副作用に副作用があるのはおかしいだろ!!   作:おびにゃんは俺の嫁

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第2話

 

 

〔 10本勝負終了 勝者 佐藤夏樹 〕

 

 

8-2

佐藤 ○○○○×○○×○○

荒船 ××××○××○××

 

 

ランク戦が終わり、とりあえず部屋を出てロビーで改善点とかを話すことになった。

 

最初の1本でサイドエフェクトを使ったため軽い頭痛がする。哲次から貰った板チョコを食べるとするか。

 

「クソ!2本しか取れなかったか」

 

「いや~、まさか2本も取られるとは思わなかったよ」

 

「イヤミで言ってないのがムカつくな」

 

「でもスナイパーとアタッカーの組み合わせがうまくいってるじゃん」

 

油断していたわけではないが、取られた2本のうちの1本が後ろからの狙撃で、もう1本が割かし近い位置から足を撃たれて、そこから急襲されるとは思わなかった。

 

「そりゃそうだろ、俺だってスナイパーになってからスナイパー一筋でやってるわけじゃないからな。それにしても1本目の最後、後ろから来たバイパーいつの間に撃ってたんだよ?突進してきた時に撃ってたバイパーは躱したと思ってたんだけど」

 

「あれか?あれは近づく時に何度か屋根から降りてただろ?そん時に、後々哲次が居そうな所に弾道を設定してたんだよ。射程重視に設定してたから、そんなに期待してなかったけどうまくハマったみたいだな」

 

「マジかよ!?バケモンじみた予測だな、確か夏樹のサイドエフェクトって脳の使用率を上げれるんだろ?それってSF映画みたいに超能力的なものが使えんのか?未来予知的な奴とか」

 

未来予知は迅さんだろ、あの人はヤバい、風刃との相性が良すぎる。本部には隠してるみたいだけど、まぁそれもなにか考えがあるか、未来でも視えてるんだろ。

 

「いやいやそんなSFじみた能力じゃないよ。使用率を上げれるといっても、できることといえば反応速度を上げたり、記憶力を良くしたりするだけだよ。まぁ条件が良ければ予知ではないけど、ある程度正確な予測はできるけどね」

 

「しかし2本しか取れないとは、相変わらずの化け物じみた強さだな」

 

「そうでもないよ、サイドエフェクトを使ったのは最初の1本目だけだしな」

 

「となると経験の差ってやつか、さすが最古参なだけあるな」

 

「まあね。さすがにまだ負けないよ」

 

「今に見とけよ。そのうち抜かしてやるよ」

 

「期待しないで待ってるよ」

 

「言っとけ、さぁもう1本やろうぜ。まだ時間大丈夫だろ?」

 

まだ約束の4時には時間がある。それに2本も取られるとは思わず、実は悔しいのだ。

 

「ああ、じゃあ続きをするか!」

 

結局そのあと個人ランク戦をして、見事に10-0で勝つことができた。

 

「いや~完勝、完勝。気分が良いわ!」

 

「クッソ!見事に負けたわ。完全に策に嵌っちまった。てか、なんでこんなにポイント持ってかれてんだよ」

 

「あ~、俺あんまりブースで戦わないからな。なんかスマン」

 

いつも本部に来る時は、だいたい誰かに呼ばれたりするので、その人の隊室のトレーニングルームで戦うことが多く、あまりランク戦ブースを使わないから俺のポイントはあまり高くないのだ。これは悪いことをした。

 

「まあいいさ。今度、緑川あたりからたんまり搾り取るからよ」

 

緑川よスマン、今度なんか奢ってやることにしよう。

 

しかしこのあとどうしようか。まだ3時半、約束の4時まで、まだ時間はあるが、これ以上哲次からポイントを貰うのも悪い。さてどうしたものかと考えていると

 

「あれ?佐藤先輩と荒船先輩じゃないすか」

 

と声がした。振り向くとそこには弾バカこと出水公平と、槍バカこと米屋陽介が居た。どうやら学校が終わって、ランク戦をしに来たようだ。

 

「おう、バカコンビじゃないか、これからランク戦か?」

 

「「いやだな~!?こいつはバカかもしれないっすけど、俺はバカじゃないですよ~」」

 

「「ん?」」

 

「おい!槍バカ、俺はバカじゃねぇ!むしろバカはお前だろ、こないだのテスト赤点だったこと知ってんだぞ」

 

「なんでそれを知ってんだよ!頼むから秀次には言うなよ?」

 

「陽介、赤点を取るのは仕方ないにしても、太刀川さんみたいにはなるなよ」

 

あの人はマジでヤバい。高3の俺にレポートをやらせようとしてんだから。でも結局忍田さんと風間さんにバレて、かなり叱られたみたいだけど。そういえば太刀川さん単位大丈夫なのだろうか?

