白い兎は天然でマイペースな兎に懐かれる   作:ネム狼

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頭空っぽにして書きました
夏のランニングはアカンです
今回はネタを大量に入れました、おたえがボケまくります


白ウサギの体力作り、ウサギはコーチとなる

「あぁ~、涼しい」

 

 たえとランニングを終えて数十分、エアコンの付いたリビングで俺はエターを腹に乗せて寝っ転がった。エターも涼しいあまりに気持ち良さそうに眠っている。うん、寝顔が可愛い。

 

 もういいや、このままウサギ小屋で暮らそう。それでエターとキルとケーに囲まれて暮らすんだ。その方がどれだけ気持ちいいことか。

 

「ハク、また寝っ転がってる!」

「たえ、エターを乗せて寝るのは気持ちいいんだぞ?オッちゃん乗せたいんだけどいいか?」

「だから駄目だよ、オッちゃんハクのこと嫌ってるから無理だと思うよ?」

 

 オッちゃんに懐かれることはもうないのか?たえには懐かれてもオッちゃんには懐かれない、こんなの理不尽過ぎるだろ……。

 

 今日はランニングしたんだ、もう走りたくない。今日はさすがに弾き語りする気も起きないし、このまま寝てようかな。

 

「ハク、弛んでる!」

「え?」

「明日から体力作りしよう!こんなことしてちゃ駄目だよ!」

 

 えぇ……。あのたえがこんなこと言ってるんだけど、何があったの?なんでこうなったの?寝っ転がってるだけなのに、何故体力作り?

 

「嫌だ!このままエターと寝るんだ!そんなのやりたくない!」

「じゃあハク、別れようか?」

「っ!?たえ、それはズルい!だったらやるしかないじゃねえか!」

 

 誰か助けて、ウサギさんが苛めてくるんだけど……。流星の戸山さん、助けて下さい。星をあげるから生け贄になって下さい。

 

 

▼▼▼▼

 

 

「へっくし!」

「どうしたのお姉ちゃん?」

「へ?何でもないよ、あっちゃん!」

 

 何だろう、誰かが噂をしてる。ハクの声が聞こえたような気がするんだけど、気のせいかな?生け贄になれーとかなんか言ってたような……。

 

 

――まあいいや!さてと、有咲の所行こっと!

 

 

▼▼▼▼

 

 

「ファイトだよハク!その調子!」

「ファイトだよじゃねぇっつーの!何で走らせんだよ!ウサギ!悪魔!おたえ!」

 

 ハクに別れ話を持ち込んで走らせることに成功した。私らしくないけど、あんなハクを見ていたらいつか真ん丸になるんじゃないのかと思い、走らせることにした。

 

 このままポピパのみんなも誘おうかな?その方が面白いかもしれない。まぁそれはまた今度にしようかな。

 

 私は後ろからハクを応援しながら走っている。一方のハクは汗だくだ。よし、後であの汗を舐めよう。そうしよう。

 

「たえ、今汗を舐めようとか考えてなかったか?」

「か、考えてないよ!?」

「そういうのは二人きりにしてくれよ?バレたらおしまいだからな」

「うん、わかった」

 

 二人きりということは舐めていいんだね!ハク、それはフリなんだね。どこかのダチョウみたいだ。

 

「はい、1・2・3・4……」

「待て待て、今度は何を言う気だ!?」

「え?ただの掛け声だよ?」

「やるのはいいけど、どっかから怒られそうだからやめとけ」

 

 あ、そうか。これあのCMでやってたな。なんだったっけ?まあいいか。

 

 それにしてもハクもう息切れしてる。走ってから二十分しか経ってないのに早すぎる。私なら何分か走れるのに、感覚が違うのかもしれない。

 

「もしかすると私はターミ……」

「やめろっちゅーに!このバカウサギ!」

「ぎゃふ!?」

 

 ハクからツッコミを喰らった。痛い……。

 

「たえ、頼むからやめろ!笑いを堪えてるこっちの身にもなれ!」

「あれハク笑ってたの?」

「そうだよ、笑ってたよ!あまりにもボケが激しかったからツッコミを入れたんだよ!走り辛いわ!」

 

 ハクが走り辛いならやめよう。私とハクは途中で沙綾に会い、パンを差し入れで貰った。中身はクロワッサン二つだった。何の偶然かな?沙綾は私達が来ることを想定していたのかな?

 

「頑張ってね二人供!特にハク、最後まで頑張れ!」

「ありがと沙綾!」

「沙綾も夏バテしないようにな!」

「はいはい、山吹沙綾夏バテしないように頑張ります!」

 

 なんだろう、沙綾がどこかのアイドルみたいに見える。パン屋のシンデレラかな?

 

 

▼▼▼▼

 

 

 やっと家に着いた。たえがボケまくったせいで走ってるときにむせるわ笑いすぎて腹筋が痛くなるわで大変だった。体力作りじゃなくて腹筋作りになったよ。

 

「たえ、お前は俺を笑わせに来てるのか?」

「ごめんねハク、走るついでに腹筋も鍛えられらばなと思ってついやっちゃったんだ」

 

 たえはウィンクし手を合わせて謝った。あそこまでやられたら笑うしかないだろ。てかなんでそこまでネタ知ってんだよ。そっちが気になるわ。

 

 ああもう疲れた。ベッドに寝っ転がり横になる、あんなに走ったら誰だって疲れる。何せ二、三時間も走ったんだ。体力がないからバテてしまう。

 

「ハク、汗舐めていい?」

「駄目だ。何ストレートに聞いてんだよ、こんなことを聞けるお前が怖いよ」

「そうかな?」

 

 そうかなって、それを聞く時点で変態としか思えない。たえってこんなにおかしかっただろうか、黙ってれば可愛いのに……。困ったものだ。

 

 俺は疲れているせいか眠りに落ちてしまった。あれ?首もとに何かザラザラしたものがあるんだけど、もしかしてたえに舐められてるのか?もうわからないや。

 

 なんか「ハクの汗美味しい」とかなんか言ってるんだけど、俺の彼女ってこんなに変態だったっけ?

 

 

――もう知らん、俺は疲れた。

 

 

 




流星の戸山さん、ステラするのかそれともどっかのキャスターに生け贄にされるのか、どっちなのやら

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