このふたりの男女に祝福を! 作:スカイハーツ・D・キングダム
アクア「カ、カズマ…どうしたのよ、その顔」
ダクネス「ああ、目の下にクマができかけてるな」
翌朝
朝になって俺はめぐみんの実家に戻ってきた
カズマ「ちょっとな……夜の大運動会をして来ただけだ」
ダクネス「よ、夜の運動会?……そういえば昨夜はめぐみんの部屋で一緒にねむったらしいが…いったいめぐみんとナニを…」
めぐみん「変な勘違いしないでくださいよ…」
カズマ「ああ、別に何もしてねえよ……俺に何かされるのかって警戒ばかりしてるから俺の方から外に出ていったんだよ……外で寝ようと思ったら魔王軍の襲撃の知らせが来るわ。魔法の衝撃音とか里中に響くわで全く眠りにつけなかったから腹立ってちょっと魔王軍狩りして来ただけだ」
アクア「……さらっと言ってるけど色々な意味で大丈夫なの?」
カズマ「もう手遅れだと思う…正直眠くて眠く思考がおかしくなって来てる。このままでは紅魔族位おかしくなりそうだ」
めぐみん「おい今誰がアクシズ教徒並におかしいと言ったのか教えてもらおうではないか」
ダクネス「いやそこまで言ってないだろ」
カズマ「そこでさ、他の戦ってる紅魔族見たんだが……皆かなり強かったよ。なんかもう魔王軍幹部に固まって行動していた連中を蜂の巣の如く、上級魔法を放っていたからな。なんかもうこんなに強いなら王都とか最前線に行ってこいって思ったぞ、というかやっぱくる必要なかったな」
めぐみん「紅魔の里の紅魔族は基本里を離れませんよ。一応国からの要請があれば動きますよ。それはそうと……せっかく私の故郷に来たのですから、今日は里の観光名所に案内しますよ」
カズマ「そうか……けどその前に朝食食ってからな」
こめっこ「ご飯!朝からご飯食べられるの!?」
めぐみん「……ウチでは朝ごはんを食べられる機会はたまにしかありませんでした」
カズマ「……」←無言で目を抑える
アクア「……」←口に手を当てて哀れんでいる
ダクネス「……」←こんな小さな子が……と思っている
朝食を食べ終えたあとはめぐみん主催の紅魔の里巡りに出かけた
もう何箇所も見たが色々ツッコミどころ満載な里だということが分かった
例えば最初の観光地、紅魔の里の御神体が祀られてる神社っぽい所に来たのだが……
アクア「…ねえカズマ」
カズマ「言うな………言わなくても分かる……」
御神体……どう見ても絶対日本で見るであろう猫耳スク水少女のフィギュアが神社の奥に仰々しく祀られていた
めぐみん曰く、昔モンスターに襲われながらもこの里に流れてきた旅人を、当時里に住んでいた先祖が助けた際、お礼にくれた物らしい……ちなみにその旅人は、『これは俺の命よりも大切な御神体なんだ』と言ってた為、こうして大切に祀られているようだ
……うん、そいつ絶対日本人だな
しかもフィギュアを命以上とか言ってる時点で絶対オタクだな
というか魔王討伐どうしたんだ、当時から転生者はこんな感じか?
アクア「……これは…私のせいなの…かな……?」
送った本人が悩む様なことをした日本人の事はさておき、その後も歩き回った
他にはどう見ても選ばれし者だけが抜くことができる伝説の剣ぽいのが岩に刺さっている場所にも来た
ちなみにこれは、選ばれし者だけが抜くことが許される伝説の剣……と言う設定で実際は里の鍛冶屋のおじさんが観光目的で作ったものらしい
一万人目を迎えればぬけるらしいが、未だに百人程度しか挑戦しておらず、四年前くらいにできたもののようだ
……歴史の浅い剣だなおい
そこから少し歩いた所に『願いの泉』と呼ばれる泉に来た
最初の2つの観光地の事もあって、どうせここもなにかあるなと思っているのは俺だけではないと思う
斧やコインを泉に入れると金銀を司る女神を召喚する事ができると、誰かが噂をした事がきっかけでここは観光地になったようだ
さっきの伝説の剣(設定)を作った鍛冶屋のおじさんがリサイクルとして定期的に泉の底をさらってなければ今頃鉄の山になっているとめぐみんは言った
……噂を流したのが誰なのか何となくわかった気がした
そして現在、俺達は『謎施設』と呼ばれている地下シェルターの様なものの入り口に立っている
ここには『世界を滅ぼしかねない兵器』や『魔術師殺し』などが眠っているらしい
めぐみん「他にも『邪神が封印された墓』だの『名もなき女神が封印された土地』だのがあったんですが色々あってどちらも封印が解かれたんですよね」
カズマ「いや警備ガバガバだなおい、なんかヤバそうなのがこの里にはたくさんあるみたいだが、この施設は大丈夫なのか…」
めぐみん「だ、大丈夫ですよ。この施設には、誰も読めない古代文字で書かれた暗号があって、それを解読しなければ中には入れませんので…」
カズマ「しかし……古代文字ねえ……うん?」
めぐみん「さ、カズマ…次の場所に行きますよ」
カズマ「あ、待て…」
……古代文字って……アレってもしかして……
その後も俺達は里をあちこち見て回ったって今は里にある喫茶店でゆっくりとくつろいでいる
カズマ「お前らさ……強いし魔法の才能があるのはいいけど、色々ツッコミどころがありすぎるんだよ」
