副作用に副作用があるのはおかしいだろ!!   作:おびにゃんは俺の嫁

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リアルの用事が忙しくて遅くなってしまいました。すいません。



第21話

「バイパー」

 

 俺はジグザグな軌道を描いて飛んでくるバイパーを前に走ることで回避する。そして走った先にいた熊谷にスコーピオンで斬りかかる。それを熊谷は両手で持った弧月で防ぐ。

 防がれた俺は、持っていたスコーピオンを一旦消して、肘から伸ばしてエルボーのように熊谷を狙う。

 

「くっ!」

 

 熊谷はそれを何とか躱すが、俺はその際に出来た隙をついて熊谷の足をかけて体勢を崩させる。さらに追い打ちをかけようとスコーピオンを振りかざそうとしたが、近くまで来ていた玲が、熊谷を守るように、俺を前後左右から挟み込むようにバイパーを飛ばしてくる。

 

「シールド」

 

 俺は背中にシールドを張って、後ろへと下がる。シールドで防いだ後ろから以外のバイパーが俺を追うようにこちらに向かってくる。

 

「シールド」

 

 今度もシールドで防ごうと、飛んでくるバイパーが来る位置にシールドを張るが、玲のバイパーはシールドに当たる直前に二つに分かれて、片方はそのままシールドに向かって飛んできて、もう片方はシールドに当たる直前に軌道を曲げて足の方へと向かって来た。

 

「しまっ!」

 

 シールドが間に合わず右足にバイパーが当たる。膝から下がボロボロだ。

 それを好機と思ったのか、熊谷が弧月で猛攻撃を仕掛けてくる。

 熊谷の猛攻撃をレイガストで凌ぐが、熊谷はレイガストを叩き割るつもりだろう。このままじゃ俺のトリオンでも破られちまう。

 そう思った俺は、体で隠しながらスコーピオンを引っ込めて、バイパーを展開する。

 バイパーは体からはみ出てしまう。熊谷もそれに気づき、距離を取ろうと猛攻をやめた。

 俺はバイパーを消して、右足にスコーピオンを生やす。そして左足で地面を蹴って熊谷に近づく。

 こちらの狙いに気づいたのか、一瞬ハッとした顔をした熊谷は孤月を構え直して、俺の右足のスコーピオンに警戒する。

 

「スラスター」

「あっ!」

 

 スラスターを起動してレイガストを熊谷の孤月を持つ両手に投げる。それと同時に右足で、熊谷の首元を斧で木を切るように蹴る。

 熊谷は孤月で防ぐのを諦めて、蹴りを躱そうと上半身をギリギリ躱せるくらい後ろに退く。

 

「え?」

 

 俺の足が顎先をかすめ、蹴りが空振りに終わったと思い、次の攻撃を考えていた熊谷は首を切られていることに気づいて、思わず調子の外れた声が漏れた。

 俺の右足からはスコーピオンが蹴りをする前よりも長く伸びていた。

 

 

 〔 伝達系切断 熊谷ダウン 〕

 

 

 俺は仮想戦闘を終えてトレーニングルームを出る。

 

「ふぅー、お疲れさま」

「お疲れ様です」

「おつかれさまー」

「ありがとうございます」

「ふふふ、いいのよ。ほら那須ちゃんと熊谷ちゃんも」

「あ、ありがとうございます」

 

 トレーニングルームを出ると、待っていた葵さんからスポーツドリンクが渡される。

 トリオン体だから身体自体は疲れていないが、冷えたスポドリが体に染み渡る。

 

「じゃあ反省会しようか」

「「はい!」」

 

 俺たちはソファに座ってさっきの何回かの戦闘映像をモニターに流す。

 

「まずは玲からだな」

「はい、お願いします」

「うん、じゃあまず今回は何を意識して戦った?」

「はい、さっきのは私が援護をして先輩を崩して、熊ちゃんが仕留めるカタチで戦ってみました。なので崩すような弾道や援護するような弾道をイメージしてみました」

「そう。確かに足をやられたあのバイパーの弾道は良かったね。後、他にも──」

 

