「お前らは、一体何をしとるんだ」
「「すいません」」
……あの後。
僕達は、やってきたMr.西村に救出されて、その後すぐに「補習室」という所に連れて行かれた。
…ほしゅーしつ?ホシュ―?hose?…んー、絶対違うねっ!これ!
で、えっと、今、アキヒサとサカポンは、Mr.西村に土下座させられてるよ!ん~、これ、ギザギザの…石?へえ、ニッポンじゃタタミじゃなくて石に正座するんだねっ?
「それで、何も知らない無垢な帰国子女を宙づりにして遊んだ、と」
「「違いますっ!」」
おっ!声が揃った!二人って仲がいいんだなあ。
「「仲良くないっ!」」
「お前らは一体誰と会話しとるんだ!まあいい。覚悟はできてるな?」
あ、Mr.西村、はんせーぶんとか書かせる気だね?ニッポンじゃそれが常識だってこっちに来るとき言ってたもん。んー、どんなこと書くのかな?
「ふんっ」
「くぴゃっ!て、てつじくぴょっ!?いった―――――!!!!!」
「ぐはああああっっっ!いってええ!」
あ、殴った。
おー、これがニッポン名物体罰きょーし!いいもの見れたなあ!
ってにゃっ!?アキヒサもサカポンも首がおかしな方向向いちゃってるよっ!
えっと、こういうときはどうすればいいのかな…!?これ、えっと、えい!
「ぴぎゃあああっ!首が、首があああっ!」
「ご、ゴメンアキヒサ!」
あ、サカポン待って逃げないで!?
「はあ…わかった。じゃあ、城田。先に教室へ行っておけ。あとは俺が―――」
「へ?いや、それは…あっ!僕、一人じゃ心細いデス…できたら、この二人と一緒に行きたいナ」
うん、自分でも名演技だ。確かにMr.西村はひっかかってくれたよ!
「じゃあ、放課後にするか」
あんまり効果ないけどね。
でもまあ、この二人だったら逃げ切れるかなあ?
「ありがとう…すっごく助かったよ桃真!」
「僕、大した事してナイデスよー」
えへへっ、照れるなあ。
「そうだな。お前が喚かなければ見つからなかったんだから」
……ぐすん。
「って雄二!また泣かした!鉄人来ちゃうよ!」
「マジか!っていうかお前泣き虫すぎるだろ!男なら…いや女か…」
あれ、サカポン何を言ってるの?僕は男だよっ!?少なくとも学校内では!だからその大きい口は綴じよ―――か――――っっ!!!!
「漢字間違いだよな!?それ漢字の間違いだよな!!?」
あはは、何を言ってるのさサカポン。言葉に漢字もなにもないんだよ…?
「そのソーイングセットしまえ!女っぽく見えるぞ!」
えっ、本当!?
「……雄二?誰が、女らしいの?」
あれ。
これ、なんか。
ラスボスの予感?