このふたりの男女に祝福を! 作:スカイハーツ・D・キングダム
〜めぐみん宅〜
ダクネス「………」
私は今は…どうすればいいのか…分からないでいる
アクア「うん?ダクネス…こんな所で何してるの?」
私が部屋の前で立っていると、アクアとめぐみんが来て、私に話しかける
ダクネス「いや……カズマに用があってカズマを探してたんだが……」
アクア「ああ、カズマなら眠いから寝てくるって言ってたから今頃寝ているはずよ」
ダクネス「ああ、それはわかるのだが………カズマは……ここで寝てる……」
めぐみん「って!ここ私の部屋じゃないですか!?何カズマは勝手に使ってるのでしょうか!?これは起こしに」
ダクネス「いや、辞めたほうがいいと思うぞ……ほら、これを見ろ」
そう言って私はめぐみんの部屋の扉に指を指した
そこには書き置きが貼ってあった
書き置きの内容は
【起 こ し た ら 殺 す b y カ ズ マ】
その場の全員「「「………」」」
めぐみん「し、仕方ないですから、部屋はカズマに貸すことにしますよ…決して自分の命が惜しくなった訳ではないですよ、ここの所まともに眠れてないカズマへの労いの意味を兼ねてですね…」
アクア「そ、そうね……ここでカズマを起こして殺人鬼にさせる訳にもいかないしね…」
ダクネス「あ、ああ…私達はこの場を早急に離れたほうがいいな、うん離れよう」
そう言って私達はその場を後にした
しかしそれから数分後、警告を無視して部屋に入っためぐみんの父は半殺しにされた
△△△△
翌日 〜めぐみん宅 居間〜
カズマ「おはよ〜お前ら……俺どれくらい寝たんだ?」
アクア「やっと起きたのね……もう丸1日眠ってたわよ」
カズマ「そうか……それと、俺が眠っている間にだれか入ってこなかったか?俺眠かったから誰かを潰したような気がしたんだが…」
カズマを除いた全員「「「………」」」
無言………つまりそれは肯定か…
カズマ「まあいいや、それよりも……どうするか?これから………もう2、3日ここに滞在するか?」
アクア「私はそれに賛成ね」
ダクネス「思えば私達、旅行も満足に休息できなかったから……休暇が欲しいな」
めぐみん「私も構いませんよ……久しぶりに学友達に顔を出しに行きたいですので…」
そうこう話しながら俺達はめぐみん一家と一緒に朝食を食べた
ひょいざぶろーさんは何故か包帯巻いてたけど怪我でもしたのか?
△△△△
朝食を食べ終えた俺達は、思い思いに過ごした
ダクネスは学友に顔を出しに行くと言っためぐみんに付いて行った
そして俺とアクアはと言うと……
アクア「ねえカズマ、なんで私もここに連れてきたの?」
カズマ「お前にも関係してそうだからだ……っと、ここだ……」
めぐみんが観光巡りで案内した『謎施設』に来ている
ここに来た目的は……この施設の謎を確かめる為だ
カズマ「アクア……これ見ろ…」
俺は観光巡りの時に見た、謎施設の入口の方に指差す
そこには
アクア「あれ?これって……日本語よね……それにこれ………タッチパネル?よね…」
そこには、古代文字……もとい日本語で書かれたワードとタッチパネルがついていた
カズマ「……これ、日本では割と有名なゲームメーカーの、裏技コマンド入力しろってことか?」
日本語で、有名なゲームメーカー(名前は伏せて)のコマンドが書いてあった
俺はそれを見てコマンド入力をした……すると…
カズマ「……開いたな」
アクア「開いたわね…」
それまで開くことのなかった謎施設の扉が開いた
カズマ「……行こう…」
俺とアクアはこうして……謎施設の内部に足を踏み入れた
△△△△
カズマ「………何なんだここは……」
俺は、謎施設内部で頭を抱えていた
なぜなら…
アクア「あ!これゲーム○ーイ!それにこれはニ○テンドー3○S!それそれにP○3まで!それに沢山のゲームソフトも!カズマ!!ここは宝の山よ!!」
あちこちに俺の世界にあるはずのゲーム、ゲームソフトが散乱していたからだ
いや、確かにここは宝の山だな。俺もここを出る時は4、5個ほどソフトをってちげえよ!!俺達この施設の謎を確かめる為に来たはずだ
なのになんでゲームがこんなにあるんだ!!
