「おい、それなら…点数が高いときにだけ発動する、腕輪の能力はどうなってるんだ?」
「そうだな。よし、城田。やってみせろ」
途端に、フィールドが「英語」に切り替わった。
僕の召喚獣の腕に、見慣れないアクセサリーがついたこと以外は、別になにもないような…
「……Mr.西村。このあとはどうすれば…」
「よし。そこで、召喚獣を操作しろ」
召喚獣の操作…頭の中で、召喚獣へ指示を出す。ワンテンポおいて、召喚獣が動き始めた。……ん?な、なんか、想像してたのと違うよっ!?
う、動きもぎくしゃくしてるし、なんというか、体が重く感じられてしまう。
「あはは。桃真、最初はみんなそんな感じだから、大丈夫だよ」
アキヒサは軽く笑って見せるけど、僕はそうもいかない。
「さ、サカポ~ン…動けないデス…!」
「まあ、慣れないと仕方ないな。…じゃあ、早速能力発動だ」
「それじゃあ…『炎上』だ」
Mr.西村に言われた通り、僕は大きな声で、「炎上」と言った。
僕の召喚獣を中心とした半径1メートルほどの円が現れて、その中が突如、燃え上がる。
「……うわ」
アキヒサの声が聞こえて、―――気がつけば、僕達は赤々とした炎を見つめていた。
そして、彼が放ったもう一つの言葉。…それは、まだ日本語に疎い僕でもわかるような単純な文章で、それでいて感情がはっきりと示されている簡潔で美しい言葉だった。
「これ、フィードバック怖いよっ!?」
そうでしょうとも!
★☆★☆★☆
さて、むさくるしい男達と一緒に召喚獣を動かした後は、女の子達に癒されよう!もうこの考えが女として終わってるとかは敢えて考えない考えないっ!
「城田くん、どうでしたか?」
ヒメジさんの優しい声に、僕は笑顔で答える。ああ、癒されるなあ。マイナスイオンでも出しているんだろうか。森林浴でもしている気分になってきたよ…。
「う~ん、疲れマシたけど、召喚獣を出すのはとっても面白かったデスよ?」
「ですよね。私も初めて出したときはちょっぴり感動しました~」
「なになに、なんの話ッ?」
シマダさんが、ひょこっと首を突っ込んできた。ヒメジさんとは違い元気で明るい彼女をみていると、こっちまで元気になってくる。ヒメジさんとは別の意味で、元気をもらえる人だ。
「あー、召喚獣ね。ウチも、アキの召喚獣を殴り飛ばしたときは気分良かったなあ~!」
「み、美波ちゃんそんなことしてたんですか…?あ、も、勿論去年の話ですよね?」
「ううん、今年の話よ」
「……あはは…」
おや、二人は名前呼びになるくらい親密な友人らしい。僕もまぜて!…っていかないのがつらいところだよね、僕今一応男子だし。……とはいえ、アキヒサは「アキ」「明久くん」って呼ばれてるし、いつかは下の名前で呼んでほしいなあ。同性の友達も欲しいしね。
「「「死ね 異端者よ」」」
でもその前に、まずはこの人たちをなんとかしなくちゃねッ★