このふたりの男女に祝福を! 作:スカイハーツ・D・キングダム
徘徊者どもが怖くて
初心者モードから進みません。
泣き女さんがトラウマです。
カズマ「アクアの番だ、取れ」
湖の浄化クエストが終わり、ギルドに戻る最中
オリの中で俺とアクアとめぐみんの3人でポーカーをしている
もう11回目に入っている
現在の戦績は俺の10勝0敗
ずっと俺が1位で、めぐみんが2位
運の悪いアクアはずっと最下位
アクア「こ、今度こそ」
アクアはそう言ってカードを2枚捨てて、山札から2枚ひいた
めぐみん「それじゃあいきますか」
めぐみんがそう言ったので俺とアクアは持ち手のカードを握り
カズ・アク・めぐ「「「勝負!」」」
アクア
スリーカード
めぐみん
フルハウス
カズマ
本日6回目のロイヤルストレートフラッシュ
めぐ・アク「「はあ!?」」
カズマ「よっしゃあまた俺の勝ち!」
めぐみん「またロイヤルストレートフラッシュですか!?」
アクア「あんたズルしてないでしょうね!?」
カズマ「残念ながらズルなんかしてねえよ。俺の運がいいだけの話だ」
運のステータスだけはパーティ1の俺はこういう運要素ものにはとにかく昔から強かった
余談だが、ジャンケンも負けたことが無かった
アクア「も、もう一回、もう一回やろう!」
負けた事が悔しいアクアは本日5回目のもう一回宣言をする
カズマ「ああいいよ。何度やっても俺が勝つがな」
ダクネス「いくら乗馬出来るのが私だけだからと言って、私抜きで楽しむなんてずるいぞ」
街に戻って来た辺りでダクネスが文句を言う
カズマ「悪い悪い。じゃあオリを返してクエストの報酬金をもらったら、ダクネスも一緒にやろうか」
仲間外れとかは嫌なんだな
こいつの性癖考えたらむしろ喜びそうなのに
そう考えながら俺はシャッフルをしようとした時だった
???「め、女神様!?女神様じゃないですか!?」
後ろから男の声がしたので振り返ると
盗賊風の格好をした女と戦士風の女を連れた男が駆け寄ってきた
カズマ「おい、お前を女神って言ってるがあいつは……」
アクア「ええ、カズマと同じ日本から私が転生させた転生者ね。確か名前は……」
御剣響夜「覚えていますか?僕です。御剣響夜(ミツルギキョウヤ)です。この魔剣グラムを授けられ、貴方に選ばれた勇者です」
カズマ「おい、お前に選ばれた勇者とか言ってるがアクア、そんなこと言ったのか?」(小声)
アクア「言ってないわ。事務的な事しか私は喋ってないから」(小声)
ミツルギ「あ、あの女神様は、なぜオリの中に入ってるのですか?」
カズマ「見て分からないか?今ポーカーをやってる最中なんだ。それと俺は佐藤和真、お前と同じ日本人だ。よろしく」
ミツルギ「あ、ああこちらこそ。そうじゃなくなんでオリの中に入ってる理由は」
アクア「出られないから」
ミツルギ「は?」
アクア「鍵なくして出られないから」
ミツルギ「そ、そうだったんですか。ちょっと待ってて下さい」
そう言うとミツルギはオリの鉄格子を掴むと、捻じ曲げやがった
多分魔剣の恩恵が関わっていると思うが
ミツルギ「所でアクア様はなぜ、地上にいるのですか?貴方は天界にいるはずなのですが」
説明するのが面倒だが、話した方が良いと思った俺とアクアはこれまでの事を話した
ミツルギ「はあ!?君は女神さまを特典として連れてきただけでなく、クエストでオリに閉じ込めて湖に沈めたのか!?何を考えてるんだ!?」
ミツルギが声を荒くして言ってきた
カズマ「まて、話聞いてたか?俺はこいつを特典として選んでないし、オリに入れるように言ったのは後ろにいる紅魔族だぞ!」
ミツルギ「あんな少女がそんなひどい事を考える訳ない!君があの子に罪を擦り付けてるだけだ!」
こいつは………思い込みがすごいと言うか、話を一方向しか見ないな
まあ、知らない奴がめぐみんを見ても、そんな考えをするとは思わないだろうな
俺嘘付いてねえのに
ミツルギ「あの、アクア様は今どこで寝てるんですか?」
アクア「え、えっと、皆と馬小屋に」
ミツルギ「!」
ミツルギが急に俺の胸ぐらを掴んできた
カズマ「……離してくれないか?」10%
ミツルギ「君は!アクア様をそんな所に寝泊まりさせてるのか!ふざけるのも大概にしろ!」
ダクネス「おい!カズマとは初対面だろ!手を離せ!」
めぐみん「礼儀知らずにもほどがありますよ!」
ダクネスとめぐみんがすごく苛立ってるなあ
ミツルギは二人を観察するような目を向けた
ミツルギ「クルセイダーにアークウィザード?パーティメンバーには恵まれてる様だな君は、それなら尚更許さないよ。君はアクア様や彼女達の様な優秀な人達を馬小屋に寝泊まりさせるなんて、恥ずかしくないのかい?それに君は最弱職の冒険者らしいじゃないか」
カズマ「……」45%
こいつマジで話聞いてたか?めぐみん達が離せって言ったのにまだ離さない
冒険者(弱)にした理由は面倒だから省いたが
ミツルギ「君達、今まで苦労をしたみたいだね。これからはソードマスターの僕のパーティーに来るといい。」
カズマ「……」60%
唐突なパーティ勧誘を始めるなこいつ
ミツルギ「高級な装備品も買い揃えるし、馬小屋なんかに泊まらせないから」
カズマ「……離してくれないか?」75%
条件はなかなか良いな
あいつらはどうするか
アク・めぐ・ダク「「「お断りする)」」」
ミツルギ「え?」
ダクネス「聞こえなかったか?断るって言ったんだ!」
めぐみん「勝手な事ばかりベラベラ喋って、イライラしますよ!」
まさか断られるとは思わなかったのかミツルギが動揺してる
カズマ「……最後の通告だ………離せ」90%
ミツルギ「くっ、君は彼女達に何をしぶっ!」
最後までミツルギが言う前に俺は
ミツルギの顔面を思いっきり殴った
このすば16巻読みました。
WEB版といろいろ内容が変わってましたね。
17巻はカズアクを期待してますお願いしますなつめ先生(懇願)。
次回
転生者対転生者