このふたりの男女に祝福を!   作:スカイハーツ・D・キングダム

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はい。こちらでは一ヶ月ぶり、作者の大トロです。
新しく投稿を始めていた小説【2周目の世界に祝福を!】ぜひこちらも見てください。
今後ともよろしくお願いします!


第61話 グロウキメラのシルビア

カズマ「おい……アレは?……」

 

それは……オーク♀の群れから命がけの逃走劇をした翌日の事だった

 

紅魔の里に向かっている途中……俺は、あるものを見つけた

 

アクア「うん?どうかしたの?」

 

カズマ「いやな……あっちの方に土煙が見えるだろ?………それに………なんか………デカイ……機械みたいなのが進んでいるんだが……」

 

俺は、その何かの方に指差す

 

めぐみん「うーん……あれですか?ちょっと遠いので私には土煙しか見えませんよ」

 

ダクネス「うん?……機械……?」

 

アクア「私も土煙しか見えないけど……………」

 

ゆんゆん「………もしかしてアレは……『機動要塞デストロイヤー』じゃないですか?」

 

カズマ「は?」

 

なんだ?そのこの異世界で似つかわしくないワードは……まあキャベツが飛ぶこの世界だ…今更か

 

『機動要塞デストロイヤー』

かつて魔道技術大国として名を馳せた大国『ノイズ』で作られた対魔王軍用の兵器として作られた超大型のゴーレムで、外観はクモのような形状で外見に似合わない軽めの重量で八本の足で馬を超える速度を出す

 

だがそれがなぜこの場にいるのか

 

なんでも研究開発をしていた責任者が乗っ取り、その後暴走させ、真っ先にノイズを滅ぼしたらしい

 

そして、開発者が死んだ後も、デストロイヤーの暴走は止まることなく、長い年月をかけて大陸中のあらゆる国、町、人、モンスターを平等に蹂躙し回っているとの事だ

 

……皮肉だな…

魔王軍に対抗する為に作った物に、人類が手を焼くことになるなんてな

 

ゆんゆん「ですが、幸いここからは距離がありますから、遠回りすれば接触はせずに済みますよ……」

 

カズマ「そうか……少し興味があったが、今は里に向かう方が重要だったな…」

 

色々思う所はあったが、俺達はデストロイヤーが通る道から遠回りして、やり過ごした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

カズマ「な、なんでお前がデストロイヤーを!?」

 

今現在のシルビアの下半身からは、巨大なクモのような鋼鉄の足が生えており、俺達に威嚇するように立ち回っている

 

シルビア「あら?忘れたかしら?アタシはグロウキメラ、取り込める物は武器や生き物だけではないのよ。その気になれば魔王だって取り込めるのよ!………あの人ったら…アタシと一つになる気は無いって拒否するけど……」

 

いや聞いてねえよ!!後半は特に

 

シルビア「まあと言っても…これは本物のデストロイヤーではないわ……これは我が魔王軍が誇る開発局の職員達が何年も掛けて作った、デストロイヤーを小型化させた物よ!」

 

そんなのものまで作るのか、魔王軍は…

 

シルビア「けどまあこれはまだ完全なものではない…いわば試作品1号に当たるわ……本家のデストロイヤーと比べると、質もスペックもこちらが負けているわ………ノイズ製と魔王軍製とではここらへんで差が出るわね………あ、でも2つ……本家よりも優れてる部分があるわよ………」

 

敵相手にここまで話そうとするところを見るに、余程余裕なのだろうな…

 

シルビア「本家と違って量産が出来る事、そして………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

速さが本家の倍といったところね♪」

 

次の瞬間、凄まじい速度でシルビアが俺たちに襲いかかる

 

全員「「「!」」」

 

やっべえ…一瞬反応が遅れた

 

カズマ「くっ…!『ウインドブレス』!」

 

俺は瞬時に後方にいるめぐみん達を風魔法で押し飛ばし、白龍を横に投げてテレポートをして突進してきたシルビアから離れた

 

シルビア「あら、避けちゃったの?あなた、昨日もそうだけど、随分強いじゃないの……ねえ、ウチに来なさいな…」

 

っと、戦っている相手に向けて、なんてこともないようにスカウトしてきた

 

カズマ「は?」

 

シルビア「あなた、なかなか強いし、妙な剣を持ってるでしょ?……あなたがウチに入ればウチの戦力もアップするし、色々使えそうじゃないの……それに…個人的にあなた、アタシの好みのタイプよ?待遇は良くするし、何だったらアタシが色々シテ…あ・げ・る…♪」

 

 

 

 

 

 

 

………フッ…

 

カズマ「……何をいうかと思えば、……魔王軍に降るとか、そんなの絶対に嫌だね……誰が好き好んで人類の敵になるか………それと………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あいにく、俺はオカマと一緒になる気はねえよ……」

 

シルビアとカズマを除いた全員「「「へ?」」」

 

カズマ「なんだ?……誰も気づいてなかったのか?アイツ、キメラだろ?つまり、今まで性別種族有機物無機物関係なく取り込んできたって事だろ?なら、当然男も取り込んでいるってことだろ?最も…最初からオンナだったかオトコだったかなんて、俺は知らねえけどな……それと……」

 

俺は、自分の顎の方に指で突っついて見せた

 

カズマ「ヒゲ……生えてるぞ…」

 

シルビア「あらヤダ……アタシとした事が……連日紅魔族と戦ってばかりいたから身だしなみを整えるのを忘れていたわ…」

 

そのシルビアの言動と態度…それは答えだった

 

紅魔族1「そ、そんな…シルビアが……オカマだったなんて…」

 

紅魔族2「な、なんてことだ……タイプだったのに……こんな事って…」

 

紅魔族3「そんなのありかよ!!」

 

………なんか周りの紅魔族(全部男)達がショックを受けていることはさておき……

 

シルビア「残念だわ……せっかく誘ったのに………」

 

カズマ「フン…本来冒険者と魔王軍は敵同士だ……通常は相容れない存在同士なんだ(一部を除いて)……何スカウトしてきてんだ……こうなったらこっちもマジで戦ってやるぞシルビア!!お前が今日で里と紅魔族を滅ぼすと言うなら…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日をお前の……命日にしてやる!!行くぞお前ら!!」

 

人生で4度目の魔王軍幹部戦………遭遇率は相変わらず高いが……今回も変わらず生き残ってやる!!

 

 




最近………【バカとテストと召喚獣】にハマり始めてるのですが……いつ見ても主人公の明久の不幸ぶりはさながら某とある魔術の禁書目録の主人公に匹敵しますね……同じく幸運が絶望的に低いアクアとどれくらいタメはれるのでしょうか?
それと……バカテスのカップリングで特にハマっているのが明久×優子です。最近はもっぱらこのカップリングの2次小説を読んでいます…………もしかしたら…鬼滅の次はバカテスを…新作投稿の小説に入れるかもしれません。
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