もうこの時点で、ここの施設を建てた奴が日本人だという事が読み取れる
てかこの里日本人にやたらと縁がありすぎじゃね?
カズマ「アクア、ゲームは後にしろ。俺達がここに来た目的はゲームの回収では無いだろ…」
そう言いながら俺は、辺りを見て回っていると……
カズマ「!……なんだ……こいつは…」
そこには………異質な雰囲気を醸し出している……蛇…の様な゛ナ゛ニ゛カ゛があった
俺はそれが何なのか見ていると
アクア「カズマ!」
さっきまでゲーム機あさりをしていたアクアが俺の所に寄ってきた
手には何かを……手帳の様な物を持っていた
アクア「これ………日本語で書かれていたわ」
カズマ「!………そうか…やっぱりここを作った奴は…」
俺とアクアは床に座り
アクア「……じゃあ…読むわね…」
手帳を開いた
俺は、アクアの横から手帳を覗き込む
アクア「――○月✕日。――」
アクアは、手にした手帳を読み上げていく―――
△△△△
カズマ「……」プルプル(こめかみに青筋を立てている)
アクア「!……」ビクビク(隣で怒りを抑えている俺にビビっている)
なぜ俺達がこうなっているのかと言うと……日記の内容のせいだ
長かったからできるだけ説明を短くすると
あるバカ(転生した日本人)研究者が、国から魔王軍に対抗できる兵器を作れと言われ、当初は巨大人形ロボットを作ろうとしたが、却下され……適当に『魔法に強くてデカイのを作ればよくね?』と鼻ほじりながら言ったら(日記に書いてあった)あっさり採用
そして設計図を作れと言われたので適当な野良犬をモデルにして描いて提出したら…………蛇だった……それを『魔術師殺し』と名付けた
………あの蛇っぽいの魔術師殺しだったんだな…
……話はこれで終わりでは無かった
その後、更に国から『対魔王軍用の新兵器』……もとい改造人間制作の要望を受け、その国の人間に『改造手術』を受けたい人を募集した結果、大勢の国民が改造手術を受けたがっていた
手術を受けた後は記憶を失うと言っても受けたがる人ばかりで内心この国は大丈夫かと心配したほどのようだ
手術を受けた者達は、記憶と引き換えに魔法使い適性レベルを最大になる……そんな簡単な手術の筈なのに希望者達は、ついでに紅目にして欲しいやらひとりひとりの体に機体番号をつけて等の要望をしてくるせいで手間がかかると文句が書かれていた
………おかしな感性をしているが、魔法を使った戦いはとにかく強かった……この功績を讃えられて所長に昇格………この改造人間達は目の色に合わせて『紅魔族』と名付けられた
………アイツら改造人間なのか…………まあどうでもいいか、ぶっちゃけ俺の中では強くて頭がおかしい程度で認識しているし
その後……紅魔族達から魔術師殺しに対抗できる兵器を作る様ねだられて仕方なく作ったら…………これこそ世界を滅ぼしかねない兵器じゃね!?と思う様な代物が完成した
魔法を圧縮して撃ち出すだけのお手軽兵器のつもりだったのに、一発の威力が爆裂魔法以上で驚いたらしい
とはいえありあわせで作った物の様で、後数発撃てば壊れる上、悪用されるのが怖くてこの施設に置いておくことにしたみたいだ………長さ的に物干し竿の代わりになりそうとご丁寧に形を書いてくれていた
いい名前が思い浮かばなかったから便宜上『レールガン(仮名)』と名付けられた
最後のページには、機動要塞を作る計画を国のお偉いさん方が立てているが関係ねえなという言葉を最後に、日記は終わっていた
…………………色々真実を知ったがとりあえず
カズマ「なあ……お前、今まで日本からの転生者を送ってきたんだよなあ?」
アクア「カ、カズマさん……そ、そんなジリジリとこっちに来ないでくれない………」
カズマ「つまり………今回、この里が襲撃されたのも……俺が3日間睡眠取れなかったのも………この転生者………そして………それを送った
お前のせいか!!!!」両手に双龍刀を出した
アクア「あああああああああああああああああああああああああああああああああああ―――っ!!」
元凶を八つ裂きにする事にした