このふたりの男女に祝福を!   作:スカイハーツ・D・キングダム

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はい。お久しぶりです。相変わらずこちらの投稿をおろそかにしてますが、こちらの投稿もいずれ再開します。

さて、今回は私の推しヒロインのアクアの誕生日の回です。

どうぞ、お楽しみください。

ちなみにこれは本編とは一切繋がりのないifルートです

時系列は魔王討伐後であり、ふたりは結ばれた設定になっています。


アクア誕生日特別編2021年

アクア「急にどうしたんだろ」

 

私はある日、カズマにウィズのお店に来る様に言われた

 

どうしてウィズの店に来て欲しいのかはわからないけど…来る様に言われたからには行かないと……

 

そう思って私はウィズの店まで来ると…

 

ウィズ「あ!アクア様!」

 

店の入口で私を待っていた様子のウィズが私に声を掛け近寄ってきた

 

アクア「ウィズ、今日私カズマにここに来る様に言われたんだけど…何か知らない?」

 

ウィズ「はい!知っています!まあまずは中に入って下さい」

 

ウィズがそう言うので私は店の中に入った

 

カズマ「ようアクア、早かったな」

 

店の中にはカズマがいた

 

アクア「カズマ、急にどうしたの?ウィズの店に呼びつけて…」

 

カズマ「まあそれは今から話す、それより…ウィズ」

 

ウィズ「あ、はい。まずはこれを…」

 

そう言うとウィズは私に包装された箱を渡してきた

 

アクア「えっと…これは?」

 

カズマ「まあとりあえず開けてみろ…ああ、開ける時は、自分が心から行きたい場所を思いながら開けな」

 

アクア「え、ええ……」

 

私は不審に思ったけど箱を開けた…

 

すると

 

アクア「キャ───」

 

箱から強い光が出てきて私達を包み込んだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アクア「う…うぅ…ん…あれ?」

 

私が目を開けると周りの景色が変わっていた

 

さっきまで私達が居たウィズの店の中ではなく、家々が並び、道路を走る車が目に映った

 

アクア「え…ここって…」

 

そう呆けている私を後ろからカズマが肩を叩いてきたので振り返った

 

カズマ「ようこそ日本へ。それと…誕生日おめでとう、アクア」

 

それを聞いて思い出した

 

今日は…私の誕生日だった事を……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

《カズマ視点》

 

アクア「で、でも…さっきのあの箱って…何だったのよ?…」

 

カズマ「あれはウィズが例の如く仕入れた欠陥品の魔道具だ……なんでも箱を開けた人が心から行きたい世界に飛ばしてくれるいわゆる『異世界転移ボックス』ってやつだ…お前前に言ってただろ?……日本に降りたらいっぱい満喫したいって……だから俺がウィズから買い取ったんだよ」

 

アクア「で、でも…なんでカズマも一緒に居るの?」

 

カズマ「ああ…あの魔道具、開けた奴に触れていれば一緒に異世界転移できるってものだったからな…箱を開けた瞬間にお前に触ってたから俺ごとな」

 

アクア「そ…そうじゃなくて……どうしてカズマまで着いてきたの……」

 

アクアがオズオズと聞いてきた

 

カズマ「そんなの決まってんだろ?……今日誕生日のお前のエスコートするためだ」

 

アクア「え?」

 

カズマ「まあ……今日行くところの代金は俺が持つから……たくさん楽しめよ」

 

そう言って俺が歩きだすと

 

アクア「あ、カズマ!」

 

アクアが俺の隣に立ちそして

 

アクア「き、今日は…よろしくね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

アクア「アン…ハム…ファグ…」

 

カズマ「お前なあ……せっかく日本に降りてきたのにファストフード食うのか?……」

 

今俺達は近くにあった全国チェーン店のハンバーガーショップに来ている

 

アクアがこの店を見つけるとここで食べたいと言い出して一緒に店に入って注文したファストフードを食べている

 

アクア「んぅ……いいじゃない……前々から食べたかったんだもの………それに美味しいわよ、このハンバーガーも…」

 

カズマ「……まあ…お前が満足するならそれで良いけどな…」

 

そう言いながら…俺も注文したハンバーガーを食べ始めた

 

カズマ「………久しぶりに食べると美味いな……」

 

アクア「でしょ?あ、カズマ…はい、アーン」

 

アクアはそばにあったフライドポテトを摘むと俺に差し出してきた

 

カズマ「……アクア?」

 

アクア「ほーら、早く食べちゃってよ」

 

アクアが急かして来たので、俺は口を大きく開けてポテトを摘んでいるアクアの指ごと口に入れた

 

アクア「ふぇ///!?」

 

カズマ「…………ジャガイモと塩とお前の指の味がするな…」

 

アクア「なっ///!?」

 

カズマ「ほらよ…お返しだ」

 

俺はポテトを摘むとアクアの口に差し出した

 

アクア「ええ///!?」

 

カズマ「早く食いな」

 

そう言うと俺は指ごとアクアの口にポテトを突っ込んだ

 

カズマ「どうだ?…ジャガイモと塩と俺の指の味がしたんじゃないのか?」

 

