今回は花見やって白兎とおたえがポピパメンバーに演奏披露です
「ハクお花見行こうよ!」
「えっ花見?なんでまた?」
たえが突然花見に行きたいと言い出した。確かに今は桜が結構咲いてるからいまの時期はちょうどいいかもな。
「俺とたえだけでか?」
「ううん。今回は香澄達も誘ってきたんだ。あとはオッちゃんも連れていこうかと思うんだけど......」
「ならおれもエター連れてくかな。エターにも桜見せてやりたいし」
「ハク、絶対オッちゃんもふもふしないでね?」
「さすがにしないよ。嫌われてるからな」
そうか香澄達もか。エターは連れていくけど、あとどうするかな?あ、そうか!あと弁当だ。
「たえ。今から弁当作るから手伝えるか?」
「いいよ。あ、あとね、香澄がハクのギター聴いてみたいって」
「えっ、俺のギターを?それはいいけど、たえはいいのか?」
「たまには、他の人に聴いてもらうのもいいんじゃないかな。私はどっちでもいいよ」
「じゃあさたえもギター持ってきてもらっていいか?今回は一緒に歌おう。この前桜に因んだ曲探して練習しただろ?それをやろうかなって思ってさ」
「いいねそれ!やろうよハク!」
たえ喜んでくれたな。まあやるのコ◯クロの「桜」とボカロの「桜ノ雨」をやるところだ。桜ノ雨は合唱とかだからできるか心配だけど俺とたえでやろうって決めたからな。頑張ろう!
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弁当も完成して、エターもキャリーに入れたしギターケースも準備できた。思ったが明らかに香澄もギター持ってくるよな。あいつならやりかねない。
「もう着くけどたえ重くないか?」
「大丈夫だよハク。重くはないから問題ないよ」
「ならよかった。なんかあったら言ってくれよ?」
「うん!」
言ってる間に着いたな。お、香澄達もすでに着いてたのか。ってやっぱりギター持ってるし!
「おっはよー!二人共!」
「お、おはよ。香澄お前やっぱり持ってきたんだな」
「香澄って変態なんだね」
まだ言ってるのかよそれ。どんだけ引きずるんだよ。
「おたえ、白兎おはよう」
「おはよう白兎君、おたえちゃん」
「おはよ、白兎、おたえ」
あれ、みんな揃ってたんだな。じゃあこれで全員か。
「おはようみんな。じゃあ花見にするか。演奏はあとにするからさ」
「わかった。ってお前らオッちゃんとエター連れてきたのかよ!」
「まあな。たまには散歩しようかなっていうもんだ」
「そうだよ有咲!連れていかないと可哀想だよ!」
そりゃまあ、エター連れていかないと俺的には花見にならないからな。そこはたえと話して共感したし、ウサギは可愛いからな。たまには散歩に連れていってあげないとな。
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レジャーシートを敷き、弁当を開けた。三段弁当で作ったみたいだけど、ハク気合い入れすぎだよ......。1段目は全部いなりで、2段目は野菜や唐揚げ、春巻き、さらに玉子焼きがある。3段目には何等分かに切った恵方巻きが入っている。ハクこれはやりすぎだよ。相当楽しみにしてたんだね。
「な、なあこれやりすぎじゃね?」
「これは...ねえ」
「白兎君すごいね!さすがおたえの旦那さん」
「これ食べきれるかな?」
おい香澄今たえの旦那さんって言っただろ。なるかはわからねえよ。"まだ"なんだよそういうことは。てかたえは顔赤くしてるし。
「香澄そんなハクが旦那さんだなんてまだ早いよ」
「やめろたえ。誤解生むからやめて」
「えっまだなの!?」
「てっきり夫婦になるのかと思ったよ。なんか残念だな~」
りみは驚いてるし香澄は「期待して損した」みたいな顔してるし。ああもう、耳が熱いんだけど!
「ま、まあご飯にしよ」
「そだな。まあ休み休みで食べるか」
とりあえず食べよう。なんかオッちゃんとエターがじゃれてるんだけど...。ああオッちゃんもふもふしたい。あの毛を触りたい!
