このふたりの男女に祝福を!   作:スカイハーツ・D・キングダム

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今回は結構短いです。


第37話 他から見たウチのパーティ《前編》

ダスト「おい、それでどうなんだよ!上級職が揃ったパーティにいながらもう少しマシな仕事に挑戦出来ねえのかよ、最弱職さんよ?」

 

冬将軍に殺されかけて数日

俺はまだ激しい運動は控えるようにアクアに言われ、とにかく簡単な依頼でも受けようとしていた矢先、俺とアクアが土木工事のバイトをしていた時に絡んできたチンピラ、ダストボックスだかゴミ箱みたいな名前の奴がまた絡んできた

 

そしてまた酔っている

 

カズマ「……」

 

正直この手の奴は無視するのがいいとは思うが俺自身、こいつの態度と言動にイラついてきている

 

ダスト「なあおい、どうなんだよ、あんなきれいな姉ちゃん達にいい思いしてもらってるんだろ?上級職におんぶに抱っこで楽なんだろ?変わってくれよな、俺ならもっと上手くやるからよ」

 

今の発言にはかなり思うところが感じられた

 

・・・

この俺よりもだと…

 

カズマ「寝言は寝て言え、この酔っぱらいの三下チンピラが」

 

ダスト「ああッ!今なんて言いやがった!やんのかこの最弱職が!」

 

そう言ってこのチンピラは俺に拳を叩き込んできた

 

カズマ「…ッ!」

 

俺は近くにあったジョッキをチンピラの拳に向け、チンピラの拳はジョッキの中に入り、素早く拳の入ったジョッキをチンピラの背中に向けて曲げて  

 

俺はチンピラの首に剣を当てた

 

カズマ「……病み上がりとはいえ…お前程度のチンピラの相手をする程の力はあるんだよ…ましてや酔っぱらって本調子じゃねえ奴にはなおさら負けねえよ……」

 

ダスト「ッ!」

 

アク・めぐ・ダク「「「ストップストップストップ!!」」」

???「「「待て待て待て!!」」」

 

急に横からアクア達と知らない奴らに止められた

多分このチンピラの仲間だろうな

 

めぐみん「少し目を離している間に何やってるんですか!?」

 

???「ダスト!また酔っ払って他の冒険者に喧嘩売ったでしょ!!」

 

???「すまない。ウチのクズが迷惑をかけた」

 

???「悪い!こいつ酔っ払うとすぐに周りにちょっかいかけちまうんだよ」

 

とこのチンピラの仲間の、青マントを羽織っているポニーテールの女がチンピラを叱り、装甲鎧を着込んだ男と弓を背負った男が俺に謝ってきた

 

俺としてはチンピラの謝罪が欲しいが、ここでいい考えが浮かんだ

 

こいつはさっき言ったな

 

・・・・・・・・・・・

俺ならもっと上手くやる 

 

そう言ったな

 

だったら見せてもらおうか

 

カズマ「よーし、それならそこのチンピラ、何だったか?ゴミクズだったか?名前は」

 

ダスト「ダストだ!」

 

カズマ「じゃあお望みどおり、変わってやるよ」

 

ダスト「え?」

 

カズマ「え?じゃないだろ、お前が言ったんだろ。変わってくれないかって。だから俺のパーティとお前のパーティを交換だ」

 

もうこのまま勢いで話してやろう

拒否する暇もなくな

 

アクア「え、えっと、私達の意見は?」

 

カズマ「悪いがお前達の意見は求めない。そしてお前達には今日一日こいつをリーダーとして扱ってくれ。こいつの指示に従って動いてくれ」

 

ダクネス「な、なぜこんな事になったんだ…」

 

こうして俺のパーティとチンピラことダストのパーティは交代することになった

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