新世紀エヴァンゲリオン -破壊の継承者-   作:歌音

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第拾肆話/混じられた天使

 

 

 

「これこれ、『七番目』発見」

 

『男』は、眼下に存在する『七番目』を見ながら、満足そうにうなずく。

 

『男』はまるで当たり前のように宙に浮いていた。

 

ただ『男』が普段と違うところは…『男』が『仮面』と『鎧』を身に着けていたことだ。

 

「さってと、今回はコレコレ」

 

『男』はここに来る前に、協力者である『洋装の男女』からもらった、『トゲトゲの物体』を出す。

 

それは、『妖怪と呼ばれる存在でもあるモノ』の卵だった。

 

「さってと、どれがいいかな…『土蜘蛛』の方が、いや『一反木綿』かな、『塗壁』…」

 

ツルッ

 

「あっ」

 

ぼと、ぼと、ぼと…ぐにゃんぐにゃん

 

のんびりとした音で落ちた十個以上の『トゲトゲ』は『七番目』に触れると、すぐに『七番目』の『中』に侵入し、『七番目』の体を変化させていった。

 

「………まっ、いっか」

 

そのまま、『男』は帰っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「嵐のような時代も…」

 

ここは第3新東京の最高級マンションの一室。

 

一室といっても、階層丸々一つの部屋となっている為、他の住人はココにはいない。

 

部屋に使われているものは過度な派手さはないが、質は一級品で、キッチンも最上級のものだった。

 

「ハタからみればただのクロニクル…」

 

一人の少年が料理をしている。

 

少年の手際の良さは素人目から見てもプロ並みで、料理がどんどん出来ていく。

 

作っているのは和食…朝食としての栄養とカロリーを完璧に計算し、何より美味しく作っている。

 

ご飯を釜で作り、軽く海苔を焙り、現在は卵焼きを焼いている。

 

「…よし、いいかんじ」

 

卵焼きを皿に移して、少年…碇シンジは軽く達成感を感じる。

 

次の行動に移そうとした時…

 

ギュッ、むにゅ…

 

「…マリ、何をしている?」

 

自分の背中に抱きついてきた人物…『真希波=マリ=イラストリアス』にシンジは尋ねる。

 

「ん~、ワンコ君をじゅ~でんちゅ~」

 

マリはシンジの背中に頬擦りをする。

 

「充電って、なにを?」

 

「ワンコ分、とか?ん~、良い匂い…ワンコ君の匂い、LCLだけじゃなくて…こうなんか違う良い匂いがするにゃぁ」

 

「朝飯の匂いだろ。ほれ、邪魔だから離れろ」

 

なんか蕩けてるマリを引っぺがそうとシンジ。

 

が、これが妙に強い力で抱きついている。

 

下手に暴れると朝食に被害が出るかもしれない。

 

「いいじゃん、代金は払ってんだし」

 

「代金?」

 

「こ・れ」

 

ぽにゅ、ぽにゅ

 

「気持ちいいっしょ」

 

「やめなさい!教育に悪い!」

 

シンジが再びマリを引っぺがそうとすると、

 

トテトテ、ギュッ、ぽにゅ。

 

「…レイ?何をしている?」

 

シンジはレイの事をこの間から名前で呼んでいる。

 

理由は単純明快。

 

アスカとマリの事は名前で呼んでいるのに自分だけ違うのは嫌だ、ということだ。

 

「充電中。代金は支払い済み」

 

「やるね、レイ」

 

マリはグッと親指を立てる。

 

「ほら見なさい!真似しちゃったでしょ!」

 

オカン口調になったシンジは2人を引っぺがそうとすると、

 

「…朝っぱらからやってくれるわね」

 

「はっ!?」

 

そこには物凄い形相のアスカと

 

「…羨ましいね」

 

羨ましそうな顔をするカヲルがいた。

 

「よ、よう。アスカ、カヲル。おはよう」

 

「おはよう。で、朝っぱらから肉欲獣の破廉恥な活動を見る事で台無しになっている私の朝の気分をどう責任とってくれるのかしら、Mr.肉欲獣?」

 

「に、肉欲獣って」

 

「んにゃ。姫も充電する?」

 

「…ここ、空いてる」

 

「するか!」

 

「じゃあ、僕が…」

 

「あんたはちょっととまれぇぇぇ!」

 

こうしてチルドレンズの住む、葛城家の一日は始まる。

 

 

 

