このふたりの男女に祝福を!   作:スカイハーツ・D・キングダム

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第31話 デュラハン討伐戦《後編》

カズマ「ぐっ!!」

 

黒いオーラを受けた瞬間

心臓を強く掴まれた感覚に襲われた

 

カズマ「かっ……ラ……ライ……ト……ニ……ン……グ……」

 

俺は準備期間中にウィズから教わった中級魔法であるライトニングを空中に撃ち

 

 

ドサ

 

 

地面に倒れた

       ....

頼む、うまくに当たってくれよ

 

 

 

 

ダクネスSide

 

 

 

アク・めぐ「「カズマ!!」」

 

そ、そんな、カズマが

 

 

ベルディア「フハハハハハ!!やっと殺せたな。プリーストには当たらなかったがまあいい。後は直接首を切り落としてやろう」

 

ダクネス「貴様!!」

 

私はベルディアに斬りかかる

 

だが

 

 

ベルディア「なんだ貴様?さっきから当たらないじゃないか?ふざけているのか!!」

 

くッ!そうだった

私は両手剣スキル取ってないんだった

 

何やっているんだ私は

こんな時まで自分の性癖を優先してる場合じゃないだろうが!!

 

私はすぐにカードを取り出し、両手剣スキルを習得する

 

そしてベルディアと剣をぶつけ合う

 

ベルディア「ほお、力は相当なものだったんだな。だが!!」

 

ベルディアは大きく力を込め、剣ごと私を弾くと

 

ベルディア「……終わりだ…」

 

私を斬った

 

ダクネス「グハァッ!」

 

ベルディア「さて、今度こそ、うん?」

 

ダクネス「ま、まだだ!!」

 

私は気絶しそうになる事も我慢してベルディアの足を掴む

 

ベルディア「俺の一撃をまともに受けて、死なないだけでなく意識を保つとは、中々将来性を感じられるな」

 

ダクネス「さ…さ…せる…か」

 

ベルディア「よかろう。まずは貴様から斬ってやろう」

 

こ…ここまで…か

 

カズマ……これまで多くのパーティーに入っても、私の性癖と両手剣スキルを習得してない理由で追い出された私を唯一受け入れてくれたパーティーのリーダー

私が両手剣スキルを習得しない理由を言っても、苦い顔はしても追い出さなかった

 

こんなことならもっと早くに両手剣スキルを習得するべきだった

 

もしかしたら、カズマが死ななかったのかも知れない

 

 

カズマ……今更だが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すまなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ドゴオオオオオン」

 

 

 

ベルディア「む!?」

 

な、何だ

 

今のは

 

私は音のしたほうを見るとそこには

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズマ「ッッッッッッ!!やっぱ、体に結構くるな」

 

ダクネス「え!?」

 

そこには

ベルディアの死の宣告をくらい

死んだはずのカズマだった

 

アク・めぐ・ダク「「「カズマ!!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとか

 

なんとかうまく雷が当たってくれたな

 

ベルディア「な、なぜだ!なぜ貴様は生きている!!」

 

ベルディアがまた驚いている

目が化物を見るような目をしている

 

二度も死んだと思っていた奴が生きていたなら俺をゾンビか何かのたぐいかと思うだろうな

 

カズマ「……心肺停止……それがお前の死の宣告をくらって起こることだ」

 

準備期間中

調べものを頼んでおいためぐみんからは、ある資料を見せてもらった

 

それは過去に、ベルディアに関する事が書かれていたものだ

 

死の宣告と言うから

どこぞの名前を書いたら死ぬノートみたいなものかと思っていたが

死の宣告による死はあまりにもシンプルなものだった

 

心肺停止……つまり心臓と呼吸が止める事

 

それが死の宣告による死に方だ

 

俺がいた地球には

心肺停止したら心臓マッサージや、心肺蘇生

とにかく心臓にショックを与える事をして助かる事がある

 

