このふたりの男女に祝福を!   作:スカイハーツ・D・キングダム

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最近フォートナイトにハマってます。

よく中央の島に行ってエージェント達と交戦してます。

まあ大体返り討ちにあいますが…


第48話 不死王と悪魔の魔道具店

《ギルド内》

 

ルナ「サトウカズマさん。そして並びにアクアさん、めぐみんさん、ダクネスさん。この度あなた方は魔王軍幹部、見通す悪魔のバニルを無事討伐しました。また人類の魔王討伐への悲願に一歩近づく事ができました。よってここに、バニル討伐懸賞金から借金を完済した分、3億エリスを進呈し、ここにその功績を称えます。アクセルギルド代表 ルナ」

 

とルナは俺に、ずっしりと重い袋を渡してくる

 

……というか本当に重い、落としてしまいそうだ

 

とにかくこれで借金は完全に返済出来てもう俺達を縛るものはない

 

ダスト「おいカズマ!そんなに大金が入ったんだ。奢ってくれよ」

 

ダストがそういうとギルドにいる周りの冒険者共も奢れコールしてきた

 

カズマ「あ〜、その、何だ……今日の酒代飯代は俺持ちだ!!ジャンジャン飲んで食って騒げよ!」

 

ギルド内の冒険者共「「「うおおおおおおお!!」」」

 

俺の一声に周りの冒険者達は大声で喜びそのまま宴会に発展した

 

カズマ「さて、借金はこれで無事完済出来て3億なんて大金も手元に入ってきたし山分けにするか、一人7500万エリスだな」

 

めぐみん「あ、あのカズマ…私今回特に何もしてませんのでそんな大金受け取れませんよ」

 

カズマ「めぐみんならそう言うと思ったよ、だが皆で平等に分けないとパーティー内で不和が起きそうだから受け取って欲しいんだが…」

 

めぐみん「それでしたらカズマ。私の分は預かっていてくれませんか?必要になったら言いますので…」

 

カズマ「お前がそう言うならそうするが……ダクネスはどうだ?」

 

ダクネス「わ、私は今回、バニルを討伐したという功績があるから金銭はあまり……できればめぐみんと同じように預かって欲しいのだが…」

 

カズマ「分かった…で最後にアクアだが……お前のも預かっておくか」

 

アクア「なんでよ!?」

 

カズマ「お前は俺の静止を振り切ったからと、話し合いですませられる相手に対して攻撃仕掛けた事も原因だ。それにお前は俺から金を何度も借りてたりしてたからそれのツケも払ってもらわなければならないしな、冒険者登録料とか…」

 

アクア「アレまだ引きずってたの!?じゃあもうそれでいいけどそれよりカズマ!」

 

そう言うとアクアは俺の手を引っ張ってギルドの外に出ていった

 

俺はなぜアクアが俺を引っ張って行くのかわかるから抵抗をしなかった

 

めぐみん「あ、待って下さい!」

 

ダクネス「何処に行くんだふたりとも!」

 

ギルドの外に出ていく俺達にめぐみん達も追いかけだした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウィズ「あ、皆さんいらっしゃいませ」

 

バニル「へいらっしゃい!これはこれは、我輩を滅ぼそうとして小僧に無様にやられた発光娘に我輩を本当に滅ぼせたと思い内心喜び自信を付けていた娘に全くと言っていいほど何も出来ずにいた娘に我輩に商談をしに来た小僧共ではないか」

 

アクア「なんでこいつをそのままにしているの!?というかなんでこの店にいんのよ!!」

 

ウィズ魔道具店には、ダクネスが倒した筈のバニルがいた

 

カズマ「……悪魔には残機って言う、命の身代わりになるのがあるのはアクアも知ってるよな?だからこいつはこのまま居るわけだ」

 

バニル「うむ、その証拠にここを見よ」

 

バニルは本体である仮面の額部分に指を指す

 

そこにはⅡの文字が

 

バニル「残機一つ減ったので、二代目バニルと言うわけだ」

 

ダクネス「なめんな!」

 

めぐみん「これは反則にも程があるんじゃないんですか。というかこれって幹部を倒した事になるのですか…」

 

バニル「その心配はないぞ爆裂娘よ」

 

めぐみん「ば、爆裂娘?」

 

バニル「我輩はそこの貧乏店主同様、魔王の奴に魔王城の結界の維持だけを頼まれたいわゆるなんちゃって幹部と言う奴だ。だがそこの割れた腹筋を持つ娘に倒された事で幹部としての我輩は死んだ事になった。よって結界の維持をする必要も無くなった。というわけで我輩は長年の夢を叶えるためにこうしてこの店で働く事にしたというわけだ」

 

