バカとテストと帰国子女!   作:ぽぽんた

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次に示す四字熟語の漢字を答え、適切な例文を作りなさい。

『あいまいもこ』

姫路瑞希の答え
漢字『曖昧模糊』
例文『責任の所在が曖昧模糊としていた』

教師のコメント
あやふやではっきりとしないさまを表す四字熟語ですね。読める人は多いのですが、書ける人はそう多くありません。よくできました。

吉井明久の答え
漢字『合間妹子』

教師のコメント
なんとか答えようと言う気持ちだけは伝わってきました。

城田桃真の答え

漢字『I・my・more・call』
例文『羊のぬいぐるみは、あいまいもこもこだ』

教師のコメント
I・my・more・callはどこに行ったのですか。


第十一問

そして、僕はFclassの皆さん…じゃなくて、ヒメジさん、ツチヤくん、キノシタさんにきちんと挨拶をした。もちろん、性別は伏せて。

キノシタさんもといキノシタくんは、本当に男だったみたい。僕の右手がそれを覚えている。

 

さて、僕はMr.西村に指示された通り、アキヒサとサカポンの近くの卓袱台に腰を下ろす。傍にはツチヤくんやキノシタくんもいて、なんだかとってもにぎやかだ。

 

…せ、正座ってやりにくいな…?

 

「えー、今日の授業だが、転校生は体育館に行くように。坂本、吉井、連れて行ってくれ」

「え?…雄二は代表だから解るけど、僕はどうして?」

「それは、かの…彼に、召喚獣を呼び出してもらうからだ。召喚獣の操作は、上手い奴に習った方がいい」

 

彼女、と言いかけて彼に直したMr.西村とアキヒサの話の中に、召喚獣、という言葉が出てきた。

――この学園に通うにあたって、何度か説明されたことがある。

 

その生徒の点数によって強さが変わる、召喚獣という物体。実際には見たことがないけど、パンフレットの写真ではデフォルメされた可愛いニ頭身のキャラっぽいやつだった。あれは制服姿だったけど、武器や装備も点数に比例して強くなっていくらしい。

 

そして、この学校の目玉、試召戦争!

 

それぞれのクラスがすごしやすい設備を狙って召喚獣を闘わせる、斬新なイベントだ。僕も、かなり楽しみにしてる。

これは、『学力意欲の向上』を狙ったものらしい。漢字が多くてよくわからないけど。

 

…ん?

 

ってことは、

 

 

「今から召喚獣デスかッ!?」

「ああ、そうだ」

 

 

う、うわあ!やった、嬉しいけどちょっぴりドキドキするな。もしも、すっごく弱そうな召喚獣だったらどうしよう…?学ランに木刀とか、ナックルとか…あはは、流石にそんなのはないよね。

 

兎にも角にも、いざ召喚!

 

 

―――――そして、僕達は体育館へと足を踏み入れた。

 

広々とした空間だ。壁際にはバスケットゴールがへばりついている。

向こうに見えるのは、多分体育倉庫?

 

初めて見る日本の体育館にキョロキョロしていると、サカポンとMr.西村に声をかけられた。

 

「おい桃真。今から鉄人がゲブホォグフゥッ!!!!!……西村先生が召喚獣の説明をしやがるゴブハぁッッ!!!……してくださるからよく聞け…!」

ところどころ悲鳴が入ってきたのはきかなかったことにしよう。

 

 

さあ、どんな召喚獣が出てくるんだろう?自分のこととはいえ、ちょっとドキドキしてきたよ…!よし、落ち着け僕!

 

 

 

 

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