しかしこの異世界では

魔法が進んでいるせいか

医療関係は、地球より数段劣っている

よって心肺停止の対処方がまだ分かっていない

 

俺の場合は、心臓に電気

つまりさっき空中に撃ったライトニングがうまく命中してくれたおかげだ

 

本当ならめぐみん達にも言うべきだと思ってはいたが

 

初めてだし、うまくいくかどうかわからない事だったから言わない事にした

 

ベルディア「ま、まさか!さっきの雷の魔法が!!」

 

ダクネス「カ、カズマ!!復活してくれたのは嬉しいが、また死の宣告がかけられたら!!」

 

カズマ「大丈夫だダクネス。アイツはもう死の宣告を使えない」

 

ダクネス「え?」

 

ベルディア「な!?」

 

カズマ「お前、一日に使える死の宣告の回数とかけられる人数に限りがあるだろ」

 

めぐみんの持ってきた資料によると

過去にベルディアが戦場に出て、死の宣告を使った回数は最大で2回

そしてその2回のうちにかけた人数は最大で7人

理由はもっとかけることができるならそれこそ、戦場にいる敵100人でも200人でもかけているはずだ

 

でなきゃ

わざわざ自分で敵を斬り殺す必要なんて無いだろ

 

 

そして

 

 

カズマ「死の宣告を、その場に居る者の中で強い者にかけることで、戦意喪失させた所を狩り取るのがお前が戦場でやる戦い方。ただここは駆け出しの街。自分にとって驚異となる者は居ないと思い、適当に使っても問題ないだろうと考えたんだろうが、それが仇になったな。さすがに二度目の死の宣告の対処はできるとは思えんしな」

 

ベルディア「それがどうした!!ならば俺がお前を斬り殺せばいいだ(カズマ)「『クリエイトウォーター』!」

 

俺はベルディアが話してる最中に

水魔法をぶつけようとした

 

ベルディア「うわっぷ!!」

 

だがかわされた

 

カズマ「……水……弱点なんだろ?」

 

ウィズの店で考えてた地球で見たデュラハンに関する情報で思い出したことがあった

 

デュラハンとは

アイルランドで伝わった

首の無い男の妖精で、死を宣告する存在

コシュタ・パワーという名の首無し馬に乗って、近いうちに死ぬ者の側に現れるという

 

また姿を見られるのを極端に嫌う為

見た者の目を潰すという

 

だが、コシュタ・パワーは水の上を渡ることが出来ないため、川を渡ればデュラハンから逃げ切れるという

 

その伝承が伝わり、デュラハンは水が苦手?と伝わったらしい

 

正直その伝承が本当なのかどうか分からなかったが

 

過去の資料では、魔王軍幹部が攻めてくる時の天候はたとえ、雨だろうが嵐だろうがお構いなしだと言うのに対し、ベルディアが攻めるときは雨が降って来ない時のみ

 

そしてさっき俺が放ったクリエイトウォーターを大げさに避けた所を見るに

 

あの伝承は本当だったという事だ

 

ベルディア「お、俺の弱点を知った所で、貴様ら駆け出しの魔法など皆避けきってやるわ!!」

 

カズマ「よーし、自分で弱点認めたな。アクア!!頼むぞ!!」

 

アクア「もう準備出来てるわ!!」

 

ここに来る前

 

ベルディアの弱点に関することを

アクアにだけ話した

 

そしてこう言った

 

カズマ「お前水の女神だから水魔法使えるよな。もし、奴の弱点が本当に水なら思いっきりやってくれよな!!」

 

辺りの空気が震えている

これはめぐみんが爆裂魔法を撃つ時と似ている

 

アクア「『セイクリッド・クリエイトウォーター』!」

 

ここまでは俺の計画通りだ

 

 

 

 

 

だが一つだけ

誤算があった

 

それは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アクアの思いっきりの水魔法は

 

洪水クラスだった事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズマ「あ…あんの野郎!!思いっきりとは言ったが、限度ってものがあるだろうが!!」

 

よく見ると周りの冒険者達が倒れている

 

味方までやってどうするんだ!!

