魚飼空です。
家が建ったぜ!!
見た目は簡素な丸太小屋。中身もやっぱり丸太小屋。家の横には露天風呂!!その名は……
「
別に魚を飼い忘れたわけじゃない。そういう名前なだけだ。
家の前には看板もたてたし、もちろん家には窓もある。
問題は、『
どうやら『
まあ、ともかく。家を建てるのに約4か月ほどかかってしまった。一人で建ててこの速度なら褒められたものだろうが……あいにく耐震性能とか無視して作ったからなあ。この世界、地震起きないけど。
『
……ここまで常識外れな力。否、世界を貰ったら自分の常識が壊れていく気がしない?
[この、わしに常識は通用しないのじゃ]
久しぶりに出てきたな神様……まあ無視するけど。
[ちょっと待てい!!そんなにわしが気に入らんか]
あたり前だ。俺はお前にとっておもちゃ扱いだろう。おもちゃは大切に扱ってくれないと持ち主を嫌うんだぜ?
[わかった。なら一つアイテムをくれてやろう]
[OK。何のようだ]
[変わり身が早いのう。……おぬし、まったく原作に介入していないではないか]
[だからどうした]
[いい加減、わしの部下たちがぼやき始めているぞ]
ふむ。それは大変だ。家建ててる合間を縫って新たな仲間を探して、あともう少しで1000匹になるのに。
どうするか……そうだ。
[ある作品の並行世界の話でも見たらどうだ?]
[ふむ?]
[Fateとか]
[なるほど。ならばおぬしが原作に介入するまでは他の世界を見てみるとしよう]
[そうしなさい。……あとアイテムの話だけど]
[おお、忘れておった]
こいつ、本当に神か?
[神じゃ。それで何が欲しいのじゃ?まあ分かるが]
[分かるなら、さようなら]
[ちょっ!ま]
「わあー!聞こえない!聞こえないったら聞こえない!!」
ん?なんか。音が聞こえる。花火が空に上がる時のような、祭りの後のような、そんな気の抜ける音。
悪寒を感じ飛び退くと今立っていた所に何かが落ちいてきた。墜落してきたといってもいいのかもしれない。
地面にクレーターを作り突き刺さっているそれは、ドラム式洗濯機だった。
いやいやいや、確かに俺は
[いったいなにをしやがりますか、この馬鹿はあぁぁ!?]
[神を無視するからじゃ]
「空から洗濯機が落ちてきて死ぬ転生者なんて聞いたことがねえよ!転生前ならともかく転生後だし!!」
[いやいや、天罰などこんなものじゃぞ?欲はみを滅ぼすというじゃろう]
[洗濯機を欲せば洗濯機に滅ぼされるのか!?]
いや、つーかこれ壊れて使えないだろ。
[なにを言う。わしの自作じゃぞ。壊れることなどないわ]
[一生?]
[永久に、じゃ]
[つまり……これは]
[
[神造兵器!?]
つーか、その二つと比べちゃ駄目だろ!?
[ではわしがこの洗濯機の力を教えてやろう]
[はあ、まあとりあえず聞いておこう]
[分類は対服・対人用]
[対服!?]
[真名はアライグマ]
[もう、ほかの神造兵器にあやまれ!]
[故障の恐れはなく。魔力によって動き所有者が汚れと思ったもののみを取り除くことができる。故に洗剤は不要じゃ]
[環境にはいいな。読者受けは悪そうだがなあ!]
[真名解放を行えばお主の意志で好きな人間をこの洗濯機の中に吸い込み、心を洗い流せる。簡単に例えればFateの黒桜を入れれば通常の桜に戻り、セイバーオルタを入れればセイバーに戻る]
[真名解放だけ強くないか!?]
[では、また会おう]
[唐突!?]
というわけで、わけのわからないまま念話が終わった。なんだったんだ今の?