 玲の良かった点を挙げていく。前回の反省点をしっかりと生かしたようなとこが多かった。感心、感心。

 

「じゃあ逆に出来なかった点は?」

「はい、弾道の設定は良かったんですが、でも援護射撃自体が少なかった気がします」

「そうだね、確かに少なかったね。まぁアタッカーとの連携は難しいからね。でも例えば熊谷がいったん下がるとか、後これは練習次第だけど熊谷の動きに合わせた弾道をあらかじめ熊谷と相談して設定しておくとかな」

「なるほど、やってみます!」

「よし。じゃあ次は熊谷だな」

「はい、お願いします」

「うん、熊谷は今回どこを気をつけた?」

「先輩と戦っている時も常に冷静に周りを見ようとしました。後、なるべく積極的に攻めるようにしました」

「うん、前よりも攻撃の動きも前よりも研ぎ澄まされてたな。冷静にってのはもうちょいって感じだな」

「そうですか……」

「最後の猛攻は一対一や俺に味方がいたらいい判断だったけど、あの時は俺は1人で近接だけだったから、一旦引いて玲と連携して追い込んでいくほうが確実だったな」

 

 熊谷は守るのは得意な方だ。玲に近づかせないようにするってのがいい。

 

「確かに……」

「でも最後のやられたとこは惜しかったけど冷静に対処できてたんじゃないか」

「ありがとうございます!」

「うん。それじゃあ今の反省を生かしてもう一戦行こうか」

「「はい!」」

「じゃあ葵さん、お願いします」

「了解よ」

 

 

「それじゃあ、おつかれさん」

「お疲れ様〜」

「ありがとうございました」

「ありがとうございました。すいません昨日試験だったのに。忙しかったですよね……」

「前日とかじゃないなら平気だよ。試験のことを気にしなくて済む分こっちがありがたいくらいだ」

「えっ、昨日試験だったんですか!?」

「うん、風間さんたちが行ってる大学の給費生の試験だったんだ」

「どうだったの?」

「うーん、自信はまぁありますけど、自信あるって言ったら落ちそうじゃないですか。なんでノーコメントで」

「夏樹先輩なら大丈夫ですよ!」

「おう、ありがとな。あ、そうだ。冬華をよろしくな」

 

 クリスマスイブの今日、優佳の家でクリスマス女子会をするらしい。桐絵も確か来るって言ってたっけか。

 

「はい。それじゃあ今日はありがとうございました」

「おう。メリクリ〜」

「ありがとうございました」

「またね〜」

 

 玲たちは隊室を出て行った。

 

「じゃあ私も帰るわね。この後家の方で集まりがあるの」

「了解です。ありがとうございました、手伝ってもらって」

「いいのよこれくらい。でもこっちこそごめんなさいね」

「あ〜明日からのことですか。それなら別に心配しなくても大丈夫ですよ。親戚の集まりでしたっけ?」

「そうなのよ。集まりが京都であるの。お土産買ってくるわね」

「おっ、期待してます!」

「それじゃあおつかれさま」

「はい、お疲れ様でした。よいお年を」

「夏樹くんもよいお年を〜」

 

 そう言って葵さんも帰っていった。

 さて何しようかな……

 ランク戦……いや、勉強だな。センター対策でもするかな。でもその前に昼飯にしよっと。

 そう決めて財布を持って部屋を出て、食堂に向かう。

 

 食堂に着いて、何を食うか考えていると、後ろからトントンと肩を叩かれ、誰かと思って振り向くとほっぺにムニュと指で突かれた。

 

「あはは〜引っかかった〜」

 

 可愛らしいイタズラをしてきたのは国近だった。

 