アクア「も、もう///カズマ///!!」

 

そんな感じのやり取りをしばらく続けた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

カズマ「で、どうするか?………行きたいところはあるのか?」

 

ハンバーガーショップから出て、しばらく歩いて俺はアクアに聞いた

 

アクア「ん〜……今日はたくさん遊びたいから……どこか大きな遊園地とかに行きたいのよね……」

 

カズマ「そう言うと思って…さっき近くの人に聞いてきたぞ……なんでもここから電車で4駅行った所に大手企業が経営してる遊園地があるらしいから、そこに行くか?」

 

アクア「うん!そこ行きたいわ!!」

 

カズマ「んじゃあ早く行くか…あの魔道具、異世界に来てから10時間後に元いた世界に送り返される機能があるから、遊びまくるぞ」

 

そう言って俺とアクアは駅に向かって走り出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

カズマ「でっけえな…」

 

電車に乗り、駅から4つ行った場所に降りた俺達の目の前には、大きな建物があった

 

入り口には遊園地の広告と入場者用入り口があった

 

アクア「早く行こ、カズマ」

 

カズマ「ああ…」

 

入場者用入り口の受付でチケットを購入し、中に入った

 

アクア「さーて…何に乗ろうかしらね…」

 

カズマ「歩きながら考えるか…」

 

アクア「あ、そうだ!」

 

アクアが俺に近づいてくると、俺の空いている手を握ってきた

 

アクア「えへへ///これで周りとうまく溶け込めるわね」

 

そう言われて周りを見ると、周りには家族連れや男女カップルなどが歩いていた

 

カズマ「……まさか…俺にも周りの人たちみたいになる日が来るなんてな…」

 

アクア「何言ってんのよ!ほら、どう?こんな可愛い彼女と一緒に手を繫げるのよ。感想は?」

 

カズマ「……正直悪い気分じゃないな………後相変わらずお前の手は柔らかくて温かいな…」

 

アクア「あ///そ、そう言うカズマの手こそ、大きくて、握ってて安心するわよ///」

 

アクアが照れた様子で俺に言ってきたな

 

カズマ「可愛いな…(普段は駄女神の癖に)」

 

アクア「うっ///……も、もう///いいから行くわよ///」

 

そう言い、アクアは俺の手を握りながら早足で行こうとしたから俺もアクアに合わせて歩き出した

 

 

△△△△

 

【ジェットコースター】

 

アクア「キャアアアアア━━━!!」

 

カズマ「うおおおおおー!!」

 

アクア「カズマこれ楽しいわ!!」

 

カズマ「ああ!!久しぶりで俺も忘れてた感覚だったよ。あ、また下りだ、手を出せよアクア!」

 

アクア「ああまた来るうううううー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アクア「オエエエエエエ!!」

 

カズマ「たくっ…調子に乗って何回も乗るからだぞ…水飲むか?(クリエイトウォーターで出した水)」

 

アクア「い…いただきます…」

 

 

 

 

【メリーゴーランド】

 

アクア「カズマー!!こっち見てる?」

 

カズマ「ああ、ちゃんと見てるぞ」

 

俺はメリーゴーランドに乗ってこっちに手をふるアクアを見る

 

気分は彼女を見守る彼氏の気分だな

 

カズマ「……この俺が……こんな気持ちになれる日が来るなんてな……」

 

未だに信じらんねえよ

 

 

 

 

 

 

【お化け屋敷】

 

アクア「きゃああああああああ!!」

 

カズマ「おっと、お前驚きすぎだろ。お前一応死者を送り出す女神だろ?アークプリーストだろうが…作り物にビビってどうする」

 

アクア「こ、こういうビックリ系が苦手ってだけで本物の幽霊とかは怖くないのよ!」

 

カズマ「やれやれ…あっちから出てくるぞ」

 

アクア「え?」

 

〔天井から顔がグシャッとなった女性が出てきた〕

 

カズマ「……なかなか力入れてるな…そう思うだろアクアって?」

 

アクア「……(プルプル)」←縮こまっている

 

カズマ「……駄目だこりゃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【カラオケルーム】

 

アクア「〜♪」

 

カズマ「(まさかカラオケボックスまであるんだ……)」

 

俺は座って歌っているアクアを見ている

 

カズマ「(改めて思うが…こいつ声キレイなんだよなあ……声優とかしてたら人気になりそうだ…内○昂輝とか○木碧とか釘○理恵とか高○○依とか茅○愛衣みたいな……)」

 

アクア「ん?どうしたのカズマ?そんなに呆けて?」

 

カズマ「うん?ああ…お前の声キレイだなあって思ってな」

 

アクア「ええ!?///」

 

カズマ「いや冗談とか抜きで……声優とかやって有名になりそうだなって…」

 

アクア「ち、ちょっとカズマ///き、今日はやけに褒めすぎなんですけど///」

 

カズマ「まあ…今日くらいはな…お前には良い気分でいて欲しいしな」

 

アクア「カズマ…」

 

カズマ「さて…俺も久しぶりに歌うかな…」

 

