PUBG フロントライン   作:第2戦闘団

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1話

 

 

 

 

 

 

 この日のPUBGは何かが違った

 

 

 何というか、そのなんだ。近未来的になった

 

 

 見渡す限りにハイテクな建造物たち。道路標識らしき物には金属板ではなく、何かを映し出すためなのかガラスのような物が付いている

 

 SFでよく見るガラス状の何かに色々な情報やコンソールが出てくる奴、によく似ている

 

 

 新アプデで色々実装されるとは聞いてたが、ここまでとは

 

 

 しかし気がかりなのが俺以外にプレイヤーが誰もいない事。botすら居ない

 

 

 何故か一人称な事

 

 

 手足や視界が自分の身体のように動く事

 

 

 そして開始時間が表示されない。バグかな?

 

 

 取り敢えず、新アプデで追加された実力。見せてもらおうか!

 

 

 

 

 〜探索中〜〈悔い改めて+〉

 

 

 

 

 発見できた装備

 

 

 つバイクヘルメ

 つフライパン

 つバックパック:レベル1

 つ45ACP弾:10発

 つM1911

 つ包帯:5個

 

 

 正直言って渋い

 

 あらゆる口径の銃弾を弾く上に近接最強と名高いフライパン先輩を手に入れられたことは良かったが、特にチャカが不味すぎる

 せめてショットガンが欲しかったが、ここら辺漁り尽くしてこれなんだから次の集落か町に期待するしかない

 

 

 それと今更なんだが、ここら辺ってなんか霧みたいなのが発生してるんだよね。アバター衣装でガスマスクしてるからあんまし気付かなかったんだけど

 

 

 あと視点もガスマスク被ってるせいかとあるWW1の戦場フィールド見たいになってるけどそこまで狭くもないしエイムも出来るから正直あまり気にしてはいない

 

 

 けどこの霧が何なのか解らないから被っとこう。毒ガスでHPバーガリガリ削られたらやだからね

 

 車を探しながら、フルマラソンするか

 

 

 

 

 〜移動中〜

 

 

 

 警察署を発見。

 

 

 やったぜ

 

 

 しかもアプデで追加されたのかな?自転車があるじゃないか!

 

 

 バイクじゃなかったのが残念だが、移動手段が増えたのには変わりはない

 取り敢えず探索しようか

 

 

 

 

 〜探索中〜〈お、開いてんじゃ〜ん!〉

 

 

 

 

 探索結果

 

 つM92

 つ9ミリ弾60発

 つスタンガン:1個

 つMP5

 つドットサイト

 つ警察ベスト

 つフラッシュバインダー(SMG)

 

 

 まずまずの収穫。しかし新武器にMP5なんて追加されてなかったような気がするが……まぁいいや

 

 

 しかし警察署あさってこれだと、他の施設やらはもっと酷い可能性が出てきた。9ミリ弾なんか箱は大量にあっても使える弾が一箱あたり4、5発くらいしか見つからない

 

 

 う〜ん、血の気が多い族な俺からしたら少しトリガーハッピーし難くなったな。あとガバメントは捨てました。弾の管理が面倒なんで一層の事9ミリで統一した

 

 

 さて、新天地へ向けてレッツゴー!

 

 

 

 

 〜移動中〜〈行きますよ〜行く行く〉

 

 

 

 

 

 随分こいだかな。霧が晴れて、そこには緑あふれる森林……の中に巨大な施設の廃墟

 

 

 大きさでいうならサンホック?のブートキャンプが6個くらい。中には車両や装甲車なんかの廃車が並んでいる

 

 

 ここは期待ができる、中近距離は対処できるが遠距離ともなると届かない

 

 

 この際AKでいいからあって欲しいものだ

 

 

 

 

 〜探索中〜〈グルグル!グル!?〉

 

 

 

 

 戦利品

 

 つエナジードリンク:1

 つ鎮痛剤:2

 つHK416

 つ5.56ミリ弾60発

 つ4スコ

 つミリタリーヘルメ

 つミリタリーベスト

 つバックパック:レベル2

 

 

 フゥ〜↑、やったぜ(親父並み感)

 

 

 あえて言おう、(今までの施設が)カスであると!

 

 

 416ちゃんと4スコが手に入っただけでも嬉しいぜ。ただ弾がまだ少ないから早々撃ちまくることは出来ないが

 

 

 それと少しだけ聞こえたのだが、銃声が聞こえた。長年鍛えてきた自慢の聴力のお陰で方向は解った

 

 

 そうとなればやることはひとつ。なけなしのドリンクと鎮痛剤をがぶ飲みしスタミナをMAXにさせ、チャリに乗って現場へGO!

