転生者の魚飼だ。
神様に突き落とされた俺は……絶賛落下中だった。
「神様、ちっとも反省してねえじゃねえかあああああああ!?」
なんにしてもこのままじゃまずい。間違いなく死ぬ。地面にたたきつけられて。
あれ、そういえば前前世の死に方ってなんだ?前世は神様に上空から突き落とされたからで……。
[おぬしが車にひかれそうだった子供を助けるため突き飛ばしたところを警官が目撃。『現行犯で逮捕する』と言われて、それに驚いているところを車にはねられ、対向車線に吹っ飛ばされ。そこから他の車に吹っ飛ばされどっかの建物の前に転がったところに上空から落ちてきた鉄柱に頭をつぶされたのじゃ]
酷い死に方だった。最近の二次創作オリ主でもここまでオーバーキル的な死に方で死んでないと思う。
っていうか神様念話できるんかい!?
[無論じゃ]
……もうどうでもいいや。
そんなことより今は着地について考えなければ!!!
とりあえず下方に広がる景色を見ると、森林が広がっていた。町などは見えない。
これなら少し派手にしても大丈夫そうだ
とりあえず近づいてくる地面に『
結論、生き残りました。まあ『超電磁砲』で『
地面に『
まあ砕けた木の破片が爆風で飛んできて、少し傷を負ったけど死ぬのに比べたらよっぽどいい。
俺のせいで焼け野原になった半径30メートルほどを、少し眺めてから歩き出す。まず人に会わなければ。
結論を言おう。この世界に人はいない。
数キロ歩きながら『ストレージデバイス一つ』の特典はどうなったんだろうと思いついた。→ポケットをあさってみたら、セットアップ前のデバイスが入っていた。→それとなくセットアップして見ると鋸みたいになった。→なぜか一緒に入ってた取扱説明書を見ながら操作してみると、生命体を探す魔法と言うのがあるらしい。→早速使ってみた。
と言うことで分かった。
俺は無人世界に転生したらしい。腹が立った。
「こんな時は……食事だ!!」
『
「肉まん♪餃子♪りんごにサラダ~♪」
手ごろな倒木に座って、自分でも謎の歌を歌いながら、食料を取り出しながら食べていく。意外とうまい。
そんなことを考えたらいきなり前方の茂みが揺れた。な、なんだ?狼かなんかか?
カメが出てきた。4メートルは超えているカメが、のっそりって効果音がにあいそうな動きで出てきた。魔法生物ってやつだろうか?
「やあ、これ食べるかい?」
『
カメはのっそりと近づいてきて食べた。……俺の手ごと。
「ぎゃあああああああ!?」
と思ったら普通に俺の手は吐き出して咀嚼を始めた。驚いた。持って行かれるかと思った。
飲み込んだらしく、カメは俺に頭を摺り寄せてきた。もっと欲しいのか?
とりあえずそのへんにあった、でかい葉っぱにエビの刺身や、野菜スティックなどを並べてカメの前に置く。
カメはむしゃむしゃと食べ始める。このカメはたぶん食事のにおいにつられてやってきたのだろう。と思いつつ俺はカメを観察する。
全長4メートルほど。甲羅はごつごつした岩を合わせたような感じだろうか。頭を持ち上げれば前世の俺の慎重ほどの高さまで届くだろう。
食べ終わったようだ。そろそろ行こうと立ち上がると、またも頭を摺り寄せてきた。
「おいおい、まだいるのか?」
小魚を出してカメの顔の前に近づけるも食べようとしない。
「もしかして、ついてきたいのかい?」
カメはコクコクと頷いた、気がした。
作者のたくヲです。
「『リリカルでマジカルな世界で最強の狙撃手を目指す』主人公、
「魚飼空です」
このコーナーはあとがきのネタが思いつかない作者をキャラクターたちが乏しめたり、魚飼の仲間にした魔物たちの声を聴いたり、その話についてキャラクターたちが感想や意見を言ったりするコーナーです
「文が駄文なのはひとまず置いとくとして。転生先は無人世界って俺とは大違いですね」
「正村ちゃんはどうだったんだい?」
「気が付いたら家の中でした。つーかちゃん付けスンナ………まあいいか」
「神様あの野郎」
この差は神様がお詫びとして転生させたか、遊びで転生させたかの差と言うことですね。
「とはいえ転生できただけ僥倖でしたってことで」
「……まあそうだな、だが」
ん?
「「そんな展開にしたお前は許さん!!」」
た、正村まで!?
「ブ・チ・コ・ロ・シ・カ・ク・テ・イ・ネ」
「マンダ、セットアップ」
作者権限。
「「ぎゃああああああ!?」」
お見苦しいところをお見せしました。まあとにかく、このコーナーを続ける気でいます。こういうのが嫌いな方はあとがきだけとばしてください。お願いします。
ちなみに正村が出てきたのはこの作品が『リリカルでマジカルな世界で最強の狙撃手を目指す』のスピンオフだからです。
『魔法少女達の世界で最強の魔物使いを目指す。』をこれからもよろしくお願いします!!次回もお楽しみに!!