 

 

 

 

アスカ・マリ・カヲルがシンジ達と同じ学校に転入してから約一週間。

 

この3人の転校生は暫く話題をさらった。

 

最初は猫を被り捲くっていたアスカだが、マリの言動につられて、本性を出しているが、マリと共に全男子生徒の注目になっている。

 

(しかし、ラブレターを踏みつけるのは酷いよなぁ)

 

同じようにラブレターをもらっているマリの場合は、

 

「ね!ね!ワンコ君見て見て!こんなに手紙もらったよ!嫉妬する?大丈夫!優先的にワンコ君のモノになってあげるから心配しないでね。にゃ♪」

 

この調子である。

 

(最近、闇討ち多いな。それと…)

 

「シンジ君。次の移動授業なんだけど」

 

ギュッ…

 

と腕を絡めて来るカヲル。

 

この男は妙にボディタッチでのスキンシップを取ってくる。

 

いったい、いつデレたんだろう。

 

ていうか、男同士だろ?

 

「愛に性別なんて関係ないよ」

 

…さいでっか。

 

こら、そこの女子。なぜ顔を赤くしてこっちみてキャーキャー言っている。

 

ケンスケ。この状態の写真を取ってどうするつもりだ?

 

ギュッ…

 

「…レイ」

 

「どうしたんだい?」

 

「ズルイ…私も…」

 

「ふふっ。どうやら僕と君は同じようだね」

 

とここでマリが再び乱入して抱きつき、アスカが怒鳴りに来た。

 

「…はぁ」

 

シンジは溜息を吐きながらも、

 

「平和だな」

 

少し…一人じゃない事がうれしかった。

 

 

 

 

 

 

「まさかマリが『マシンディエンダー』を持っているとはな」

 

「へへ~、いいでしょ。ワンコ君のと色違いの御揃いだね」

 

「それ以前にあんたら、中学生がバイク運転するんじゃないわよ」

 

「うん、確かに3人乗りは危ないな。今度から考えるか」

 

「そうじゃなくて!」

 

本部に来たチルドレンの五人はプラグスーツに着替えていた。

 

「ところでマリのプラグスーツだけ違うな」

 

マリの緑で結構メカニック部分の目立つプラグスーツをみてシンジは言う。

 

「いやん♪どこみてんのえっち♪」

 

「碇君、えっちなの?」

 

「この肉欲獣」

 

「君も好きだね…僕をみて」

 

「おいおい」

 

最近妙に集中攻撃が多いシンジ。

 

「まっ、これは仕方ないんだよ。5号機はまだ仮設状態だからね。新しいプラグスーツができるまでここままにゃんだ」

 

「完成してから持ってくりゃいいのに。3号機と4号機はまだアメリカで造ってんだろ?」

 

「いろいろあるんだよ。い・ろ・い・ろ」

 

「ふ~ん」

 

シンジはマリに近づき、小声で、

 

『5号機に何がセットされている?』

 

『う~ん…ワンコ君のサポートメカ?』

 

『なに?』

 

『ま、ワンコ君は私が『9 RIDERS CARD』を手に入れるまで死んでもらっちゃこまるからね~』

 

「私にお・ま・か・せ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薄暗い一室で赤木リツコはパソコンのモニターに向き合っていた。

 

仕事の内容は第六使徒戦の資料整理であるが、半分はライフワークだった。

 

(この間、変身した意味がわからなかった『電王』と新しい形態『キバ』…見たかったわね)

 

リツコはミサトがまとめた報告書に目を通し軽く口を噛む。

 

「『電王』に『キバ』…何とか詳しく調べる事は出来ないかしら。それに…」

 

リツコはもう一つの資料を見る。

 

「ディエンド…それにディエンドが呼び出した3人の『仮面ライダー』…」

 

これはどういう事だろうか?

 

シンジが変身するディケイドは違う仮面ライダーに変身する。

 

しかし、ディエンドは仮面ライダーを呼び出す。

 

「でも…この今回召還された仮面ライダー…形態が似ているわ」

 

ミサトの取ってきたビデオ映像を思い出しながら考える。

 

これはリツコの推測だが、この3人、『王蛇』『タイガ』『龍騎』は同じテクノロジーで作られた仮面ライダーではないか?

 

今までシンジが変身した仮面ライダーに同じ技術を使われたものはなかった。

 

いったい、『仮面ライダー』は何人存在するのだろうか?

