このふたりの男女に祝福を!   作:スカイハーツ・D・キングダム

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第65話 紅魔の里での休息《中編》

アクア「゛グ゛ッ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛……」

 

カズマ「全く……お前は何でもかんでもポンポン送り込むないよ……」

 

アクア「そ、そんなこと言ったって、私だってこうなるなんて思ってなかったのよ!」

 

元凶をボコボコにした帰り道

俺と元凶(アクア)は施設から出て(ゲームをいくつか持ち帰った)適当にブラついていた

 

ちなみにあの施設、元々はあの転生者が作ったゲームやオモチャで遊ぶ為に作った楽園らしく、あそこで遊んで暮らしていたそうだ

 

………本当に魔王倒す気があるのか本気で疑いたくなってくる……いやもう今更か…

 

しばらく歩いていると…

 

ゆんゆん「あ、カズマさん!アクアさん!」

 

前からゆんゆんが駆け寄ってきた

 

カズマ「おう、そういえばお前、シルビアと俺達が戦っていた時見てなかったけどどこにいたんだ?」

 

そう…あの場で他の紅魔族はいてもゆんゆんがいなかった。まさか逃げた……なわけないかゆんゆんだし

 

ゆんゆん「そ、それが………魔王軍の残党狩りをしていてその場に居なかったんですが……何故か突然魔法が使えなくなってそれで残党達から逃げていて、もう駄目かと思ったら急に魔法が使える様になってそこからまた残党狩りをして、気付いたら全部倒していてそのうえ魔王軍幹部も倒されていたので………すみません!肝心のときにお役に立てなくて!!」

 

なるほど……裏方に回っていたから居なかったのか

まああの場ではどのみち他の紅魔族と同じ様になっていただろうから

 

カズマ「まあ気にするな……次から一緒に戦えばいいだけだ」

 

ゆんゆん「はい!……あの、所でおふたりはいったい何して……は!…も、もしかして、デ、デートの最中でしたか!?」

 

カズマ/アクア「「いやなんでやねん!」」

 

なぜその考えに至るのか聞きたいところだが男女ふたりで歩けばそう見えるのかもしれないから間違えても仕方ない……のか?

 

カズマ「ちょっとブラついていただけだ……そういうゆんゆんは?」

 

ゆんゆん「は、はい。あの、私達がここに来るきっかけになった例の手紙の書き主………後者は潰せましたが前者はまだ……」

 

カズマ「あーそういうことね…」

 

後者……つまりゆんゆんの親父さんは潰せて後は前者……たしかあるえだっけ?…そいつを潰す為に動いているのか……

 

ゆんゆん「あるえにお返ししに行こうとしてた所にカズマさん達を見つけたんです…」

 

カズマ「そうか…せっかくだから俺達もついて行っていいか?」

 

ゆんゆん「え…良いですけど……面白くないですよ?」

 

アクア「良いわよ……ちょうどヒマしていた所だから………」

 

あるえ「おや?そこに居るのはゆんゆんかい?」

 

アクアが話しているとちょうど誰かが遮った

 

俺はその遮った主を見た

 

見た目はめぐみんやゆんゆんよりも背が高く、片目にはめぐみんと同じ眼帯をしていたそして………アレやっば!!なんだアレは!ゆんゆんよりもでけぇ!

 

アクア「ね、ねえカズマ…ゆんゆんってたしか13歳だったわよね……そのゆんゆんでもあれだけあるっていうのに………あの娘はそれよりもあるわね……もし同い年なら発育のレベルが凄くない!?……」(小声)

 

カズマ「あ、ああ……なんか…将来的にラスボスレベルになりそうな逸材を見た気分だ……」(小声)

 

俺達がそう小声で話していると

 

あるえ「痛ただただ!ちょ、ちょっとゆんゆん!痛いから眼帯を引っ張るんじゃないよ!話しなよッ!いぃぃぃ痛ったい目があああ!!」

 

ゆんゆんが眼帯娘……多分アレが件の作家志望らしいな

 

あるえ「な、何するんだいゆんゆん!」

 

ゆんゆん「何するんだいじゃないわよ!!よくも私に恥かかせたわね!勝手に私の物語書いて!!おかげで恥ずかしい目にあったのよ私は!」

 

カズマ「ハイハイストップ…」

 

俺はふたりの間に入り仲裁をする

 

カズマ「まず、お互いに話し合え、その上でどうするか決めろ……んで、お前があるえで良いんだな?俺サトウカズマ、一緒にいるツレはアクア…一応ゆんゆんの友達だ」

 

俺の発言を聞いて後ろから 「友達…」 と聞こえた様な気がしたがそれは無視する事にした

 

 

あるえ「ああ、君達がシルビアを倒した外の人達か……では改めて……我が名はあるえ!紅魔族随一の発育にして、やがて作家を目指す者!」

 

カズマ「その名乗り色々とまずいから取り敢えず変えようか…」

 

そこから俺達はあるえの名乗りを変えさせ、例の小説について詳しく話し合った

 

あるえ「まあ……紛らわしい事をした事には謝りたいところだが、ちゃんと見ていたら間違えなかったんじゃないかとも思うんだがね私は…」

 

カズマ「それに関してはゆんゆんの早とちりだったと俺も思うな」

 

ゆんゆん「そ、そんなあ〜…」

 

カズマ「とにかく、今後は勝手に知人を使った物語は書くなよ。どうしても書きたいなら本人に許可取ってからにしろよ、いいな?」

 

あるえ「ああ、今後はそうする事にするよ……それはそうと、実は魔王軍幹部を、討伐した君達に取材したいんだが頼めるかい?」

 

カズマ「取材?それは別にいいがなぜ?」

 

あるえ「簡単な話さ…新しい小説のネタを集める為だね…」

 

そこから俺達は長い時間話をした

 

主に俺とあるえだけの話になった

取材を終えたあとは小説の事で話し合った

仲間に教えてないが実は、俺が読むジャンルの本は大体が小説……小説を読むのは俺も好きで最近から自作小説を書き始めている

 

だからかあるえとの小説話は特に盛り上がった

 

途中からアクアとゆんゆんは話に付いて行けず、置いてけぼりになった

 

そこでアクアは施設から持ってきた3D●を使って遊びだしたので、ゆんゆんはそれを横目で見ていた

 

そしてそれからしばらく経ち、俺達はあるえと別れた

 

俺的には実に有意義な時間だったと思ったな

 

 

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