雄英入試まで、後数時間……その頃、2人の少女と少年が向かい合っていた。
「雄英入試まで後ちょっとだね!」
「あぁ……やれる事は全部やった……後はそれを全て出しきれるかだ」
「そうだね〜まぁ私は、普通科推薦だからあんまり関係ないんだけどね〜」
自分は関係ないと言うように身体を伸ばしながら答えるルフィ。
「そうも言ってられんぞ、ヒーロー科編入を目指すなら日々の鍛錬を怠らない様にな、入れたとしても直ぐに置いてかれるぞ……」
「龍気以外に早々遅れを取ることはないと思うけどな〜」
首を傾けながら思考するルフィ。
「まぁ、満身は程々にしてろと言いたかっただけだ」
「了解しました!隊長!」
「誰が隊長だ……」
敬礼するルフィにツッコミを入れる龍気。
暫くすると2人は雄英高校へと向かい出した。
島での鍛錬の合間に俺は、ルフィに十分なほど勉強を見たがやはり心配なった。
「あいつも馬鹿じゃない、俺といない時でもしっかりと勉強していたんだ……まず他人の事より自分の事に集中せねば」
そう自分に言い聞かせ俺は試験に挑んだ。
筆記試験は終了し、しばらくの間休憩時間を設けられた後、俺は次の試験会場へと向かった。
「今日はオレのライブヘようこそー!!!」
試験説明その第一声がこれだった。
ボイスヒーロー『プレゼンマイク』が名に恥じない声を響かせる。たが応える受験生は流石にいなかった。
「こいつはシブィー!!受験生のリスナー!実技試験の内容をサクッとプレゼンしていくぜ!アーユーレディ!?」
またもプレゼントマイクが声を響かせるが応えるものはいなかった。
「実技試験の内容は10分間の【模擬市街地演習】道具の持ち込みは自由!。各自指定のA、B、C、D、E、F、Gの試験会場に移動!。演習場には三種類の『仮想敵』が多数配置されている!。それぞれの「攻略難易度」に応じてポイントが設けられる!。それを自分の『個性』で行動不能にしてポイントを稼ぐのが目標だ!。もちろんアンチヒーローなどの行為はご法度だぜ!!!」
配られたプリントを見ながら説明を聞いていると突然一人の受験生が立ち上がった。
「質問よろしいでしょうか!?。プリントに記載されている四種類目の仮想敵についてです!。これに関する説明がなく、もし誤載ならば恥ずべき痴態!どうゆう事か説明を求めます!」
「(そう言えばそうだな……)」
すると受験生は突然後ろを振り返り一人の受験生を指差した。
「ついでにそこの君!そう緑髪の君だ!さっきからボソボソと気が散るじゃないか!物見遊山なら早々に立ち去りたまえ!」
緑髪の少年は笑われながら小さく謝っており、それと同時にプレゼンマイクからの返答も始まる。
「オーケーオーケー!そこの受験生ナイスお喋りサンキュー!説明すると、この四体目は0Pのお邪魔虫だ!」
プレゼンマイクの言葉が会場に響き渡る。
「この四種類目の敵は0Pで倒すのはほぼ不可能!。各会場に一体ずつ配置され大暴れしているギミックだ!。最後に俺から雄英のリスナーに『校訓』をプレゼントさせてもらおう!。かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った!。『真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者』と更に向こうへ『PIusUItra』!!それではみんな良い受難を!」