 

「そして零号機に使われた『FFR(ファイナル=フォーム=ライド)』…まさか、仮面ライダーに使われるものだったなんてね」

 

『龍騎』が赤龍に形態変える映像を見た時は驚いた。

 

「仮面ライダー…」

 

少なくとも、この仮面ライダーを作り上げた人物は少なくとも自分より遥かに天才だ。

 

いったいその人物は何が目的で仮面ライダーを作り上げたのだろうか?

 

(謎は深まるばかりね…あの『噂の四人目』のディエンドライバー、まきあげる事できないかしら)

 

「フゥ…」

 

キーボードから手を離し、一息入れた瞬間、後ろから伸びてきた手が、リツコの首に絡みついた。

 

「少し、痩せたかな…」

 

「…そう?」

 

「悲しい恋をしているからだ…」

 

「どういう意味かしら?」

 

「それはね…涙の通り道にほくろがある人は、一生泣き続ける運命にあるからだよ…」

 

「…言ってくれるわね?これから口説くつもり?」

 

「お望みとあらば…」

 

そう言って目の前に回りこんできたのはやはり加持だった。

 

加持の顔が視界の中で大きくなってくる。

 

唇はこちらの唇に……

 

「…でもダメよ、怖ぁい、お姉さんが見ているから」

 

「え?」

 

加持がリツコの視線を辿ると、ガラス越しに『般若』がいた。

 

「や、やぁ、葛城じゃないか!こっちこないか!?」

 

その形相に流石の彼も冷や汗をかいている。

 

プシュウ~

 

自動ドアが開くと共に大股でミサトが加持に迫った。

 

目の前に立つと『般若』腕を組んで加持を見下ろす。

 

「……えらく手の早い事で……」

 

「び、美人を口説くのは、お、男としての義務だと思うぞ?」

 

「あら、光栄ね」

 

「けっ!あんたチルドレン達の護衛できたんでしょう?いつまで本部にいるのよ!?」

 

「いや~、今度本部詰めになったんだ。これからもチルドレン達の護衛って事で!」

 

(まっ、『監視』もあるけどな)

 

「また三人でつるめるな、昔みたいに…どう、今夜あたり三人で飲みに行かないか?」

 

「ゲッ!!リツコ!!あんた知ってたの!?」

 

「ま~~ね」

 

「何で言わないのよ!!」

 

「聞かなかったでしょう?」

 

ミサトが頭を抱えているのを見た加持が苦笑する。

 

「それにしてもちょうどよかった。葛城がここに来てくれて、手間が省ける。」

 

「あら?加持君、私の後にミサトも口説きに行くつもりだったの?生憎そんな趣味はないけれど若いわね~~」

 

「な、なななな何言ってんのよ!!リツコ!!」

 

「ハッハッハ、実はな、二人に聞きたいことがあったんだよ」

 

「聞きたいこと?」

 

「そう…碇シンジ君…『ディケイド』がどういった存在かネルフは知っているのかい?」

 

その質問に2人は顔を見合わせる。

 

「…あなた、ディケイドが何か知ってるの?」

 

「彼が俺が手に入れた情報どおりのディケイドなら…君達はそうとう危ない橋を渡っているな」

 

「どういうこと…」

 

ミサトは恐る恐る聞く。

 

「ディケイド…彼は『世界の破壊者』という情報がある」

 

「世界の?」

 

「破壊者?」

 

「そう、ディケイドは何らかの形でこの世界を破壊するそうだよ。どんな破壊の仕方をするのかは、わからないがな」

 

ミサトはそれを聞いて、

 

「…なるほどね。それなら彼は確かに『破壊者』だわ。でも、心配ないわよ」

 

「え?」

 

「どういうことミサト?」

 

「だって、今までのシンジ君の行動を考えてみて」

 

彼は一人の少女の『絶望』を『破壊』した。

 

彼は心を閉ざすレイの心の壁を『破壊』した。

 

彼は人類の敵『使徒』を『破壊』した。

 

「彼は間違っても私達を『破壊』しないわ」

 

「…その根拠は?」

 

「女の勘よ」

 

「そりゃあ的中率が高そうだ」

 

彼はリツコが開いていたディケイドの資料を見る。

 

(世界の、破壊者…そういえばボスはどういう風に破壊するかはいってなかったな」

 

そこで警報音が鳴り響く。

 

『使徒?』

 

三人は急いで発令室に向かった。

 

