やはり俺が雪ノ下さんを好きなのは間違っている、 作:ゼロ少佐
陽乃「ひゃっはろ〜比企谷君♪」
八幡「………なんで雪ノ下さんが居るんですか?」
ここは千葉駅の近くの少し寂れた本屋さん 俺が本を探す時によくくる本屋である。何故そこに雪ノ下さんが居るかって?そんなの知るか俺はただ静かに本を探したかっただけなのだから。
陽乃「冷たいなー比企谷君は こんな美人なお姉さんと会えたんだからもっと喜んでよ〜」
八幡「強化外骨格で覆われてますけどね」ボソッ
陽乃「何か言ったかな〜」ニコニコ
八幡「な、何も言ってませんよ(何で聞こえてんだよ 地獄耳かよ!)」
陽乃「今失礼な事考えたでしょ」
八幡「サラッと人の心読むの辞めてください 本当に怖いんで」
陽乃「へぇー本当に失礼な事考えてたんだ〜」
八幡「!?許して下さい!命だけは…」
陽乃「じゃあ今日1日私とデートすること!拒否権はなし!」
八幡「(どうせ逃げられないし)分かりました でもそんなにお金もってきてませんよ」
陽乃「私がだすから気にしないでいいよ」
八幡「助かります…」
陽乃「うんうん素直でよろしい」
その日は夜までずっと雪ノ下さんとデートする羽目になったのであった
八幡「た、ただいま…」
小町「お兄ちゃん遅かったね?本買いに行くだけじゃなかったの?」
八幡「あ、本買うの忘れてた…今日1日雪ノ下さんに連れ回されてたんだよ…晩飯はもう食べてきたから俺は寝るわ 朝まで起こすなよー」
小町「あ、うん分かった(お兄ちゃん本当に疲れてるっぽい 一体何があったんだろ…)」
2日後
八幡「(結局本買えなかったからまた本屋に来るハメになった)」
部活帰りなので周りももう薄暗くなっている
雪乃「あら誰かと思えばヒキガエル君じゃない
どうして貴方がここに居るのかしら?
もしかしてストーカー?今から自首してきたら許してあげないことも無いけれど それとも今から警察呼んだ方がいいかしら?」
八幡「おい、おれは両生類でもないし、ストーカーでもない。だからその携帯を早くなおせ!通報しようとするな!」
雪乃「あら違ったのねごめんなさい
まさか放課後まで貴方と出会うなんて思ってなかったからつい悪ふざけをしてしまったわ」クスス
八幡「というかなんで俺罵倒されてんの ただ本買いに来ただけでこれかよ…」
雪乃「罵倒されたくなかったらまずはその性格と腐った目を治す事ね」
八幡「性格はともかく目は治らんだろ」
雪乃「まぁそんな事はどうでもいいのだけれど」
八幡「(どうでもいいなら言うなよ…)」
雪乃「私はもう帰るわ また明日比企谷君」
八幡「おう、またな」
八幡「(俺も本買ってから帰るか)」
帰り道
陽乃「こんな所で会うなんて奇遇だね比企谷君」
八幡「(早く帰りたいのにどうして…)」
陽乃「そんな嫌そうな顔しないでよ お姉さんは寂しいなー」
八幡「用がないなら行きますよ 俺なんかと構ってなくても雪ノ下さんには代わりなんてたくさんいるでしょ?」
陽乃「そんな事ないよー 比企谷君みたいに面白い子早々いないよ。それにお姉さん比企谷君のこと結構好きだよ〜比企谷君さえ良かったら恋人にでもなる?なんちゃって」
八幡「いいですよ」
陽乃「そんな嫌がらなくても〜え?」
陽乃「え?ごめんねちょっとお姉さんよく聞こえなかったなー もう一度言ってもらえる?」
八幡「いいですよって言ったんですよ」
陽乃「もうーお姉さんをからかっちゃ駄目だよー」
八幡「別にからかっているつもりは無いんですが」
陽乃「……」
八幡「えっと俺達恋人になったって事でいいんですかね?」
陽乃「……」
雪ノ下さんが完全にショートしている そりゃそうだろ断られると思っていた告白?を受けいれられたんだから
それも雪ノ下さんは俺と雪ノ下をくっつけようとしていた節もあったし 俺と付き合う気なんて更々なかったのかな?
陽乃「はっ!?ごめん比企谷君!私これから用事あるんだった!じゃあね!」
顔が真っ赤になりながら雪ノ下さんは走っていった
というかあの人スカートの癖にめっちゃ走るの早いじゃんどうなってんのとか思いながら八幡は家に帰るのであった
陽乃side
プルルルルガチャ
陽乃「雪乃ちゃん!今家いる?」
雪乃「何姉さん 電話までしてきて何か用でもあるのかしら?」
陽乃「それどころじゃないの!今から雪乃ちゃんの家に行くから由比ヶ浜ちゃんも呼んで貰える?!」
雪乃「わ、分かったわ姉さん 今から由比ヶ浜さんに電話するわ」
雪乃「(あの姉さんの慌てっぷり一体何があったのかしら?)」
陽乃「はぁはぁ…」
雪乃「姉さんが息を切らしてるところなんて初めて見たわ」
ピンポーン
由比ヶ浜「ゆきのんー来たよー」
雪乃「今ロックを解除するわ」
雪乃「それで姉さん 私達を呼んだわけは何かしら?」
陽乃「どうしよ雪乃ちゃん 私!」
雪乃「落ち着いて姉さん!」
陽乃「ご、ごめん取り乱しちゃった」
結衣「それで何があったんですか?」
陽乃「大変なの…私 比企谷君の恋人になっちゃった」
結衣「はぁぁあああああ!?」
雪乃「え?」ポカン
結衣「どうして!ヒッキーと陽乃さんが!?」
陽乃「それはかくかくしかじかで」
雪乃「姉さんはまたそうやって私の物を奪っていくのね…」ブツブツ
結衣「そんな事が…でも何でヒッキーはOKしたんだろ 冗談だと分かっているのに」
雪乃「どうして私じゃないの 比企谷君のこと一番愛してるのに」ブツブツ
陽乃「分からないの 彼の考えてることが…」
結衣「はぁ…ヒッキーのバカ」ボソッ