このふたりの男女に祝福を!   作:スカイハーツ・D・キングダム

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第40話 護衛の悲劇《前編》

ガタゴトガタゴトガタゴト

 

馬車の揺れる音を聞きながら、俺は外を眺めていた

 

アクア「えっと、ここに置けば…次の私のターンで」

 

めぐみん「はい、チェックメイトです」

 

アクア「ああああ!!」

 

ダクネス「こら、騒ぐなお前達。一応私達は依頼を請けてるのだぞ。遊ぶな」

 

アクア「だあ〜って、何も起きなくて暇なんですけど〜」

 

ダクネス「ならせめてもう少し静かに遊べ」

 

馬車の中ではアクア達が騒いでいる

 

うるっさいな

 

今回俺達は、ギルドの依頼で温泉の町ドリスに向かう商隊と旅行者の護衛をやる事にした

俺達の乗っている馬車は荒野の中を進んでいる

ドリスに着くのは明日の朝頃だとさっき依頼主の商隊のリーダーが言っていた

何事もなくドリスに着いたとしても依頼料は貰えるから何も無いほうが楽で済むんだが、このパーティが依頼を請けて何も無かったこと事態ほぼ無かったから一応警戒はする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズマ「なあ、あれなんだ?」

 

しばらく景色を眺めていた俺だったが、俺の見ていた方向から土煙が向かって来ている

そして、遠くのものを見ることができるアーチャーのスキル《千里眼》を使ってよく見ると何か、ダチョウのような見た目の鳥類系の生き物が走ってきていた

 

商隊リーダー「なに?ここらで土煙を上げて移動する生き物と言ったら《リザードランナー》もしくは《走り鷹鳶》のどちらかでしょうか」

 

多分後半のヤツだろうけどなんだそのくだらないダジャレみたいな名前は

 

カズマ「……」

 

商隊リーダー「おっと、そんな顔しないでくださいよ。走り鷹鳶の名前は私が付けたわけじゃないんですから。走り鷹鳶は鷹と鳶の異種間交配の末に生まれたモンスターですよ。鳥のくせに飛べない代わりにとんでもない脚力を持っていて、高速で走り回り獲物をそのままジャンプで追いかけてくる危険なモンスターです。けどまあ大丈夫ですよ。今の時期、連中の繁殖期の季節なんで求愛行動しているので襲ってくることはありませんよ」

 

カズマ「求愛行動って?」

 

商隊リーダー「いわゆるチキンレースってやつですよ。繁殖期の鳥達は、メスの気を引くために、オス同士で勇敢さを競い合うんですよ。その方法とは、激突すると大惨事になりそうなくらい硬い物にかっ飛んでいき、ギリギリで回避するという変わった求愛行動です。連中は本能で硬い物を探し当て突っ込んでいきますよ。もし硬いものが複数あっても優先的に特に硬い物を狙います」

 

カズマ「なるほど、それでチキンレースか……」

 

本当に変わった求愛行動だな

 

多分これでいくらか死ぬんだろうが本能で動いているからどうする事も出来ないだろうな

なんか可愛そうに思えてくるな

 

カズマ「……!」

 

俺は改めて千里眼スキルを発動して走り鷹鳶を見ると

 

―――こっちに近づいて来やがる

 

カズマ「お、おい。なんかこっちに来てるぞ」

 

商隊リーダー「え?あ、ああ!!あれは間違いなく走り鷹鳶です!あ、」

 

カズマ「どうかしたか?」

 

商隊リーダー「そういえば後ろの馬車に商売用の鉱石がありました。もしかしてそれを…」

 

カズマ「おいお前ら!仕事だ!降りろ!」

 

俺は急いでめぐみん達に声をかけて馬車を降りて走り鷹鳶を見た

 

走り鷹鳶は後2分程でこっちに激突する

 

カズマ「とりあえず鉱石をどこか離れた場所……」

 

俺はそこで絶句した

 

なぜ走り鷹鳶がこっちに向かって来ているのか真の理由を理解したからだ

 

千里眼スキルで改めて走り鷹鳶を見た

 

俺の左には鉱石を持った商隊リーダーがいる

先頭を走っている走り鷹鳶は鉱石を持っている商隊リーダーのいる方ではなく、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の右に立っているダクネスの方に走っている

 

カズマ「(おまえかああああああ!!!)」




カズマ「……」

この青カズマ「……」

ソラ「……」

大トロ「……あの…なんか言ってください」

ソラ「なあ、前回の投稿〔この素晴らしい世界で青春を!〕からいくつ間が空いた?」

大トロ「え、えっと……10日です」

カズマ「なら次の質問だ。この10日間小説の執筆ではなく何をしていた」

大トロ「な、何もしてません」(ジャキーン)キーブレードを出した音

ソラ「もう一度だけ言う、何をしていた?(青筋を浮かべている)」

大トロ「……キ、キングダムハーツ3リマインドをやってました。それで遅れました申し訳ございません」

カズマ「最初からそう言え」

この青カズマ「そうすれば俺達だってここまで怒らなかったのによ」

大トロ「じ、次回の投稿はなるべく一週間以内にやりますのでお許しください」

ソラ「とまあ、こんなに謝っているからキーブレードで殴るのは勘弁するか……所でそのリマインドでは何回俺死んだ?」

大トロ「5、50回以上ほど」

ソラ「なら50回以上ボコるか」

大トロ「理不じブフッ!」
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