バカとテストと帰国子女!   作:ぽぽんた

7 / 14
第七問

「お前らは、一体何をしとるんだ」

「「すいません」」

 

……あの後。

僕達は、やってきたMr.西村に救出されて、その後すぐに「補習室」という所に連れて行かれた。

…ほしゅーしつ?ホシュ―?hose?…んー、絶対違うねっ!これ!

 

で、えっと、今、アキヒサとサカポンは、Mr.西村に土下座させられてるよ!ん~、これ、ギザギザの…石?へえ、ニッポンじゃタタミじゃなくて石に正座するんだねっ?

 

「それで、何も知らない無垢な帰国子女を宙づりにして遊んだ、と」

「「違いますっ!」」

 

おっ!声が揃った!二人って仲がいいんだなあ。

「「仲良くないっ!」」

「お前らは一体誰と会話しとるんだ!まあいい。覚悟はできてるな?」

 

あ、Mr.西村、はんせーぶんとか書かせる気だね?ニッポンじゃそれが常識だってこっちに来るとき言ってたもん。んー、どんなこと書くのかな?

 

 

 

 

「ふんっ」

 

 

 

「くぴゃっ!て、てつじくぴょっ!?いった―――――!!!!!」

「ぐはああああっっっ!いってええ!」

 

 

あ、殴った。

 

おー、これがニッポン名物体罰きょーし!いいもの見れたなあ!

ってにゃっ!?アキヒサもサカポンも首がおかしな方向向いちゃってるよっ!

えっと、こういうときはどうすればいいのかな…!?これ、えっと、えい!

「ぴぎゃあああっ!首が、首があああっ!」

「ご、ゴメンアキヒサ!」

あ、サカポン待って逃げないで!?

 

「はあ…わかった。じゃあ、城田。先に教室へ行っておけ。あとは俺が―――」

「へ?いや、それは…あっ!僕、一人じゃ心細いデス…できたら、この二人と一緒に行きたいナ」

 

うん、自分でも名演技だ。確かにMr.西村はひっかかってくれたよ!

「じゃあ、放課後にするか」

あんまり効果ないけどね。

でもまあ、この二人だったら逃げ切れるかなあ?

 

「ありがとう…すっごく助かったよ桃真!」

「僕、大した事してナイデスよー」

 

えへへっ、照れるなあ。

 

「そうだな。お前が喚かなければ見つからなかったんだから」

 

 

……ぐすん。

 

 

「って雄二!また泣かした!鉄人来ちゃうよ!」

「マジか!っていうかお前泣き虫すぎるだろ!男なら…いや女か…」

 

あれ、サカポン何を言ってるの?僕は男だよっ!?少なくとも学校内では!だからその大きい口は綴じよ―――か――――っっ!!!!

 

「漢字間違いだよな!?それ漢字の間違いだよな!!?」

 

あはは、何を言ってるのさサカポン。言葉に漢字もなにもないんだよ…?

 

「そのソーイングセットしまえ!女っぽく見えるぞ!」

えっ、本当!?

 

 

 

 

「……雄二?誰が、女らしいの?」

 

 

 

 

あれ。

 

 

これ、なんか。

 

 

 

ラスボスの予感?

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。