めぐみん「そんな事言われましても……私はこの里で当たり前のように育ちましたから違和感とか感じてませんよ」
カズマ「……ゆんゆんの感性は……外の奴らよりだからある意味ゆんゆんが正しいんだけどな…」
それで里では変わり者扱いなんだよなあ
ダクネス「!……カズマ、喫茶店の外が騒がしいぞ」
隣に座っていたダクネスが俺の肩を掴んで窓の方に指さしたから窓の方を見た
カズマ「………この喫茶店から出た先の広場あたりに……魔王軍の連中がいるな」
俺は千里眼スキルで見てみると……昨夜の魔王軍狩りでたくさん斬った下級悪魔やコボルト、ゴブリンに加えて…
カズマ「昨夜の幹部もいるな、お前ら行くぞ!」
そう言って俺は手に刀を出現させて外に飛び出した
めぐみん「あ、待って下さいカズマ!」
カズマ「っと、どうやら先客がいたみたいだな」
広場には、魔王軍の連中以外にも、里の紅魔族も複数人ほど集まっていて現在交戦している
アクア「これは……私達も行くべきなのかしら…」
ダクネス「行くにきまっているだろう。先陣は私が」
カズマ「いや待てダクネス。お前らはここで見ておけ……お前らには…昨夜の魔王軍狩りを見てないからこの双刀の力を知らないからな…だから今から見せてやるよ」
そう言って俺は魔王軍と紅魔族の交戦の中に入って行った
カズマ「ようお前ら…昨夜に続いて今日も助太刀するぞ」
里の紅魔族「ア、アンタはめぐみんが連れてきた外の人か…昨夜に続いて助太刀感謝する」
昨夜、一緒に戦った紅魔族に声を掛けて俺も戦い出す
カズマ「さてと……昨夜に続いて今日も頼むぞ、新人君達」
俺は早速近くの悪魔を斬った
下級悪魔「グッ…ちょっとかすったがこの程度……!ギャアアアアアアア!!」
下級悪魔2「バ、バカ!あいつの持つ剣に触れるな、触れただけで致命傷をおうんだぞ!」
そう、これが俺のニューウェポン
刃に白い龍の模様をしているのを【白龍】《はくりゅう》
刃に黒い龍の模様をしているのを【黒龍】《こくりゅう》
俺はそう名付けた
二つ合わせて【双龍刀】《そうりゅうとう》と俺は読んでいる
白龍の専用スキル〔悪魔狩り〕は悪魔に特化した効果で、下級は触れただけで致命傷レベルのダメージをおう
このスキルのおかげで昨夜は無双した
ああそれと…
カズマ「おらよ!」
俺は黒龍をコボルトの脳天に向かって投げた
コボルト「グフッ……」
脳天に黒龍が刺さったコボルトは倒れた
下級悪魔3「今だ!あいつは剣を片方手放した!今のうちに潰せ!」
そう言って俺に飛びかかってきた悪魔に
カズマ「手放したなら戻すだけだ」
そう言って悪魔にさっきまで黒龍を握っていた方の手を向けた
下級悪魔3「隙だらけだ!死ねぇぇぇぇぇ!…グッ!」
飛びかかってきた悪魔は、いつの間にか俺が握っていた黒龍に刺さった
カズマ「それと……」
今度は白龍を魔王軍の連中の中心に投げた
ただ他の奴に当たらなかったが
カズマ「………!」
次の瞬間、俺の目の前の景色が一瞬で変わり……体を回転させ、周りにいた魔王軍の連中を円を描くように斬った
周りの奴らは突然自分達の中に現れた俺に反応できず、ただただ気づけば斬られていたという結果になった
その光景に魔王軍の連中の中には逃げようとしている奴もいた
カズマ「おいおい逃げんなよ……お楽しみはこれからだ」
双龍刀【白龍】【黒龍】
《共通スキル》
〔果て無き進化〕
この双龍刀の持ち主が生き続け、戦い続ける限り、成長は永久に終わらない
〔双龍の進化〕
この双龍刀の持ち主が強くなればなるほど双龍刀は進化し続ける※稀に持ち主の感情の爆発での進化もある
〔アポート〕
持ち主の手元から離れても心の中で『戻れ』と念じればどれだけ遠くでも、また別の世界にいたとしても必ず持ち主の手元に出現する
〔テレポート〕
このテレポートは、魔法職が使うテレポートとは違い、持ち主単体の移動になる。
ただこのテレポートは、魔力の消費は、通常のテレポートの十分の一以下である。
方法は刀を手元から離し、心の中で『移動』と念じれば、刀を握りしめた形で移動できる。
❨例❩刀を投げる→心の中で念じる→一瞬で刀のある場所に、刀を握ってその場にいる状態になる
双刀【白龍】
《専用スキル》
〔アンデッド狩り〕
〔悪魔狩り〕
〔魔族狩り〕
白龍で斬った上記のモンスターに対する殺傷力が高く、下級クラスなら触れただけで致命傷になる
双刀【黒龍】
《専用スキル》
〔マジックドレイン〕
相手の放った魔法を吸収し、魔法の素となる魔力を自分のものにする事ができる※ただし、現時点中級魔法レベルまでしか吸収できず上級魔法だと吸収しきれない。ただ、持ち主が強くなれば双龍刀もどんどん進化して行くのでいずれは上級魔法の吸収もできるようになる
〔闇と負の耐性〕
???
突然ですが私……新しい小説の投稿もやりたくなりました。そこで皆さんにアンケートを取って一番たくさん票があるものを投稿していきたいです。期限は特に決めていませんのでどうぞよろしくお願いします。《注意》このすばとは違う物も混じっています。また、投票が少ないものでも場合によってはそれの投稿もします。
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