1559年に尾張を統一した織田信長は、翌1560年に( )で今川義元を打ち破り武名をあげた」
吉井明久の答え「桶狭間の戦い」
先生のコメント
正解です。この戦いで織田信長は戦国大名としての第一歩を踏み出したということになりますね。
城田桃真の答え「オセロ」
先生のコメント
せめて囲碁にしてください。
「1050点…だと…!?そして、それ以外の教科が極端に弱いとは…!」
「エ、エエ?なんデスか、なんでそんなに難しいカオしてるんデスか!?」
うええ、どうしよう、僕のせいで機嫌悪くなっちゃったのかな?
どうしよう、こんな怖そうなのに目ぇつけられたらこの先高校生活生きていけないよ…。
「ゆ、雄二!また桃真泣いちゃったけど!?なにしたの!?」
「なにもしてねえよ!勝手に泣き出したんだろうが!」
「だ、駄目だってば雄二!そんなに大きい声出したら逆効果だって…あ」
「どうした?」
「うわあああああああああん!!!!!」
「…もう遅かったね…」
ひぐっ、えぐう…
ひ、酷い、ユウジくん…ええいもうあんなのに「くん」なんていらないや!ちょっと女子っぽいって気はしてたし、もう名字だけで良いよ!…って名字知らないや。
ん、胸に名札がついてる…?えっと、じゃあ、さ、さか…?
「うえ、ええ…サカポンのバカ野郎ッ!」
「待て!盛大に読み間違えてるぞ俺の名前!俺は坂本だ、坂本雄二!」
「ぷっ…さかぽんて…あはは、良いじゃんさかぽんで!雄二の顔に似合わず可愛いし!」
「てめぇ明久、調子に乗りやがって!」
あ、二人とも、喧嘩は駄目だってば。授業中だし迷惑になっちゃうよ?
「それはお前が言えることじゃないんだが…まあいい。よし明久、」
良かった、やめてくれるみたい!
「もっと騒げ!Aクラスの邪魔をしたら試召喚戦争の時に有利になるかもしれない!」
「あいあいさー!」
ってちょっと!突然足をふみならして叫び始めたんだけど!?どこの無法地帯!?
「Stop!Stop please,アキヒサ、サカポン!」
「その名前使うんじゃねえ――っ!!」
「まあまあ雄二。それよりも邪魔することが先決だよ、先生が注意しに来るまで続けよう!」
「…そうだな。おい、桃真もするか?これはある意味日本の礼儀でな、世話になる相手のためになることをするんだ。」
「清々しいまでの下衆だね雄二!まったく尊敬したくないよ!」
え、そうだったんだ!まったく知らなかったよ!それじゃ、僕も混ざったほうがいいんだね、よし!
「……アンタらなにしてんのよ…」
「…Who are you?」
今まさに僕がとび跳ねようとした時、溜息の音が聞こえた。
その声の方へ目を向けると、そこにはポニーテールの気の強そうな可愛い女の子が腕組みをして立っていた。
「…え、英語!?え、えっと、Myname is Minami Simada 」
「ドイツ訛りデスか…アナタはドイツ人、ではないデスよね、えーっとGuten tag!」
「……ちょっと訛りがあるけど、日本人にしては良いんじゃない?…ところで誰?」
あ、しまった。自己紹介忘れてた!
「城田桃真です、どうぞヨロシク!」
「あ、ええ。…って日本語喋れるのね…」
若干苦笑いをしたシマダさんの手を握る。
(…どうした明久?)
(うん…女同士だと思っても、なんかこう…)
(やきもちか?)
(FFF団の血が騒ぐよね!)
(そっちかよ!)
FF…?なんだろう。
「えっと、もしかして坂本が言ってた転校生?」
「あ、YES!帰国子女で、日本語はアマリうまくないのデ、迷惑かけるカモデスが、よろしくお願いしマス!」
「…ふうん」
僕が言うと、シマダさんはにこりと笑った。
「そんなの、気にしなくていいわよ。ウチも帰国子女だったんだし。」
「そうですか。」
うわあ、なんて良い人なんだ!
「…シマダさんは、笑顔がcharmingですね!」
「……ふぇっ?」
((あああああああ―――――ッッ!!!!))
…アレ?僕、何か言っちゃいけないこと言っちゃった?でも、日本では笑顔を褒めたらマナー違反なんて無かったはずだけどなあ…
『FFF団、参上!』
「あ、アナタ達がFFF…むぐっ。あ、あき…?さかぽ…?」
「「逃 げ る ぞ !!!」」
…僕、いつになったら教室行けるのっ!?