「ハ、ハク。駄目だよオッちゃんもふもふするのは...」
「やっぱ駄目なのか?」
「白兎お前、顔こええよ」
「さすがの私でも引いちゃうよ......」
えぇ...。有咲はまだしもりみからも怖がられるなんて。悲しいなあ。ウサギ好きなのは俺とたえだけなのか。もふもふしたらウサギの可愛さとかわかると思うんだけどなあ。
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ハクやばいなあ。オッちゃんをもふもふしたら駄目って言ってるけど、相当重症みたいだ。まあ毛をもふもふしたいのはウサギ好きの私でもすごくわかるけど、やりすぎたら嫌われるからねえ。その例が目の前にいるんだけど......。
キルとケーも最初からもふもふされるのを察してハクを避けてるし、ハクはエターと私のウサギにしか好かれてないみたいだ。あの時のウサギに埋もれていた時のハクは幸せそうな表情をしていた。中学の頃からすっかり変わっちゃったけど、なんであんな変人になったのかな?あ、私のせいか。それなら仕方ないや。
「それにしても香澄、なんでギター持ってきたんだ?」
「いやー、なんか手放せなくてねぇ」
「えぇ...。なんかさすがの俺でも引くよ」
「そうかなあ?」
「そうだよ。香澄、お前ホントにおかしいからな」
「そんな有咲まで~、酷いよ有咲~」
香澄はブレないなあ。弁当の方はだいぶ無くなってきたからいいけど、ハクやりすぎだなあって思ってそう。そろそろ演奏しようかな。
「ハク、そろそろ弾かない?」
「そっか、もうそんな時間か。よしやるか」
「どうしたの二人共?」
「これからギター弾こうと思ってな。聴きたいって言っただろ?」
「うん!聴きたい聴きたい!」
ハクがポピパのみんなの前でギターを弾くのは初めてだよね。緊張してるかもしれない。でもハク、私も一緒に弾くから緊張しなくていいんだよ。
「今から弾く曲は桜と桜ノ雨だ。多分みんなも聞いたことはあるかもしれないけど、聴いてくれると嬉しい」
「今から弾くね」
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な、なんか変な感じするな。人前で弾くのは初めてだから緊張してまともに弾けない。でも最後までやろう。桜が舞う中で弾くってなんか悪くないな。オッちゃんとエターは互いに体をくっつけて寝ている。癒されるけど、今は演奏に集中しよう。
弾いていて人前で演奏するってこんなにいいんだなって初めて感じた。今まではたえのためだったけど、たまにでいいから人前で弾くのも悪くないって思った。今度また香澄達の前で弾こうかな。頼まれた時にやろうか。
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演奏して何分が経ったのか。それはわからないけど、弾き終わってから名残惜しいっていう思いが心に残っている。この思いは桜が全部散ったら消えるのかもな。
「す、すごい!」
「白兎とおたえ、息ピッタリだったな」
「二人共めっちゃ良かったよ。感動したよ!」
「これが幼馴染みの為せる演奏なんだね」
なんか恥ずかしいな。終わったらなんか肩の力が抜けてきた。
「た、たえ......。お疲れ様」
「ハクお疲れ様!楽しかったよ!」
「俺も楽しかった」
すごい疲れたな。ここまで緊張するなんてな。もう少し練習するか。人前に慣れないとこんなの聞かせられないや。
「あ、あのさみんな」
「どうした白兎?」
「これから俺のことは"ハク"って呼んでいいぞ」
「えっ!そんないいの?」
なんでかな?自分でもわからないけど、白兎じゃなんか壁があるなって感じだから、ハクって呼んでほしかったのかもな。もう少しみんなと仲良くなりたいのかもしれない。なんとなくだけどそう感じたんだ。
「私はいいよ。むしろ呼んであげて」
「お、おたえ!?いいのそんな......」
「いいんだよこれで。たえからのお墨付きだぞ?」
遠慮しなくていいんだけどな。最初は難しいけどだんだんと慣れてくれればいい。
「じゃ、じゃあハク君!これでいい?」
「いいぜ香澄」
「改めてよろしくなハク」
「よろしくねハク君」
「ハクよろしく」
「よろしくな、みんな」
最初どころか慣れてるかのように呼んでますやんみんな。まあこれでいいか。
こうして俺達の花見は幕を閉じた。さあ明日はどんな日になるかな?次の日がどんな一日になるか楽しみだ。
花見回終わりです
これからもおたえと白兎は人前で演奏するようになります
追々とやっていきますので
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