「久しぶりだな国近」

「うん、遠征前ぶりだね〜」

「遠征おつかれさん」

「ありがと。これからお昼? そうなら一緒に食べよ〜」

「あぁいいぞ」

「何にする〜?」

「んー、やっぱラーメンかな」

「じゃわたしもそうしよっと。あっ! そうだ! 夏樹くん醤油頼んで。わたし味噌頼むから。交換っこしよ」

「あいよ。醤油ね」

 

 俺は券売機から醤油ラーメンの大盛りの券を買う。そして俺の後に味噌ラーメンを買った国近から券を受け取る。

 

「国近、先に席とっといてくれ。俺が受け取ってくるから」

「りょーかい」

 

 国近と何気ない会話を交わしながらラーメンを食べ始める。

 

「そういえば今日は防衛任務?」

「いや、違うよ。開発室直属になったから基本防衛任務に出ることはなくなったんだよ。今日は玲と熊谷を鍛えてた」

ふーん。そうなんだ……って玲!? 那須ちゃんのこと名前で呼んでるの!?」

「ん? あぁそうだけど……って国近さん?」

わたしも柚宇……

 

 国近がブツブツ言ってるけど、なんだ? なんかまずいこと言ったか? 

 

「なんだ? 国近どうした?」

「柚宇!!」

「へ?」

 

 びっくりして気の抜けた声が出てしまった。

 

「わたしも名前で! 柚宇って呼んで!」

 

 いつものおっとりゆるふわな雰囲気は何処へやら。国近にすごい気迫で迫られる。

 

「いや、何言ってんだ国ちk「柚宇」……ゆ、柚宇……」

「よろしい!」

 

 名前で呼ぶと、いつもの国近……柚宇に戻った。

 一体なんだったんだ? ……はっ! そうか、これが共学校の男女の距離感なのか! 

 だから玲や桐絵も名前呼びにこだわっていたのか……ん? 2人は星輪だから関係ないか……あっでも綾つ……遥にもこないだ名前でって頼まれたし、やっぱそうなのかな? まぁいいか……

 

「そういえばさぁ夏樹くんって女の子の弟子多くない?」

「そうか?」

「そうだよ。と言うか女の子しかいなくない? 弟子みんなの名前挙げてみてよ」

「玲、熊谷、双葉、虎太朗、後は西峰2人だな。女子が多いけど気になるほどか?」

「なるよ! それに4人とも綺麗系に可愛い系じゃん!」

 

 身を乗り出し気味に国近が言う。

 確かになぁ、まぁでも、俺からすれば柚宇も十分可愛いと思うけどなぁー」

 

「………っ!」

 

 柚宇の顔が真っ赤になる。ん? 俺、口に出してたのか……

 

「か、かわいいってホント!?」

「あ、ああ。まぁ俺に言われても嬉しくないだろうし、男子校生の言う事なんてあてにはならないけどな」

「そんなことないよ~すっごいうれしい」

 

 柚宇が顔を綻ばせる。そういうとこが俺的にはぐっとくるんだよな

 

「そうだ! このあと部屋行っていい?」

「別に構わないけど……」

「じゃあ早く食べて行こう。そっちの醤油もちょっとちょうだい」

「お、おう」

 

 ラーメンのどんぶりを柚宇の方に寄せる。

 

「ありがと」

 

 柚宇は横顔にかかった髪を耳にかけて、ラーメンをふぅふぅと少し冷まして口にする。

 俺はその仕草に思わずドキッとしてしまう。

 

「ふーやっぱ醤油もおいしいね。ん? どしたの~」

「い、いや何でもない」

「そう? じゃあ、はい。お礼」

 

 柚宇は自分の味噌ラーメンのどんぶりからレンゲでスープをすくって、こちらに差し出している。

 あ~んである。

 男子校6年間の俺には全く関係のないリア充たちの行為。

 それを俺にやれと……

 

「え? ちょっ……」

「いいから、いいから~」

 

 どうしたらいいんだ……というか、柚宇のやつは恥ずかしくないのか? 