 

「大丈夫ですって、心配ありませんよ」

 

「米屋には悪いが説得力がないどころか、不安さえ感じるんだが」

 

「そんな~、ひどいっすよ、荒船先輩」

 

「だったら勉強もちゃんとしろよ。っとそろそろ俺はいくわ。じゃあなまた今度な」

 

そう言うと哲次はランク戦ブースから去って行った。

 

「それにしても荒船先輩はともかく、めずらしいですね、佐藤先輩がランク戦に来てるの。せっかくなんで俺と戦いませんか?」

 

「あ、俺も俺も」

 

まだ時間までは余裕があるし、もう少しだけ戦っていくか

 

「いいぞー、でもこの後用事があるから5回ずつでいいか?」

 

「はい。出水、俺からでいいか?」

 

「いいぞ、お前の負けっぷりを見ててやるよ」

 

「うるせー、今日こそは白星を挙げてやるからよく見とけよ」

 

「じゃあ俺は302に入るから」

 

「わかりました。じゃあ俺は305に入ります」

 

 

〔 個人ランク戦 5本勝負 開始 〕

 

 

転送されるとそこは広めの道路だった。レーダーを確認すると斜め右上に赤い点があり、真ん中に進んで来ている。どうやら米屋はこちらに向かって来ているようだ。あまり策を用意せずこちらに向かって来るあたりなんというか、米屋らしさが出ているな。

 

こちらに向かって来てるならとりあえず待ち受けることにしよう。少しすると道路わきの建物の上から米屋が飛び出してきて槍を振り下ろしてくる。もちろん警戒してているわけで、落ち着いて幻踊のことも考えてレイガストで対処する。そして着地の瞬間を狙ってスコーピオンを振るう。

 

「おっと」

 

しかし、米屋はレイガストに払われた槍を地面に突き立てて着地のタイミングをずらす。

 

「少しはやるようになったじゃないか」

 

前に戦った時だったならば今のでとれていただろう、どうやら米屋も槍弧月の扱いがうまくなっているようだ。

 

米屋の成長に感心しつつも、振り下ろしたスコーピオンを燕返しの要領で追撃をかける。見事に追撃のスコーピオンが、かわそうとした米屋の左足を足首から先を切り落とした。これで機動力を削ぐことが出来た。

 

だが米屋もすぐさま右足重心に切り替えて、槍で素早い突きを繰り出してくる。いったん距離をとり、そこからスラスターを起動し、シールドチャージする。

 

「スラスターON!」

 

そしてレイガストを変形させて槍弧月を絡めとる。槍を獲られて、隙ができたところにスコーピオンでトリオン体の弱点である供給機関をつらぬく。

 

 

〔 米屋 緊急脱出  1-0 佐藤リード 〕

 

〔 2本目 開始 〕

 

 

1本目は待ち受ける形になったが、2本目はこっちから行くとしよう。俺はバッグワームを起動し、レーダーに表示されている米屋の反応の方に向かう。レーダーをみるに米屋はその場から動いていない、どうやらさっきとは違ってその場で警戒しているのだろう。

 

「見つけた」

 

屋根の上で周りを警戒している米屋を見つけた。米屋の視界に入らない様に気を付けながら近づいていく。そして数十mまで距離を詰めたらバッグワームを解除すると同時にテレポーターで米屋の背後に跳ぶ、そしてスコーピオンで切りかかった。

 

「っ!?」

 

そしてそのまま、突如後ろに現れた俺に驚いている米屋を容赦なく真っ二つにする。

 

 

〔 米屋 緊急脱出  2-0 佐藤リード 〕

 

