このふたりの男女に祝福を!   作:スカイハーツ・D・キングダム

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第24話 引っ越し先での心霊体験(その1)

 

めぐみん「うわ〜」

 

アクア「おっきいわね」

 

ダクネス「今日からここに住むのか。わたし達は」

 

カズマ「ああ、部屋はたくさんあるみたいだから、どこを自分の部屋にするのか、今の内に決めとけよな。ちなみに俺は事前に来て決めたから」

 

俺達は今、街から少し離れた所にある屋敷に来ている

 

ミツルギは俺に馬小屋に寝泊まりする事に対していろいろ言ってたが、冬も近づいて来ているなら

馬小屋での寝泊まりはきつくなるなと思った俺は、寝床を変えるべきだと思い、昨日一昨日の内にどこか家賃の安い物件でもいいから家を探した

 

え?何でそこは、宿じゃないかって?

宿一泊の値段は大体2500エリスだが、家賃の安い家は50000エリスはする

 

宿は20日で5万するが、家を借りれば1ヶ月で5万

 

なら家を借りた方が得するだろ

 

めぐみん「ですがカズマ、よくこんな屋敷を借りられましたね。家賃高くないですか?」

 

カズマ「ところが驚き、こんなでかい屋敷が月々たったの30000エリス」

 

ダクネス「さ!3万!?それはいくらなんでも安すぎないか!?」

 

めぐみん「まさかとは思いますが、中はかなりボロボロだから安いのではないですよね?」

 

カズマ「じゃあ中に入ってみろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋敷 室内

 

めぐみん「中はきれいですね」

 

ダクネス「特にこれといった汚れや壊れてる所はないな」

 

カズマ「だろ?これなら文句はないだろ?」

 

めぐみん「なら尚更ここの家賃が安すぎる訳が気になるのですが」

 

カズマ「ああそれは(アクア)「この屋敷には幽霊が住み着いてるからね?カズマ」……ああ」

 

めぐ・ダク「「幽霊?」」

 

そう、それがこの屋敷の家賃が安い理由

 

元々はとある貴族の別荘だったらしい

けどなぜか、この屋敷を手放したそうだ

 

その手放した屋敷は、いつの間にかアクセルの不動産の手に渡ったが、売りに出そうとしたところに、悪霊騒ぎが起きた

 

最初はとにかく売れるようにどんどん屋敷の買い取り料を安くしていったが、誰も買ってくれないため、格安で、屋敷を借りれるようにしたらしい

 

カズマ「けどよくここに、幽霊が住み着いてるって、分かったなアクア」

 

アクア「ここに来たときから、何かの視線を感じたり、幽霊特有の存在感を感じたもの」

 

カズマ「さすがはアークプリースト(女神)だな。ちなみにここに住み着いてる幽霊は、昔この屋敷で死んだ、体の弱い女の子だ」

 

この屋敷を借りる際に、不動産のオーナーに言われた事を皆に話す

 

アクア「ここに来た時に私霊視をしたけど、それによると、この屋敷に住んでた貴族が、メイドに遊び半分で手を出して子供ができて、その子供を幽閉してたみたいね。名前はアンナ=フィランテ=エステロイド。カズマがさっき言ってた女の子の幽霊ね。やがて元々体の弱かった貴族は病死、母親のメイドも同じように病死。………そして一人残されたアンナも若くして父親と同じ病にかかって、一人寂しく死んでいったのね」

 

淡々と話していたアクアだったが、最後の所で少し寂しそうに言った

 

めぐみん「ちょっと待ってください!つまりここって、事故物件ってことですか?」

 

カズマ「まあ……一言で言えば事故物件だな。後ここに幽霊が住み着いてるのは本当だぞ。その証拠に俺、事前に見に来た時部屋に入ったら、椅子とか食器類が宙を浮いてるっていう光景を見たから。面白かったからそのまま10分位眺めてたわ」

 

めぐみん「この男何しれっと、心霊体験してるんですか!それに幽霊がいるのになぜここを選んだんですか!?」

 

カズマ「安かったから」

 

めぐみん「安かったから、じゃないですよ!!もう。幽霊いるのにここに住むってどんな神経してるんですか!!」

 

カズマ「正直俺は住めればどこでも良かったからな。それこそ小屋でもどこでも。逆に考えてみろ。心霊現象を目にする機会なんて滅多にないからこの機会にって考えろ」

 

めぐみん「考えられません!本当何考えているんですか!?」

 

ダクネス「私はここに住むことには異論はないが、アクアは?」

 

アクア「私も異論はないけど……ねえめぐみん、あなたさっきから必死だけど……もしかして……幽霊が怖いの?」

 

めぐみん「!?」ビクッ!

 

アクアの言ったことに強く反応をするめぐみん

 

図星だなあれは

 

めぐみん「ななななな何を言ってるんですかアクアは、わわわ私に、ここここ怖いものはああああるはずは、なななな無いに、ききき決まってるじじじじゃないですかかか」

 

滅茶苦茶同様してるな

 

カズマ「……今日は鍵かけて寝るか」

 

めぐみん「なッ!?」

 

カズマ「何を驚いてるんだめぐみん。まさかとは思うが、夜中に俺の部屋に来て一緒に寝ようとは考えてないよなあ?」

 

俺の言ったことにめぐみんの顔色が悪くなった

 

おそらく夜になって俺の部屋に避難しにくるつもりだったんだろうな

 

カズマ「そんなに怖いなら、しばらくダクネスかアクアのどちらかと寝ればいいだろ」

 

こうして俺達はそれぞれ自分の部屋を決め、荷物を置いて、風呂に入り晩飯を食べ、部屋に行き就寝した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜に事件が起こることも知らずに





カズアク好きが集まるTwitterに
『紅伝説はカズアク要素がある』
って書き込みがあって
尚更見たいと思ったのに
地元では公開されてないです。
………他県に引っ越したい
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