 はっ! そうか!! これはアーンじゃないのか! 俺の思い違いか

 こういうことか

 

「じゃあ、ありがたく」

 

 そう言って俺は柚宇の手からレンゲをそっと受け取って、自分の手で口に運んだ。

 危ない、危ない、勘違いして恥ずかしい思いをするとこだった。

 うん。味噌もうまいな!! 

 

はぁー、そうじゃないんだけどなぁ〜

「ん? なんか言ったか?」

「いや〜なんでもないよ」

「そうか」

「それより早く食べて部屋に行こうよ!」

 

 柚宇が不満そうな顔で何かをつぶやいた気がしたが、気のせいか……

 

「あ、あぁそうだな」

 

 俺は醤油ラーメンのスープを飲み干しにかかった。

 

「お邪魔しまーす」

 

 昼飯を済ませた俺たちはさっき話していたように、俺の隊室に来ていた。

 

「ん? 二部屋?」

「あぁ、それは開発室に繋がってるんだよ。一応開発室直属だしな」

「そうなんだ。でもなんか普通だね」

 

 隊室に入ってすぐのところには、応接用のソファと机、壁に大きめのモニター、書類を纏めたファイルの収まった棚、そして他の隊室には無い開発室に繋がる扉。確かにここだけ見れば何の変哲もないわな。

 

「まぁここで相談室をするしな。変に物があっても邪魔になるだけだからな」

「まっ、そうだね。じゃ奥に行こう~」

 

 柚宇が奥に入っていった。

 

「ここも普通だ……」

「まぁ俺は公私は分ける主義だしな。それにまだ部屋を貰ったばかりだからな」

 

 応接セットがある部屋の奥は仕事スペースが広がっている部屋だ。俺と葵さんそれぞれのL字デスク、ベイルアウトマットが俺用の1つ、トリガーをイジる用の作業台が置いてある。

 

「ここは開発室って感じだね~。パソコンも良いやつそうだし」

 

 柚宇の言う通り、デスクの上のPC関連は開発室の備品で、他の隊のモノとは性能が格段に良いらしい。まぁ防衛任務以外にも試作トリガーのテストのオペレートをするわけだから当然と言えば当然なのだが。

 

「使ってみたけどめっちゃ良かったよ。これ動作にラグとか無いし」

「いいな~私も欲しいー」

「改造は鬼怒田さんの許可があればできたはずだぞ。確か冬島さんとか自費で改造してたはず……」

「へ~今度やってみようかな。ねぇその時は手伝ってね」

「別に構わないけど、冬島さんのがよっくねえか?」

 

 あの人なら俺のより高スペックに仕上げられるだろうし

 

「わたしは夏樹君にやってほしいの。ダメかな……?」

 

 柚宇が上目遣いで聞いてくる。断れないなこれは。

 

「あ、あぁ分かった。俺でよければ喜んで」

「うん。ありがと!」

「……っ!」

 

 柚宇の笑顔にドキッとして顔が熱い気がする。

 

「ん? どした~? 顔、赤いよ」

「い、いや何でもない」

「そう? ならいいんだけど。それより奥はどうなってんの?」

 

 柚宇は奥の部屋に続く方を指さす。奥は多分柚宇の期待した感じだろう。奥の部屋だけは公私の私の方だからな。

 

「入ってみなよ。すげーから」

「ほ~う気になるねー」

 

 柚宇の後に続いて部屋に入る。

 隊室の一番奥の部屋は大きく分けて二つに分かれている。キッチンと居間だ。加古さんのところと似た感じだ。キッチンはすでに葵さんが冷蔵庫、食器、レンジ等の料理道具を持ち込んでいる。因みに全部葵さんが自費で新しく買ったらしい。値段は怖くて聞けなかった。