 

ベルディア「き、貴様は本当に人間か!?ここまでやる奴が人間なわけあるか!!」

 

ベルディアはまだ生きているが、今ので大ダメージは与えられたのか、かなり疲労している様子だ

 

カズマ「じゃあもう、終わりにしようか!!」

 

俺はベルディアに向かって走り出した

 

ベルディア「小癪な、冒険者が!!」

 

ベルディアが大剣を振るうが

 

 

カズマ「失礼♪」

 

地面はさっきのアクアの魔法の影響で、泥濘んでいた為、それを利用してスライディングをしてベルディアの大剣を避けつつ、ベルディアの股の間を抜く 

 

ベルディア「うおッ!!」

 

剣を振りかぶった事で足元の泥に滑り、バランスが崩れ

よろめき

 

カズマ「これで、おしまいだ!!」

 

ベルディアの背後からベルディアの首を蹴り飛ばした

 

ベルディア「ぐおッ!!」

 

そして蹴り飛ばした先には

 

カズマ「アクア!やれ!!」

 

アクア「ええ!任せて!!」

 

アクアがそういうとベルディアの首に片手を向け

 

アクア「『セイクリッド・ターンアンデッド』!!」

 

ベルディア「ぐわああああああああ!!こっ!この俺が!!こんな…ところ……で……!!」

 

アクアの浄化魔法をまともにくらい、ベルディアの頭は白い光に包まれ、それに続くように身体の方も光に包まれていき

 

 

 

 

 

 

 

消えていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日

人類の悲願を達成する大きな一歩を前進した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冒険者1「や、やったぞ!!!」

 

冒険者2「お、俺達は!!勝ったぞ!!」

 

ウィザード「い、生き残った!!私、幹部と戦って、生き残ったわ!!」

 

周りからは、歓喜の声があがる

 

ダクネス「やったなカズマ!!」

 

めぐみん「ええ!!私達は勝ったんですよ!!」

 

俺の仲間達も、勝利に喜びの声をあげる

 

アクア「カズマ!!」

 

俺は声のする方を向くと

 

アクア「やったわ!!私達、魔王討伐に一歩前進したんだわ!!」

 

アクアが喜びの声をあげて俺達の方に走って来る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アクア「宴会よ!!とにかく今日は宴か「カチ」」

 

 

 

 

 

 

「ドオォォォォォォォンンンンンン」

 

 

 

 

 

 

 

アクア「あああああああああああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズマ「あ、そっちにも仕掛けてたの忘れてたわ」





アンデッドナイトとベルディアを討伐したことでレベルアップ

カズマ
レベル14→21

アクア
レベル7→20





ボツ案

アクアが地雷踏んだ後


カズマ「アクア!!」

俺は仕掛けていた爆発ポーションの地雷を踏んだアクアの所に向かう

アクアが踏んだ所は、爆発によって穴が出来ており
中でアクアが倒れている

カズマ「ぶふっ!!」

人が爆発に巻き込まれたのに笑うのは不謹慎なんだが
これは笑わずにいられない

アクアの倒れ方は右足を少し曲げ、右手を後ろに
左腕を曲げ、左人差し指が前をさしている

そう
日本で有名な某団長の死亡した際のポーズをしている

アクア「わ…私は……止まらないから………あんた……達が……とま……らない……かぎ…り……そ…その…先…に……私は…い…る」

アクアも知っているのか!流石は日本担当の女神だ

ていうかそのポーズ狙ってないよな
わざわざそのポーズをする為に地雷を踏んだんだと言うんだったらその芸人魂はすごいと思う

来るか来るか
あの有名なセリフ















アクア「だ…から………止まるんじゃないわよ」

カズマ「団ちょうおおおおおお!!」











めぐみん「さっきからあの二人は何をしているんでしょう」(困惑)

ダクネス「さ、さあ」(困惑)
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