 

 

〔 5本勝負終了 勝者 佐藤夏樹 〕

 

 

5-0 

佐藤 ○○○○○

米屋 ×××××

 

 

「いや~、まだまだ敵わないわ~。少しは勝てると思ったのに」

 

「確かに全勝したけど肝を冷やすとこも何度かあったぞ。前に戦った時より槍の扱いもより一段と磨きがかかっていたしな」

 

実際に、何度か幻踊の動きを見誤ってやられそうになるところがあった。

 

「そうすか。それならいいんですけど、でもさすがに2本目のアレはひどいっすよ~。レーダーに反応が現れたと思ったら、いつの間にか体が真っ二つになってるんでっすから」

 

「そうか、さすがにやりすぎたかなスマン」

 

「じゃあ次はおれの番ですね」

 

出水かぁ、出水も米屋と同じくらい成長しているのだろう、楽しみだ。油断しないようにさないとな。

 

「そうだな。じゃあ俺はさっきと同じ部屋だから」

 

「わかりました。俺は208に入りますね」

 

「頑張れよ~、俺の仇をとってくれー」

 

「おうよ期待しとけ」

 

 

〔 個人ランク戦 5本勝負 開始 〕

 

 

転送されて、バッグワームを起動してとりあえずレーダーにもなにも反応がないところをみるに奇襲を警戒してのことか出水もバッグワームを起動しているのだろう。

 

「よし」

 

とりあえず近くにあった少し高めのマンションに登って索敵をするとにしよう。索敵をしていると住宅の路地を周りに気を付けながら歩いている出水を見つけた。

 

「バイパー+メテオラ トマホーク」

 

そこで、バッグワームを解除してバイパーとメテオラを合成してトマホークを作り、出水と出水の周囲に落ちるように弾道を設定して撃つ。その時に出水に逃げられないよう、外側から内側に時間差をほんの少しつけるように設定する。出水もレーダーに突如出現した反応に驚きつつも攻撃を警戒し始めた。そして、出水は迫り来る攻撃に気づき、迎撃と回避が間に合わないと判断して、シールドで守ろうとする。

 

そしてトマホークが着弾し、土煙が上がる。その土煙の奥から無数の弾丸が飛び出して来る。その弾は正確にさっきまで俺の居た所をめがけて飛んで行っている。どうやら仕留めることはできなかったようだ。

 

「バイパー」

 

マンションから降りた俺は土煙の上がる方に向かいつつ、土煙の上がる場所に嫌がらせ目的のバイパーをまんべんなく撃っておく。

 

「ハウンド!」

 

土煙がはれた直後に出水がこちらの姿を確認したみたいで、ハウンドを撃ってきた。ハウンドをレイガストで防ぎつつ、出水の姿を見ると右手と右足が吹き飛んでいた。

 

「バイパー!」

 

あと一押しできまるとわかり、俺はバイパーを鳥籠のような弾道で撃つ。出水はその鳥籠弾道を防ぎ、反撃をしようとハウンドを構えた時、上からのバイパーに撃ち抜かれて

 

「ハウンド、っ!しまった」

 

トリオン体活動限界になり緊急脱出した。

 

 

〔出水 緊急脱出  1-0 佐藤リード〕

 

 

この調子でバンバンいこう!

 

 

〔 5本勝負終了 勝者 佐藤夏樹 〕

4-1 

佐藤 ○○○×○

出水 ×××○×

 

「っしゃー、1本獲ったぜー!!」

 

「マジか!すげーじゃねーか、おい」

 

「いや~まさか撃ち合いになって、合成弾の撃ち合いで負けるとは思わなかった。

出水、お前合成スピード上がったな」

 

「ホントですか。ありがとうございます」

 

もうすぐ4時になるか、そろそろ待ち合わせ場所のラウンジにいくとするか。

 

「おっと、そろそろ行かないと。じゃあなまた今度~、おつかれー」

 

「「お疲れさまで~す」」

 

ランク戦ブースで2人と別れてラウンジに向かうことにした。ラウンジについて、相手が来るのを待っていると

 

「お待たせしました。佐藤先輩」

 

どうやら来たようだ。

 




戦闘描写難しい!!


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