このふたりの男女に祝福を!   作:スカイハーツ・D・キングダム

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第38話 他から見たウチのパーティ《中編》

 

カズマ「さて、そろそろ行くか」

 

ダストとのパーティ交換をやって少し時間が経過した

 

リーン「カズマ、行くってどこに行くの?」

 

俺とダストが争っていた時にダストを叱っていた青マントの女 リーンはギルドから出ようとした俺に聞いてきた

 

カズマ「ダストがウチの連れとクエストに行っただろ。あいつがウチのパーティメンバーをどう動かすのか見に行く所だ」

 

テイラー「確かに、あいつが人に指示なんて出来るか気になるな」

 

キース「ならさ、俺達も行かないか?俺達も付いていっていいか?」

 

と、ダストのパーティのリーダー テイラーと

 

弓を背負った男 キースが続けて言ってきた

 

ちなみに上から職業は

 

ウィザード

クルセイダー

アーチャー

 

カズマ「お前らも来るのか…なら問題ないな。潜伏スキルを持っているから多勢でもバレることはないな」

 

テイラー「カズマ、お前潜伏スキルなんて持ってるんだな。確かにそれならある程度近づいてもバレる事はないな」

 

キース「あいつらが請けた依頼は『ゴブリン討伐』だったな。山の中なら潜伏スキルが最大限に発揮出来な」

 

リーン「じゃあ速く行こう!今だったら直ぐに追いつけるわ」

 

こうして俺達はダスト達を追いかけに行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズマ「で…ウチのパーティメンバーの戦いを見た感想は?」

 

テイ・キー・リー「「「これはひどい」」」

 

隠れてダストとアクア達の戦闘を見ていたテイラー達はその戦いぶりを見て驚いていた

悪い意味で

 

現状は森の中にあるゴブリンの住処にダスト達が戦っているが見るに堪えない現状だ

 

まずめぐみんは地面にうつ伏せになっている

 

ここに来る前に何を思ったのか何もない所に向かって爆裂魔法を撃って魔力切れを起こしている

 

大方めぐみんが爆裂魔法を撃てるとか言ってダストが見てみたいって言い、言われたとおり撃ったんだろうな

 

普段のあいつならここで撃つべきではない事くらい分かるはずなんだが

俺がダストの言う事を聞けと言ったことを忠実に守った結果なんだろうか

 

テイラー「な、なあ…ダクネスは俺と同じクルセイダー何だよなあ?なのになんでゴブリン相手に苦戦してるんだ?

 

テイラーがゴブリン相手に苦戦しているダクネスに疑問を抱いたようだ

 

カズマ「苦戦してる原因は攻撃が当たらないからだ。あいつ両手剣スキル習得しているのに不器用すぎて命中率がひどすぎるんだよ。不器用すぎてせっかくの筋力を活かしきれない結果になってるわけだ」

 

テイラー「え、ええ…」

 

まあそれもあるが実際ダクネスのヤツ、ゴブリンの攻撃をうけて楽しんでるな

まああいつの本性を知ってる奴以外は苦戦している様に見えるみたいだ

 

かろうじてアクアはぎりぎり戦えてるな

自分に支援魔法を掛けてゴブリンの攻撃を避けてダストが倒したゴブリンの武器を拾って戦ってるが、あいつはああいうことをそんなにしないせいかあまり優勢ではないな

 

そしてこいつらの1日リーダーのダストはと言うと

 

ダスト「ああ!クソ!」

 

片手剣を握ってゴブリン共に斬り掛かっているが、ゴブリンの数が多く、劣勢に追い込まれている

 

キース「ど、どうするか?」

 

リーン「えっと、助けに行った方がいいんじゃないかなあ?」

 

テイラー「えっと、どうしょうかカズマ?」

 

と、このパーティではリーダーの役割のはずのテイラーが俺に聞いてきた

 

こいつらからしたらダストはともかくウチのパーティメンバーは助けたいと思っている様だ

 

カズマ「……このまま何もしない」

 

テイ・リー・キー「「「はい?」」」

 

俺が予想外な事を言ったからかこいつ等は驚いている

 

カズマ「元々こうなる事も考えていたし、俺としてはもう少しあいつが苦しんでいる所を見たいとさえ思っている…」

 

これまで散々因縁吹っかけてきたあいつには苛立ちしか感じねえしな

 

テイラー「だ、だがお前の仲間は、やばくないか!?」

 

テイラーの言うとおり、このまま放って置くのも駄目だが……

 

めぐみん「ああ!!ダクネスが!!」

 

ダクネス「クッ!結構追い詰められてるな!!これは痛みを楽しむ余裕が!!」

 

ダスト「お前は何言ってんだ!!つうか攻撃ちっとも当たってねえじゃねえか!!」

 

アクア「ああ!!も、もう駄目ええぇぇ!!助けて!!カズマさああああん!!」

 

カズマ「……はあ…」

 

あ〜あ、もう少しダストが苦しんでるとこ見たかったが

 

カズマ「しかたないか…おい、テイラー、キース、リーン。悪いが、俺の援護お願いするぞ。それと4秒後に目を瞑れ」

 

テイラー「あ、ちょ、カズマ!」

 

俺は草むらから飛び出すと

 

カズマ「『フラッシュ』!」

 

閃光魔法を放って辺りに強い明かりを飛ばす

 

ダスト「ぐわ!」

 

ダクネス「うっ!」

 

めぐみん「きっ!」

 

アクア「ああ!!目が!目が!」

 

……先に目を瞑る様に言うべきだったか  

 

だがこの光で周りにいるゴブリンは目をやられて動けないでいる

 

カズマ「はあっ!」

 

次から次へとゴブリンを斬り殺す

 

めぐみん「そ、その声はカズマですか!!」

 

ダクネス「き、来てくれたのか!!」

 

アクア「え!カ、カズマ!?ど、どこにいるの!?」

 

まだあいつらは目をやられていて、目を開けられないな

 

カズマ「!」

 

と横から1匹のゴブリンがダストに殴りかかってきた

 

さっきの閃光魔法で目をやられなかったやつか

 

リーン「『ライトニング』!」

 

と、後ろから雷が飛んできてダストを襲ったゴブリンに直撃した

 

キース「『狙撃』!」

 

更に矢が飛んできて、周りにいるゴブリンに命中した

 

ダスト「その声はリーン!それにキースか!お前らが居るってことは!」 

 

テイラー「当然、俺も来てるぞ」

 

さて、この場で戦える奴は、魔力切れのめぐみんを除いて7人か

 

カズマ「さっさと片付けるぞ!!」

 

テイラー「おう!!お前ら!カズマに続け!!」

 

なんか俺がリーダーみたいな流れになったが俺達はゴブリンの群れと戦った

 

 

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