 

 

 あとチャリはロードで、速度はスタミナに影響されるらしく、MAXかそれに近い状態だと多少荒い道路なら最高時速50㎞くらいでる

 

 

 

 

 〜移動中〜

 

 

 

 

 市街地の中にさっき調べた施設と同様のような現場に急行したところ、破壊された外壁の穴から見えたのだが、施設の中でジャン◯アニメみたいなシーンが行われていた

 

 

 なんか黒髪ツインテールで色白な女性アバターが黒髪ストレートで長身の女性アバターの首を掴んで締め上げている

 

 

 なんか彼氏の浮気相手を締めてる今カノみたいな構図……とか思っていたら、そろそろ窒息死しそうなくらい黒髪ロングの方が苦しそうにしていたので、黒髪ツインテの腕に2発ぶち込んでやりました

 追加で黒髪ロングちゃんにトドメさそうとしたので左肩にも1発

 

 

 えぇ、それはもう綺麗に命中しました。流石416、フルカスタムてないのが傷だが個人的にはSCARよりは跳ねないから扱いやすい。あと関係ないけどSCARのアイアンサイトほんとひで

 

 

 ちょっかいかけたはいいものの、botか知らんがそこら中から同じ姿の女性アバターやR2D◯みたいなロボットが沢山出てきた

 

 

 1発当たったが威力が低いのか、大体15ダメかな?でも凄いレートで撃ってくるので遮蔽物を介したながらとにかく方向構わずチャリで全力疾走しました

 

 

 後ろからた撃たれるのは慣れないが、フライパン先輩が迫真の防御を見せてくれたお陰で2、3発当たっただけで済んだ

 

 

 さっさと安置見つけて回復せねば……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……では、貴女には死んでもらいます」

 

「代理人」と呼ばれる「鉄血」は「M4A1」と呼ばれる「戦術人形」を絞め殺そうと首を掴んでいる手に力を入れる

 

 

 戦術人形と呼ばれる彼女らは中身はアンドロイドであるが、基本構造は人間のそれと遜色ない物なのだ

 

 

 息もすれば食事もする。情報処理の為に睡眠をとるのだが、基本的に1時間もあれば済んでしまうので睡眠とは呼べない

 

 

 痛覚もあれば、喜怒哀楽もある。そういう風にプログラムされているが、あまりに人間に似せた為に弱点が多い

 

 

 喉を締め付けられ、呼吸が出来ないM4は徐々に苦しくなる

 

 

「フフ……そうよ、もっと後悔し、悔しがり、恨みなさい!」

 

「イ゛…アガッ……」

 

 

 意識を手放しそうになるM4を、興奮気味に眺める代理人の光景は一種のSMの様な光景で……ではなく、中盤あたりにラスボスが現れて絶対的な力を見せつけられた主人公の様な光景だった

 

 

 しかし、ここで代理人はふと何処からか視線を感じ、周りに目を向ける。近くには誰もいない、外では自分の配下の鉄血兵がグリフィンの戦術人形を足止めしている

 

 

 今自分がいる建物には、自分とM4しかいない筈。いても一階で足止め食らっている戦術人形が数体

 

 

 では何処から?

 

 

 勘違いか、それとも本当に見られているのか。M4を絞殺しながら思考する、その時だった

 

 

 ビシッ!バキッ!

 

 

 M4を絞殺していた右腕が肘から上が銃撃によって寸断され、M4と共に床に落ちる

 

 あまりに的確な射撃に、代理人は一瞬嫌な汗を流したが。銃撃された角度から大体の位置を割り出し、その方角に視線を向き驚愕した

 

 

 代理人の視覚と認識が間違っていなければ、向かいの廃ビル、距離にして300メートル弱からこちら覗く1人の男、「人間」が居た

 

 

 戦術人形ならともかく、ただの……相当手練れといえど、人間による銃撃なのだという事が、代理人にとって意外だった

 

 

 そして、その人間は用が終わったかの様にすぐさま姿を消した

 

 

「……何処の差し金か知りませんが、舐めた真似を……まぁいいでしょう。何隊か、処理に向かわせて、まずはM4を……」

 

 

 残った左腕で、今度こそM4の息の根を止めるべく手刀を突き刺そうとした

 

 

 バシッ!

 

 

「!?」

 

 

 代理人は左肩を突然襲った衝撃で転びそうになるが、なんとかその場に踏みとどまる

 

 

 まさかと思い、先程の廃ビルに視線を移すと、姿を消したかに見えたその人間が、同じ箇所におり、また自分を銃撃したのだ

 

 

「何……!?」

 

 

 銃撃された自身の左肩を見てみると、先ほどの銃撃によって上から半分ちょっとが欠けていた程度だが、付け根が逝ってしまったのだろう、左腕は肩から下が全く動かない

 

 

「無様だな、代理人」

 

 

 そして、追い討ちをかけるが如く。柱の陰からM4の姉に当たる、「M16A4」が現れた

 

 

 自分の両腕は先ほどの人間に破壊された。だが、まだ足は残っている。代理人は頭の中で撤退の二文字を選んだ

 

 

「……あと少し、と言う所ですが…ここは出直した方が得策ですね」

 

 

 そう呟いた代理人は、何処から出したのか。大量のスモークを炊き、先ほどまでいた廃墟から飛び出した

 

 

 M16はそれを追撃することはなく、床に伏せていたM4の側へと近寄った

 

 

「大丈夫かM4?」

 

「え、えぇ…大丈夫です、M16姉さん。それよりも……さっきの狙撃は、M16姉さんが?」

 

「いや?さっきの代理人の姿は、お前が相手した結果じゃないのか?」

 

「え?」

 

 

 じゃあ一体誰が?とM4は考えるが、「今はそれどころではない」とM16に言われ、自分達も撤退を開始する

 

 

 しかし、M4は一体誰がやったか。この日から疑問が解決するまでずっと考えていた

 

 

 

 

 

 

 




次はモバイル版のアプデが来たら投稿するゾ


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