アクア「あ、そうだ。どうせだったらカズマ、私が芸達者になれる魔法掛けてあげようかしら」

 

カズマ「お、いいなそれ。どうせだったら俺の好きな声優の声になって歌ってやろうか!」

 

その後、お互いに声を変えての歌合戦を2時間ほど続けた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

カズマ/アクア「「カンパーイ!!」」

 

遊園地で遊びまくり、気がついたら夕暮れになっていた事に気づいた俺は、近くで夕食を取ることにした

 

なんとこの遊園地には、日本で有名な高級焼肉店があった為、その店で一番高い焼肉セットを注文し、届いた肉を焼き、食べながら一緒に飲みだした

 

俺が日本から異世界に行ったときは日本円がエリスに変わったという事は、エリスを持って日本に行けば日本円に変わると思い、持てるだけエリスを持っていった結果、何十万もの札が懐にあった

 

アクア「うーん!異世界のお肉も美味しいけど、こっちのお肉も負けてないわね!!」

 

カズマ「ああ、けど野菜はあっちが勝ってるな、新鮮だから動くっていう謎があるが、慣れてきたら納得してしまうな……」

 

アクア「カズマ、そのロース取って」

 

カズマ「はいよ…ついでにホルモンもな」

 

アクア「こんなに美味しい肉……めぐみんとダクネス達とも食べたいわね…」

 

カズマ「……まあ…また探すよ…今度は全員でな…」

 

アクア「うん!あ、カズマカルビ取って、キャベツ巻いて食べたいから」

 

カズマ「はいよ」

 

その後もビールを飲みながら私達は騒ぎ続けた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

アクア「……もう少しなのね……」

 

カズマ「……ああ…」

 

店を出た俺達は、目的もなく歩いていた

外はもう真っ暗だ。だがこの遊園地の閉館時間はまだまだ先だ

しかし、日本にいられるタイムリミットの10時間をそろそろ迎える

 

アクア「…なんだか…名残惜しいわね…」

 

カズマ「……そうだな…」

 

久しぶりに日本に戻ってこれたが…なんだかなあ…

 

アクア「あ、でも最後に何か一つだけ、何かに乗れないかしら」

 

カズマ「残り時間は後10分も無いぞ……って……ならあれなんてどうだ?」

 

俺は目の前の観覧車に指を指した

 

アクア「観覧車かあ……いいわね!最後にアレ乗りましょうよ!!」

 

そう言うとアクアは俺の手を引いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

アクア「わあ!!……遊園地が一望出来て、周りのモニュメントが輝いて綺麗ね!」

 

観覧車に乗ってしばらく立ち、頂上に差し掛かろうとしていた

 

アクアは観覧車の窓に手をつけて外を眺めていた

 

カズマ「なあアクア…楽しかったか?」

 

アクア「うん!とっても楽しかったわ!!……だから…帰るのが少し惜しいわね……」

 

カズマ「……なあアクア……忘れちまう前に……お前に渡しておきたい物がある」

 

そう言うと俺は懐からある物を取り出した

 

アクア「…これって…?」

 

カズマ「ああ…お前への誕生日プレゼントだ……受け取ってくれ」

 

そう言うとアクアは箱を開けた……

 

アクア「……綺麗…」

 

箱の中に入っていたのは、青の結晶のついたネックレスだった

 

カズマ「何回も失敗したがやっと完成させる事ができた俺の力作だ……どうだ?」

 

俺はそう言ってアクアの顔を見た

 

ネックレスを付けたアクアの表情は

 

アクア「ありがとうね!…カズマ」

 

プレゼントしたネックレスにも負けない位の奇麗な笑顔を浮かべた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

《アクア視点》

 

そして時間が経ち、私達は元居た世界に戻った

 

私達をウィズが迎え入れ、私はウィズにお礼を言って、ケーキを用意しているめぐみんとダクネス達が待っている屋敷に帰る為に夜道を歩いていた

 

アクア「カ、カズマ!」

 

私はカズマを呼び止められた

 

カズマ「なんだ?」

 

今日この日、私にしてくれたことに対しての、感謝の言葉を贈りたくて

 

アクア「き、今日はありがとう!!カズマのおかげで、最高の誕生日だったわ!!」

 

カズマ「そうか…なら来年もまた行こうか。今度はめぐみんとダクネスも一緒にな」

 

アクア「うん!!そうね!」

 

そう言ってまた歩く

 

アクア「カズマさんカズマさん」

 

カズマ「なに?」

 

また私はカズマを呼び止めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝えたい…私の気持ちを

 

アクア「カ///カズマさんの事///す///好きよ///」

 

そう…カズマに告白した時の緊張感を思い出しながら

 

カズマはそんな私を見て、少しするとフッと笑い

 

カズマ「知ってるよ」

 

そう言いながら歩き出した

 

私も顔を赤くしながら歩きだすと

 

カズマ「アクア」

 

カズマが足を止め、私の方を振り返りそして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズマ「俺もだ」

 

両手で私の頬を包み、私の唇と触れ合った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この問題ばかりの女神といつまでも

 

この厳しくも優しい彼といつまでも

 

 

 

 

 




カズアク最高!!
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