やはり俺が雪ノ下さんを好きなのは間違っている、 作:ゼロ少佐
旅行
今は比企谷君の家のリビングで2人でゴロゴロしている
お茶やコーヒーを飲みながら他愛ない話をしてすごしている
陽乃「ねぇ八幡旅行行かない?」
八幡「え?」
陽乃「だから旅行」
いきなりこの人は何言ってんだ
俺にそんなにお金あると思っているのだろうか?
陽乃「お金なら心配いらないよ
それにもうすぐ比企谷君受験生でしょ あまり遊べなくなっちゃうから今のうちに思い出作ろ?」
サラッと心読まないで 怖いから
それと思い出か…もうすぐ春休みだし
たまには旅行に行くのもいいかもしれない…
それに陽乃さんと一緒に…
八幡「いや、でも…行くとしてどこに行くつもりなんですか?」
陽乃「比企谷君あんまり人が多い所は嫌でしょ?」
八幡「はい…」
こういう時に自分のせいで選択肢が狭まるの嫌だな…
陽乃さんには楽しんでもらいたいし
陽乃「私は比企谷君と一緒ならどこでも楽しいよ?」
また心読まれた そんなわかりやすいの?
顔にでも書いてるの?
陽乃「温泉旅行とかどうかな?ゆっくりできるし
周りに景色のいい所がある場所にでも行こうよ」
八幡「いいですね、のどかなの俺好きですし」
陽乃「じゃ!決定!春休み入るまでにどこに行こうか決めよ」
八幡「そうですね、早めに決めないと予約取れないかもしれないですしね」
陽乃「温泉かー ねぇ!大分なんてどう?」
八幡「大分か…地獄めぐりに湯布院や別府とかアトラクションものなら城島高原とかありますね」
陽乃「ついでに福岡とかも行ってみたい!
私行ったことないんだよね」
八幡「じゃ行きましょ
何泊にします?流石に1泊2日では回れませんよ」
陽乃「そうだね〜3泊4日でいいんじゃない?
初日に城島高原で遊んで 2日目に地獄めぐり
と大分観光して
3日目におみやげ買ったり 福岡の方に行こうよ
それに運が良ければ花見出来るかもよ!あっちはこっちと違って咲くの早いから」
八幡「そうしましょ」
昔の俺なら面倒だとか家でゴロゴロしたいとか言って絶対に行かなかっただろうが、陽乃さんと一緒なら何処にでも行きたい これが惚れた男の弱みって奴なのかな
陽乃「花見するなら3月の終わり頃位がいいかな〜?」
八幡「そうですね、4月初めとか3月終わり位がいいと思いますよ」
陽乃「じゃそうしよっか!たのしみだなー」
八幡「俺も楽しみですよ」
八幡「今ふと思ったんですけど、俺だけ下の名前で呼んで陽乃さんだけ上の名前って何か距離感じませんか?」
陽乃「確かに…じゃ私も下の名前で呼んであげよう」
陽乃「………」
あれ黙ってしまった どうしたんだろう
八幡「陽乃さん?どうかしたんですか?」
陽乃「いざ呼ぶとなると恥ずかしいね」
陽乃「えっと、は…は…ヒッキー?」
八幡「何で由比ヶ浜風なんですか!?」
陽乃「えっと恥ずかしくて えへへ私の方がお姉さんなんだからし
っかりしないとね」
陽乃「……」
あ、これ埒が明かないやつだ
それなら俺から行くか
八幡「陽乃」
陽乃「!?!?」
八幡「好きだ」
陽乃「///」カァァ
陽乃「ず、ずるいよ不意打ちなんて…
八幡私も大好きよ」
じー
八幡「何か視線感じる
おい、小町そこに隠れてないで出てこいよ」
ひょこっと顔を出していた小町がリビングに入ってくる
八幡「いつからそこにいたんだ?」
小町「旅行の下りくらいから」
八幡「殆ど最初じゃねぇか!」
小町「お兄ちゃんは小町を置いて本当に旅行に行くの?」ウルウル
八幡「うっ」
小町「こんな泥棒猫じゃなくて小町と2人でどっか行こ?」
ピキって音が聞こえた
あ、これ知ってる今から修羅場になるやつだ
陽乃「へぇー小町ちゃんは私と八幡のラブラブデートを邪魔するつもりなのかな?」ニコニコ
小町「別にそんな事言ってませんよー?
小町はただ!お兄ちゃんと二人きりで居たいだけです」ニコニコ
怖い、怖いよこの2人の笑顔
今のうちにそーっと逃げよ
陽乃「何処に行くきなのかな?八幡」
八幡「ひっ!」
あまりにも冷たく怖い声で呼ばれて変な声が出てしまった
陽乃「この際はっきり白黒つけましょ 八幡は私と小町ちゃんどっちが大切なのかを」
小町「いいでしょう!小町は絶対負けませんがね」
八幡「あのー 僕部屋に戻りたいんですけど」
陽乃「だーめ」ニコニコ
可愛い筈なのに怖いよこの人
陽乃「八幡は小町ちゃんと私どっちの方が大切?」
八幡「そ、そんなの」
小町「もちろん両方なんて選択肢はないからね」
ぐっ逃げ場を塞がれた
八幡「……はるの」ボソッ
小町「聞こえないよお兄ちゃん(今聞こえなかったけど3文字だったよね!?お兄ちゃんら陽乃さんの事さん付けるからね!お兄ちゃん愛してる!超ポイント高い♪)」
陽乃「……」
八幡「俺は!陽乃の事が好きだ!小町よりも誰よりも」
小町「え?お兄ちゃん冗談だよね こんなのお兄ちゃんじゃない。お兄ちゃんはシスコンでいつも小町を1番に思ってくれるのに…」
八幡「小町、お前のことも大好きだ。でもすまん
今の俺にはもう陽乃しか見えないんだ」
これは嘘ではない…俺の本心だ
陽乃「八幡!」ダキッ
八幡「ぅお!?はる……」
キスをされた抱きついてきて押し倒され
そしてキスが終わり彼女は俺の胸の中にいる
陽乃「私も当然八幡の事愛してるよ!」
小町「あーぁ こんなの見せつけられたら認めるしかないじゃん おめでとお兄ちゃん。それと陽乃さんも
ただこれだけは言っておきます。お兄ちゃんをもし傷つけたら無理矢理にでも連れ戻しますからね!」
陽乃「小町ちゃん…ありがと」
これから2人は少しだけ仲良くなったのであった