このふたりの男女に祝福を!   作:スカイハーツ・D・キングダム

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第62話 魔術師殺し

紅魔族1「『インフェルノ』!」

 

紅魔族2「『カースド・クリスタルプリズン』!」

 

紅魔族3「『トルネード』!」

 

他の紅魔族「「「「ライトオブセイバー!!」」」」

 

 

里の紅魔族達が次々魔法をシルビアに放つが

 

シルビア「ハハハハハハハ!!残念だけど…当たらないわ♪」

 

下半身を小型デストロイヤーに変えており、凄い速度で避けていく

 

シルビア「アンタ達紅魔族は……いい加減相手にするのも面倒臭いから……これでも喰らいなさい」

 

シルビアはそう言うと、懐から何かを取り出して地面に投げた

 

次の瞬間、その投げたナニかから結界上のフィールドが作成され、周囲を囲う

 

紅魔族4「な、なんだこれは?」

 

ツインテールの紅魔族の女「え?そ、そんな…」

 

ポニーテールの紅魔族の女「ど、どうしたのふにふら…」

 

ふにふら「そ、それがね……魔法が、撃てないのよどどんこ!」

 

どどんこ「へ?」

 

長髪の紅魔族「あ、わ、私も…!」

 

めぐみんと同じ眼帯をつけた紅魔族の女「ねりまきもかい?私も魔法が……」

 

ねりまき「でも、あるえ…なんで?…」

 

あるえ「さっき…シルビアが、投げた物が原因だろうね……これは……結構不味そうだね…」

 

後方で魔法を放っていた紅魔族達がから、戸惑いの声が上がる

 

俺たちの方も

 

カズマ「チッ…魔法が撃てねえな」

 

めぐみん「せっかく魔力があるのに…魔法が使えないなんて…」

 

ダクネス「わ、私は初めから魔法は使えないから特に問題は……」

 

シルビア「ハハハハッ、驚いちゃった?今のもウチの開発局が作った対魔法使い用魔道具『魔術師殺し』よ………と言っても、この里に眠っているこの魔道具の本家と比べたら、まだまだ劣ってるわよ…」

 

カズマ「……なるほど…そういうことか……お前らがここを攻めてきたのは、てっきり紅魔族を根絶やしにする為って思ってたが……その実、里に眠っている本家『魔術師殺し』に『世界を滅ぼしかねない兵器』を得る事が本来の目的か……」

 

シルビア「ええそうよ……もし見つけたら取り込んで里の紅魔族を滅ぼそうと思ったけど……紅魔族が思った以上に強いのと、アンタ達というイレギュラーの存在が、アタシに奥の手を使わせたのよ……」

 

……まずいな、魔法封じをされたせいで魔法が使えないが……一応双龍刀は使えて、スキルも使えるのが救いだな……あ、魔装も使えるな…あくまで魔法が使えないだけであって魔力が使えないわけじゃない……

 

だが、アークウィザードしかいない紅魔族にとっては、もはや天敵と言ってもいい代物だな

魔法が使えなきゃ紅魔族はもはや、知力が高くて頭がおかしい集団でしかない………

 

カズマ「どうしようか……」

 

なんとかあの魔道具の効果を切らす、あるいはそれ以外の有効な攻撃を……

 

アクア「『セイクリッド・エクソシズム』!」

 

シルビア「きゃあああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

………は?

