがありましたよね?その時はこの子を、探してたんです」

 

う〜ん、嘘を付いてる様には見えないし、ちょむすけって呼んで反応もして、めぐみんに飛びついてきた所を見るに本当なんだろうな 

 

それにしてもちょむすけって

 

アクア「ね、ねえ、この子雌なのよね?」

 

めぐみん「はい」

 

アクア「なのにちょむすけって名前は」

 

めぐみん「何か問題ありますか?」

 

いや問題しかねえだろ

 

ちょむすけって、名前に対してもそうだがなんで雌につけた

せめて雄につけろ

いや、それでも普通は付けないが

 

カズマ「ちなみにお前か?そいつに名前付けたのは?」

 

めぐみん「そうですが何か?」

 

カズマ「……」

 

俺は無言のまま黒猫……ちょむすけに近づいて

 

カズマ「お前、変な飼い主に名前つけられて苦労するな」

 

ちょむすけ「なーお」

 

頭をなでながら言うと、そうなんだよと、言わんばかりに鳴いた

 

めぐみん「おい、誰が変な飼い主なのか答えて貰おうじゃないか」

 

めぐみんが喧嘩腰になったが無視する

 

ウィズ「あ、もうご飯の時間だったの忘れてました」

 

そう言うとウィズは、店の奥に戻って行ったがすぐに戻ってきた

 

手にはちょむすけのご飯…魚を持っていてそれをちょむすけの前に置くと魚を食べ始めた

 

カズマ「あれ?そういえばウィズ、魚買えたって事は俺が来た後に何か売れたのか?」

 

俺がそう言うと、ウィズは最初にあった時のように

 

ウィズ「い、いえ、カズマさんが来た後も相変わらず何一つ売れませんでした」

 

恥ずかしそうに答えてきた

 

カズマ「お前俺がサンドイッチあげるまで固形物を口にしてないとか言ってたが……まさかだとは思うが、僅かな金を使ってちょむすけの餌を買ったのか?」

 

ウィズ「はい。私はリッチーですので、空腹による死はありませんので」

 

不死王とも言われるリッチーには

寿命と言う概念は存在せず、病気にもならず

何もなければそれこそ世界が滅ぶまで生き続けることが出来る存在

こいつの場合生きてるっていうのかどうかわからんが

 

ウィズ「ですが、元は人間ですので、空腹は感じます。」ク〜

 

ウィズが最後まで言うと、まるで待ってたかのようにウィズのお腹から音がなった

 

ウィズ「///」

 

ウィズが顔を赤くしてはずかしそうにしている

 

カズマ「なあ、自分も食べようとは考えなかったのか?」

 

ウィズ「わ、私はリッチーですので…食べなくても死なないですが……ちょむすけちゃんは食べないといけないので……だから……」

 

多分この場にいる奴らは思っただろうな

 

目の前にいる奴のどこがリッチーなのだろうかと

 

優しすぎるわ!

 

俺は後ろにいるダクネスの方を向くと

 

カズマ「ダクネス、金渡すから今から食べ物を買ってきてくれないか?なるべく量を多めのやつで」

 

ダクネス「わ、分かった。大至急買ってくる」

 

ウィズ「え……またですか。そんなとんでもないです。一度ならず二度も食べ物を恵んでいただくなって」

 

カズマ「いや受け取ってくれ、でないと俺達の良心が持たない」

 

ウィズ「う、ううう」

 

俺が言うのを聞いてウィズは項垂れながら床に膝を置いた





ウィズはまじで優しいくて
強くて
このすばに出てくるキャラクターで数少ない常識人だって思います。

最も店に置く魔道具はひどいですが。

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