ダクネス「わ、私の腹筋は割れていない!!」

 

カズマ「なるほど、ダクネスには腹筋ネタが効くと…」

 

ダクネス「ま、待てカズマ!メモ帳に私の弱点を書くんじゃない!」

 

めぐみん「いえ今自分で腹筋割れてること認めましたよね。それよりあなたの夢とは、何なんですか…悪魔の夢なんてろくでもないと思いますが」

 

バニル「よくぞ聞いてくれた爆裂娘よ。我輩は昔からな…とびきりの破滅願望があるのだ。それは至高の悪感情を食した後、華々しく滅び去りたいというものだ。だから我輩は考えた。どうすれば我輩好みの至高の悪感情が食せるのか。そこで考えたのだ……まず、ダンジョンを手に入れる。そしてダンジョンの至る所に我輩の部下である悪魔達を待機させ、苛烈な罠を仕掛けるのだ!そこに挑むは歴戦の凄腕冒険者達!我がダンジョンに何度も何度も挑戦し、やがていつかは最奥に辿り着く者が現れるだろう!そしてダンジョンの奥で待ち構えているのはもちろん我輩!そこで言うのだ、『よくぞここまで来た冒険者よ!さあ、我輩を倒し、莫大な富をその手にせよ!』と。そして始まる最後の戦い!我輩は冒険者達との激戦の末、とうとう打ち倒されていまう。やがて地に崩れた我輩の背後には、厳重に封印された宝箱が現れる。意識が薄れていく我輩の目の前で、苦戦を乗り越えた冒険者達はそれを開け……」

 

めぐ・ダグ「「………」」

 

思わずめぐみんとダクネスは唾を飲み込む

 

バニル「………箱の中にはスカと書かれた紙切れが。それを見て呆然としている冒険者達を見ながら我輩は滅びたい」

 

めぐみん「やはりろくでもない夢じゃないですか」

 

ダクネス「コイツは本当に倒したほうがいいと思えてきた」

 

カズマ「まあ落ち着け、気持ちは分かる。俺もウィズから聞いた時は同じ気持ちだったから。だがコイツ自体はウィズ程ではないが無害だから戦う必要もないぞ」

 

バニル「そもそもこの街に来たのは魔王の奴に、ベルディアを倒した冒険者の調査をするように言われたのだが、街に向かう途中ダンジョンを見つけたのでな…ここで良いかと思ってダンジョン内の整備をしていたのだが、小僧共が来てしかもここは他のリッチーが作ったダンジョンだと言われた。正直我輩の理想にはまだまだ足りない所だったので、引き上げるついでに魔王との契約も切るつもりで倒されたということだ」

 

カズマ「さてと、そろそろ本題に入ろうかバニル」

 

バニル「うむ、我輩の夢を叶える為にまずはこの店の経営難を解決する必要があるのでな。汝、遠い彼方の地よりやって来た小僧よ。見通す悪魔が宣言しよう。そう遠くない未来。そこの金髪娘に災いが訪れる。それを回避する為にも…汝自身のためにも、汝の持つ知識とアイディアを使い、我らの商売に協力するが吉と出た」

 

そう予言めいたことを言って俺達は商談を始めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はこの世界に来てわかったことの一つは、この世界は魔法が発展している代わりに地球程の文明がない

 

例えばこの世界では、料理の際、火をつける際は火打ち石やマッチ、もしくは『ティンダー』の様な火を使う魔法を使っている

だが、俺は以前覚えた『鍛冶スキル』を使い、ライターを作った。それと今はまだ作っていないが、コタツや魔法瓶も作る予定だ

つまり、この世界にはない、地球の発達した文明の道具をこの世界で売り出す。そう考えてた以前からウィズの店でライターの販売を始めていたが、売れ行きはまぁまぁ、もっと販売ルートを広げたい所だったがウィズにも俺にもそれを確保するすべがなかった

そこで見通す力を持つバニルがいる事で、商売の範囲が広がる

 

俺は商品の開発するをし、バニルは販売ルートと量産態勢の確保をしてくれる事で話はついた

 

カズマ「取り分何だか…、知的財産権を売る以外では、そっちの売れ行きの一割を俺に渡すって事で良いぞ」

 

バニル「ほう、それでは9割は我輩達の懐に入るという事だが、良いのか?」

 

カズマ「2つ…条件がある。一つは、分かっているとは思うが、この街の人間に危害を…物理的な危害を加えないこと」

 

バニル「ふむ…言われなくとも我輩は人間に危害は加えるつもりはない。だがせいぜい悪感情を得るために精神的にはやるが……それで二つ目は?」

 

カズマ「……俺やアクアに対して……余計な詮索はしない事だ」

 

 

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