なんか、周りに動物たちが集まってきた。
「ちょうどいい。手伝ってくれ。……『クビ』『機織』、頼む」
かなり前に研究所で実験材料にされていた鷹、『ぐりふぉ』の背に乗っていた芋虫のような小さい虫が下りる。この二人。いや、二虫が2か月ほど前に俺についてきた謎の蚕『クビ』と『機織』。
この世界の住人……っつーか、住獣はほかの動物を食うことはない。そういう風に教育したからな。
狩りなどの本能をなくさせないように『
……『
俺のところに来たら食事させるんだけどな。まあ毎日来るやつはたまに追い返すけど。狩りは動物的に重要だと思うし。
話題がそれたな。
まあ、その蚕二匹は面白い性質を持っている。こいつらの他にもこの種類の蚕はいるんだが、今頃働いているだろう、会社で。
そう。この蚕は会社を作っているのだ。社長は『クビ』で副社長が『機織』。作っているのは丈夫な糸。
別に子の蚕は成虫になるために糸を使うのではなく外敵と戦うためらしいから。この場で糸を出してもらう。流石、社長と副社長!!すごく長い糸をお出しになる。……接待か!?
その後、何本か出してもらった長い糸を
クレーターのど真ん中の
「やれ引けー!そら引けー!」
俺の掛け声とともに動物達と俺は糸を引く。糸って持ちづらいなおい何本か束ねてるから皮膚が切れることはないけど。
抜けた。
動物達から歓声?が上がった。
「さあ、お前らご褒美だ!喰らえ!!」
『
「うおおおおおお!!」
俺の身体能力を全て発揮し、それを行う。俺の身体能力はこの時が最も発揮されるといっても過言ではない。動物たちの前に狂わず正しい食料を置き次の動物へと移る姿をはたから見れば、おそらく残像が見えるほどに速くなっているであろう。
全ての動物に食事を渡した後、クレーターの上まで引っ張り上げた
まあ、今の体は5歳児程度だから魔力による強化は必須だがな。
「はあああああああ」
思わずため息が漏れる。いい湯加減だ。眺めもいいし。他の人間さんを招待できたら一番自慢できるところだよなあ。招待できないけど。
おお、動物用入場門(足洗い場がある)から飯を食ったらしい動物も何体か入ってきた。露天風呂の大きさはレジャー施設のプール並に巨大だからな。動物達の10体や20体が入る程度は余裕だ。
さて、明日は何をしようかな?
作者のたくヲです。
魚「本作の主人公、魚飼空だ」
正「『リリカルでマジカルな世界で最強の狙撃手を目指す』主人公、正村島羽だ」
画「『戦国武将を召喚して聖杯戦争で勝利を目指す』主人公、
さて、俺の作品が増えたことで呼べる人が増えましたが、俺の使える能力が減っていきます。
魚「はじめまして、画仙ちゃん?」
正「いやあ、こんな作者に書かれて、お互い大変だな。頑張ろうぜ」
画「俺、ここがどこなのかもわかってないんですが」
いわば、英霊の座のようなところ。俺の固有結界『
画「固有結界?心象風景の具現化だって!?」
正「ある意味俺らにとって神にあたるな」
魚「尊敬には至らないけど」
ひどいですね。
魚「今回の話が?」
それもですが、まずはひとつ謝らなければなりません。
正「今回の話がひどかった件について?」
いや、もうすでに2作品投稿していて文のクオリティーも低い作者が3作品も同時連載なんて真似をしてしまい申し訳ございません。
画「俺って、3作品目だったのか」
正「うんにゃ。4作品目」
画「?」
魚「実はこの作者もう1作品書いてたんだが、人気がなさ過ぎて更新してないんだよ」
正「ちなみに俺は1作品目」
魚「俺は3作品目」
画「へえー」
ちなみにこの会話に隠された2作品目の宣伝は含まれておりません。タイトルも言ってませんし。
魚「さて、話題をかえよう。……今回の話だが」
画「いつもこんな生活をしてんの?」
魚「まあ、大方」
正「魚飼は籠城においてはほぼ無敵だからな」
一度引きこもれば、決してほかの人間が入ることのできない『
正「あと、なんか宝具らしき物が出てきたんだけど」
画「えーと宝具評価は……ランクAの対人か」
魚「作者」
はい。
魚「また読者から嫌われそうな物作りやがったな」
正「まったくだ」
すみませんでした。……作者権限、
魚・正・画「「「な!?」」」
というわけで今回は以上とさせていただきます。これからもがんばりますので、どうかご容赦を。次回も読んでいただけると大変うれしいです。感想を頂けるとさらにうれしいです。ということでまた次回お会いしましょう。
蚕たちが会社を作って行っていることの目的は……。