龍球は幻想を抱いて 幻想は龍球に願いを   作:ツーと言えばカーな私

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悟星って考えてみたら、霊夢と魔理沙と一緒に一つ屋根の下で暮らしてるってことに気づいて羨ましいと思ってしまった作者です。自分がこの展開作ったんですけどね。



第5話

数日経ち、魔理沙が完全に気をコントロールしていた。

途中、藍からのサポートもあったが、こんなに早く習得できるのは、彼女の才能でもあるが、努力のお陰でもあるだろう。

基礎身体能力も鍛えたので、なんと、戦闘力がたったの5から300になっているのだ。

普通ならば、4桁は行く程のハードな藍の修業も、期間が短めだった事と、本当に武術経験も無い人間なので手加減し、こんな結果になったのだ。

因みに、霊夢の所に度々泊まりに来るのだが、流石にそれでは修業ペースが悪い為、魔理沙は重りをつけていつもの生活を過ごすという悟星が行なっている方法で修業する事にした。

何故彼女がこんなにもトレーニングマニアになったかは知らないが…将来、霊夢達と準ずる強者になる事は間違いなかった。

 

「それじゃ、霊夢姐、俺もそろそろ帰るぞ」

 

藍は先に帰り、1日遅れで悟星が帰ろうとしていた。

 

「あら、やっと帰んのね、はぁ…本当にアンタが来るとホントに食事の時がほんとに疲れるわ…」

 

あの腕が痛くなるくらいに手首を動かしていた調理作業が若干トラウマになりつつある霊夢だが、それを悟星は知りはしないのだ。

 

「藍姉は勝手に作ってくれているし、紫姉は一瞬で料理を出してくれるからな」

 

「ニートって奴ね」(というか紫の奴、絶対に盗んでいるでしょ…)

 

「ニート?」

 

「ま、アンタはまともに学校になんて通ってないから知らないか…」(そもそも、コイツに就職なんて絶対無理ね)

 

「なあ、ニートって何だ?」

 

「働かない奴ことよ」

 

そこまで言われてもピンとこない悟星。実際、彼には働くという概念は無いのだ。あるとすれば、戦いが仕事だったと言えるが、本人にそんな自覚ないので、意味は無い。

 

そうこうしている内に、迎えが来た。

二人より少し魔の開けた所から空間が裂かれて、そこから紫が出てきた。

 

「元気にしてたー?二人とも?」

 

「紫姉…ありがとう」

 

まず、直ぐに迎えにきてくれた事に礼を言う悟星。

 

「じゃあね、悟星、魔理沙の事もありがとね」

 

「ああ、またいつか来る」

 

「アンタのいつかは結構短いのよねぇ…」

 

料理の時の自分の食料がどんどん失われていくわ、ただゴロゴロしているだけなのに腹が減ったとか言い出してまた食うわで、悟星が来るのが本当は苦手な霊夢。いい笑顔で送るのではなくて、もう来ないで欲しいという思いを込めた苦笑で送るのだった。

 

そして、紫の開けたスキマに入り自宅に帰る悟星。

それを見送り、紫ともさよならを告げた後、ドット疲れが押し寄せてきて、倒れるように畳に寝た。

はぁ…、と溜息を吐いて、ドラゴンボールが乗っけられている台座に目を移すと、いつのまにか、石ころからまたオレンジ色の淡い光を放っており、その中の星の数は7つあった。

 

しかし、そんな事は今気にしているのもダルい程に疲れていた。

 

「……昼…どうしようかなー…」

 

「早いけど魔理沙の所へでも行きましょうかね」

 

だが、いく気力がない様に口だけが動かされる。

そのまま、霊夢は寝てしまった。

 

 

 

 

 

 

 

一方、悟星はというと。

 

「ただいまー」

 

「おかえりなさい、悟星」

 

いつも通りの山奥の小さな小屋に転移して、藍に出迎えられる。

 

「ただいま、藍姉」

 

そう返して、早々にトタトタと自分の部屋に戻っていく。

悟星も今日は特に用事という用事も無い、ただやる事がない。修行でもしようかと考えるが。

今日は修行相手も居ない。いやまあ、修行相手いなくても出来るが。やる気が出ない。

疲れていると思われるかもしれないが、実際そんなに疲れていない。

ただ、話し相手が今は欲しかった。

昔ならば、話し相手など探さず、修行に明け暮れていただろう。

だが、何か話したい気持ちになる。自慢する様に。そんな子供の様な思考で。

 

「地球人らしくなったもんだぜ……」

 

素に戻った。

姐さん達の前なら落ち着いていられるのに、一人になると昔に戻ってしまう。サイヤ人のあの凶暴性が口に少しだけだが出てしまう。

正直、地球人になったとは根本的には言い切れないし、そんな自分が嫌だった。だが、悪い気はしなかった。

 

フランとでも、遊んでやるか…そう頭に思い浮かべる。最近あの紅い館に行ってないな。前遊びに行ったのはいつだっけ?まあそれはいっか。

あの紅い館に住んでいる奴らは厄介だった。

 

 

あのパチュリーとか言う魔法使いは威力も高く、密度も高く。範囲も広い気弾…いや弾幕って言ったけな…を放ってきてとても戦い辛い。俺の苦手なタイプだ。俺も気弾の操作が上手くなってたらなぁ…。

 

メイドの奴は時を止めてくる。時を止めるってのが何なのか分からないが、目に終えるスピードなのに、急に現れ、そして攻撃用の気弾やナイフ(まあナイフ程度は平気だ)が一斉に自分に向かってきたりと…コイツも厄介だ。動きを掴みにくいし、先回りが出来ない。予測はできるが…やっぱり当たらないんだよなぁ…。確か霊夢姐は足場に動けなくする封印札を張って時を止めた状態でも動けなくして勝ったんだっけ…。

 

小悪魔…とかいう奴は特に無い。だが、いい奴だ。俺に美味いものを良く食べさせてくれる。また食べさせて欲しいな…。

 

レミリアは…運命?を操れる程度の能力だったっか?運命…というのも分からんが、アイツはとにかく速い。

弾幕の密度はそんなでは無いが一つ一つが速い、特にグングニ……なんちゃらは特に早く貫通力も高い。俺の体を容易く貫通してくる。まず何であんな形成するのも難しそうな槍を気で形成出来るんだ…。

 

フラン…小悪魔よりも親しい奴だ。パワーが鬼の四天王達と匹敵する程のパワーの持ち主だ。この地球では四番目に付き合いが長い友人だろうな。どれ程のパワーなのか具体的に言ってみると、前に霊夢姐の神社で宴を開いた時に、全員酔ったわけでは無いが酔った様な勢いで寝もしないのに枕投げ大会をした、その時にフランの全力投球した枕が俺の顔に当たったのだが、顔が胴体から飛んでいかされる様な感覚と激痛がした程だ。まだその時は6歳の時だったがな。今度はアイツの顔面に俺の枕を思いっきり投げてやる…。

 

心でそんな一人会話をしていているうちにどんどん眠くなっていく。そのまま眠気に誘われる様に徐々に瞼を閉じて、悟星は眠ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 




そろそろ、読者の皆様も気づいているだろう今日この頃。
悟星は東方キャラのことを最後に、『姐』と付けます。
それは、単なる年齢差もありますが、昔悟星が、東方キャラにボコボコにされてたんですよね、見事なまでに。なので、その時の自尊心とかが壊れたお陰で、基本的に落ち着いた性格になり、トラウマになっているんです。
まあ、誰もいなかったら前の凶暴性があるけど心は地球人(?)なサイヤ人になります。
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