 俺はドリンクバーを置こうとしたが、よく考えたら普通に飲み物を買い置きしておけばいいだけなのでやめた。

 

「お~コタツだ!」

「おっと、そこでストップ。その先は土足厳禁だ」

 

 炬燵に滑り込もうとした柚宇を止める。キッチン横の居間は加古隊と同じく炬燵がある。だが加古隊とは、というか他のほとんどの隊と違って床が畳なのだ。炬燵は夏になれば普通の机になるタイプのやつだ。

 

「畳かー、良いね!」

「おう。先に炬燵にでも入っててくれ。今菓子を持って来よう」

「うん。おねが~い」

 

 柚宇は靴を脱いで炬燵に向かっていった。俺はティファールに水を注ぎ、キッチンの戸棚からお徳用パックの小分けチョコの袋を出す。

 

「コーヒーでいいか? それともココアがいいか?」

「うーん、ココアで~」

「あいよ」

 

 来客用のコップと俺のコップを取り出し、それぞれにココアとコーヒーの粉末を入れる。

 カチッと音がしてティファールのお湯が沸く、お湯をコップに注いで混ぜる。できたそれを居間に持っていこうとすると、カウンター越しに柚宇がチョコと飲み物を受け取ってくれた。

 

「サンキュー」

「どういた~」

 

 俺も靴を脱いで居間に上がって、柚宇の正面から炬燵に入る。

 

「ふぅー」

 

 炬燵のぬくもりで思わず息が漏れる。炬燵はいい文明だなぁ

 

「いいねぇコタツ。うちにも置こうかな」

「やめとけよ。お前らの部屋に置いたら大変なことになる未来しか視えねぇ」

「あはは~、太刀川さんだからね~あり得る」

 

 いや、あの人もだけどお前もだからなと思ったが黙っておこう。きっと忍田さんか風間さん辺りが止めてくれるだろう……多分

 

「う~ん」

「どうかしたか?」

 

 チョコを食べながら、部屋を見ていた柚宇がなにやら不思議そうに唸っている。

 

「ゲームは?」

「ゲーム?」

 

 突拍子もなく聞かれ、思わず聞き返してしまった。

 

「うんゲーム。PS〇とか無いの?」

「無いよ」

「なんで?」

「なんでって、ここ(隊室)にはいらなくね?」

「え~いるよ! 一緒にゲームしよ~楽しいよ。そうだ! 今から買いに行こ。今ならクリスマスや年末のセールしてるし」

 

 うーん、買ってみても良いかな……こないだのイレギュラーゲートでボーナス出たし、給料上がるし、自分へのご褒美ってことでって俺はOLかっ! 

 

「わかった。葵さんがOKしたらな」

「葵さん?」

「うちのオペレーターだ。俺だけで決めちゃまずいからな」

 

 俺はスマホのメッセージアプリを開いて、葵さんにゲームを買っていいかメッセを送る。5分と立たずに既読がついて返事が来た。返事は別に構わないどころか買っておいてほしいそうだ。自分もやってみたいらしい

 

「OKだってさ」

「ホント! じゃあ買いに行こう~」

「そうだな。なにを買うかとかは柚宇に任せるよ」

「そう? じゃあ任せて任せて~おすすめ沢山あるから」

「ほどほどに頼むな」

「じゃ、早速行こっか」

「今からか?」

「うん。善は焦れだよ」

「はぁ~、「急げ」な。焦るくらいなら急がば回れした方がましだ」

「ハハハ、ワ、ワザトダヨ~」

「進学大丈夫かよ……」

「それはボーダー推薦があるから大丈夫!!」

 

 何だろう柚宇の未来にダンガーさんが見える。不安だ……

「気をつけろよ」

「うん、任せてよ~」

 

 不安だ……




後もう1話書いたら、原作に合流しようと思っています。

感想、評価、アドバイスどれも自分の励みになるので是非お願いします!

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