 

カズマ「ま、待てよ!?ア、アクアお前…」

 

アクア「……えっと……魔法…出来るんですけど……」

 

カズマとアクアを除いた全員「「「「えええええええええ!?」」」」

 

な、なんとアクアだけ魔法が使える事が判明した

俺の仲間はもちろん、里の紅魔族とシルビアも驚いた

 

多分女神だからか?コイツだけ使えるのは

 

シルビア「ぐぅぅぅ……けど、アタシは悪魔を取り込んでいるだけだからダメージもそんなに無いわ……アンタ達は紅魔族を滅ぼしたあとで始末してあげるわ!」

 

そう言うとシルビアは、里の紅魔族達に向かっていった

 

 

 

これはチャンスだな

 

カズマ「…アクア、めぐみん…話がある……」

 

アクア「何?」

 

めぐみん「話とは……なんですか?」

 

カズマ「ああ、いいか…今から俺が言う事をそれぞれやってほしい……まずアクア……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

シルビア「ハハハハハハハ!ほらほら、速く逃げないとひき殺すわよ♪」

 

紅魔族1「に、逃げろ!!」

 

紅魔族2「今までの仕返しに今度は俺達を殺る気だあああ!!」

 

ふにふら「ああ!里がどんどん壊されていく!!」

 

どどんこ「とにかく逃げるわよふにふら!!」

 

あるえ「里が……燃える……これは…新しい小説のネタに使える!」

 

ねりまき「あるえ!こんな時に職業病発揮しないで!」

 

シルビア「ハハハハハハハ(カズマ)「シルビア!」ん?」

 

俺に呼び止められたシルビアが俺……とダクネスを見た

 

シルビア「あら?アンタ達は後でと言ったはずよ?」

 

カズマ「まあそう言うなって………一応最初俺と戦っている最中だっただろ?……どうせならこっちを済ませてからにしな…」

 

そう言って白龍をシルビアに向けて

 

カズマ「俺は言ったよな?……今日をお前の…命日にするって…」

 

そう言い放った

 

ダクネス「里の紅魔族達には、私達が手を出させない!」

 

ダクネスはそう言いながら剣を抜く

 

シルビア「まあまあ………そこまで言うならお望みどおり………゛相手になってやるわよ゛!」

 

そう言って俺達に向かって来た

 

ダクネス「(来た!)」

 

カズマ「(よし、うまくのせたな)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜少し前〜

 

カズマ「まずアクア……お前には魔術師殺しの効果をうち消してほしい…できるか?」

 

アクア「え、ええ……できるとは思うけど……………すぐには解除できないわよ?……少し時間が掛かるわ……」

 

カズマ「そうか…なら今から解除にかかってくれ…それと……めぐみん……いつでも爆裂魔法を撃てるようにしていてくれ……解除したらすぐにでも撃てるようにな………」

 

めぐみん「はい……ですがカズマは……?」

 

ダクネス「そうだ…それと…私はどうすればいい?」

 

カズマ「ダクネスは俺と一緒に来い……俺達ふたりでシルビアをうまくひきつけて、里の紅魔族達から引き剥がそう…」

 

ダクネス「ああ…分かった!」

 

カズマ「なら作戦は以上だ……頼むぞお前ら!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズマ「フッ!………ハァッ!!」

 

俺はテレポートを駆使してシルビアの胴体に近づき

 

カズマ「くらえ!!」

 

黒龍でシルビアを斬りかかった

 

シルビア「あら?忘れたかしら……アタシはどんな物でも取り込めるのよ…」

 

が、腕を剣に変えたシルビアに止められた

 

カズマ「グッ!……」

 

そしてシルビアに体ごと弾き返された

 

シルビア「それと…こんな事もできるのよ『バインド』!」

 

そう言うとシルビアの腕から鎖がまるで意志があるかのように俺に飛んできた

 

ダクネス「カズマ!」

 

避けようとしたらダクネスが前に出て庇った

 

鎖はダクネスは縛り付け

 

シルビア「あら、そこの坊やを狙ったのに、違うのが掛かったわね……それなら…」

 

ダクネス「イイッ!?」

 

ダクネスを縛っている鎖を掴むと、まるで鞭の様にあちこちに叩きつけた

 

 

 

シルビア「アハハハハハハハハハハ!!どう?痛いかしら?でもアタシに挑んだのだから容赦はしないけどね♪」

 

そう笑いながらダクネスをあちこち叩き続けた

 

 

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