このふたりの男女に祝福を! 作:スカイハーツ・D・キングダム
めぐみん「カズマまだ持ってたんですか!?」
カズマ「こんなこともあろうかと、残してた分があったからな」
ダクネス「だがそれでも奴は倒せないぞ」
カズマ「分かってる。これは時間稼ぎの為のやつだ。見ろ」
俺が冬将軍の方を見ると、冬将軍は体の一部を崩しており、再生しようとしている
カズマ「再生をしている今がチャンスだ!行くぞ!」
アクア「あっ、待って!」
俺達は雪原地帯を駆け抜けている
ダクネス「はあはあはあ、ま、まだ追ってくるか!」
カズマ「う〜ん、一応こうなる事までは考えてたが、再生と追いかけの速さは誤算だったな」
めぐみん「言ってる場合ですか!!」
後ろから雪の上を滑るように冬将軍が追いかけて来ている
と
冬将軍が滑りながら刀を構えると
斬撃を飛ばしてきた
カズマ「うわ!っ、斬撃飛ばしなんてやってくるのかあいつは」
アクア「このままだと私達皆切られちゃうわ!」
カズマ「ああ、そうだなっ!」
また斬撃が飛んできたので俺は避けた
カズマ「あいつ、さっきから俺を狙ってきてないか!?」
めぐみん「それはカズマが最も多く雪精を狩ったからじゃないですか?」
カズマ「だとしたら最悪だなクソが!」
このままだと皆切り殺されるな
かくなるうえは
カズマ「お前ら!よく聞け。今から別れるぞ!俺が冬将軍を相手してる間に、逃げろ!」
めぐみん「え!?な、何言っているのですか!カズマは!」
カズマ「大丈夫だ。俺は簡単にはくたばらない」
ダクネス「いや!そういう事ではないだろ!?」
アクア「待って!思い直して!」
カズマ「行けお前ら!!『ファイアボール』!」
俺はめぐみん達を押し出したあと
冬将軍に向かって炎の魔法をあてた
雪には炎だろうが、こいつ相手だと中級程度の魔法は、あまり効果は無いだろうが、俺に注意を向ける
カズマ「こっちに向いたか!」
俺は林の中に逃げ込んだ
カズマ「はあはあはあッ!?」
また斬撃が飛んできて避けた
まずいな、そろそろ体力的にも限界だ
そろそろどこかでリタイヤしたいところだ
と、思っていた俺だが足を止める
止めた理由は、ここから先は崖
これ以上先に進めば下に落ちてしまう
引き返すかと思って振りかけると
冬将軍が刀を握ってスタンバっている
かなり大ピンチな状況だ
後ろは崖
前には冬将軍
積んだな
カズマ「………仕方ないな」
こうなったらあの手で行くしかないな
けど
カズマ「このままやられっぱなしなのは嫌だから」
右手から炎を出して
カズマ「最後の悪あがきはさせてもらうぜ」
めぐみん「はあはあはあ、だいぶ離れましたね」
ダクネス「ああ、ここまでくれば安心だな」
私達は雪原地帯を抜けて草原地帯に来ている
このまま行けば街につける
カズマは逃げれたのだろうか
それとも
アクア「けどカズマさんが!やっぱり私行くわ!」
ダクネス「あ、まてアクア」
アクア「やめて!止めないで!」
ダクネス「止めるつもりはない。私もいく」
めぐみん「なら私も行きます」
正直今行くのは得策ではないかもしれませんが
こうなったらカズマが逃げ切っている事を信じて行くしかないです
そう思っていると
アクア「あ、あれ?何か、地面が動いてないかしら?」
ダクネス「あ、ああ」
めぐみん「!?ま、まさか」
そういえばこの草原地帯には
ジャイアントトードがいるのを忘れてました
アク・めぐ・ダク「「「ああああああああ!!!」」」
こ、こんな時にですか!?
最悪です。鎧を来ているダクネスはともかく、魔法を使えない私と攻撃手段が物理攻撃しかない私達では不利
めぐみん「あ、アワワワワ!」
ダクネス「くっ!かかってこい!!私の仲間には、一切手出しはさせない!」
ダクネスがクルセイダーみたいな事を言っています
ああ、クルセイダーでした
そうダクネスが言って身構えてると
???「『ライト・オブ・セイバー』!」
雪原に透き通った声が響き渡った
どこかで聞いたことのある声がしました
それと同時に私達に襲いかかってきたカエルの胴体が光の輪によって真っ二つに分かれていった
???「大丈夫?めぐみん」
めぐみん「あ、貴方は」
私が助けてくれた声の主の名前を言おうとした時
アクア「!?め、めぐみん!ダクネス!あれ見て!」
アクアがそう言って雪原地帯にある林の方に指を指した
そこから炎の魔法が飛んできた
アクア「あ、あそこにカズマがいるんだわ!」
ダクネス「い、急ごう」
めぐみん「わ、分かりました」
そう言って私達は走り出した
???「え!?私は!?」