 

 

 

 

 

「先の戦闘によって第三新東京市の迎撃システムは大きなダメージを受け、現在までの復旧率は26%、実戦における稼働率はゼロと言っていいわ…したがって、今回は上陸目前の目標を水際で一気に叩く!! エヴァ各機は目標に対して波状攻撃、近接戦闘でいくわよ!!」

 

『了解!』

 

今、エヴァ4機は輸送機に乗って使徒の上陸地点へ空輸されていた。

 

シンジ=ディケイド、レイ、アスカ、マリ=ディエンドはすでにエントリープラグに入って戦闘へ意識を向けている。

 

「いやふ~!使徒相手のデビュー戦!」

 

マリの言葉と共に輸送機からエヴァ4機が落とされる。

 

パラシュ-トもなにもないがエヴァにとってはたいした高さじゃない。

 

ずさー、がちゃんっ!

 

初号機・零号機・弐号機の3機ともうまく衝撃を殺して無事着地し、5号機は四本足をがちゃんとならして着地。

 

「う~ん、四本足なのにバランス悪いニャ~」

 

ディエンドは着地の時の衝撃で文句をいう。

 

「そりゃあそんな構造じゃあな。いくら手段を選ばない殲滅戦とはいえ、仮設の5号機出すことなかったんじゃねぇのか?そりゃあ、色々後付け装備満載みたいだけど」

 

「そうよ!私一人で十分よ!」

 

ディケイドは苦笑した。

 

「こっちもこっちだな。いいじゃねぇか、みんなで巨大な敵を倒す。戦隊モノだぜ」

 

「そうそう、このちゃんと完成していないくせに改良した5号機の強さ見ててよ」

 

「まったく、私も日本でビュー戦なのに…」

 

『わたし達は選ぶ余裕なんて無いのよ、生き残るための手段をね』

 

『みんながんばって』

 

アスカをたしなめるディケイドとミサトの声と今回は留守番のカヲルの応援を聞きながら、アスカは自分に用意されたソニックグレイヴを弐号機に持たせた。

 

零号機も後方支援の為のポジトロンライフルを用意している。

 

5号機も装備されているドリルを回転させ、調子を見ていた。

 

4機が車で運んできたアンビリカルケーブルを背中に接続し、準備完了。

 

「そういえばどうやってこの浜に誘導したんだ?」

 

『戦自の協力。ほら、第5使徒の時、ポジトロンライフル役に立たなかったでしょ。んで、戦自もあせって、ぜひ一緒にって』

 

「世知辛いな」

 

『原因がいうな』

 

ディケイドはさらに苦笑していた表情を引き締めた。

 

「来やがったな」

 

おだやかな海に水柱が立つ。

 

そしてその中から現れたのは異形…第七使徒だった。

 

人型に近い造形をしているが、手が異様に長く『ヤジロベー』という言葉がぴったり来る姿だ。

 

全体的には黒で腕などは白、顔は片方が青、反対は赤でそれが対極図のようになっている。

 

そして一番の特徴は…『コア』と呼ばれる物体が胸の真ん中に二つあった

 

第7使徒はそのまま一歩一歩岸に近づいてくる。

 

「あれが、第7使徒か…さて、まずは様子見…」

 

と、いきなり初号機の横に赤い風が走る。

 

『先手必勝!!シンジ、ちゃんと援護しなさいよ!!』

 

「お、おい!!」

 

いきなり弐号機が前に飛び出したのでディケイドはあせった。

 

「あのおてんばは!レイ!マリ!援護すんぞ!」

 

「わかった」

 

「姫ずるい~!」

 

零号機がポジトロンライフルの照準を定める。

 

5号機は型からガトリングを出す。

 

初号機は弐号機へと向かう。

 

それを見て気を良くしたアスカは半ば水没しているビルを足場に飛び跳ねながら第7使徒に接近する。

 

「もらったわ!」

 

最後の踏み込みで大きく跳躍する。

 

「はああああああああああ!」

 

弐号機は空中でソニックグレイブを振りかぶり、一気に振り下ろした。

 

が…!

 

ガキンッ!

 

「え!?」

 

「なっ!」

 

なんとほんの一瞬で第7使徒の体が『鎧』を纏い、その『鎧』はソニックグレイヴを完全に防いだ。

 

いや、それは『鎧』ではない。

 

それはまるで、

 

「『蟹』の甲羅!?」

 

「アスカ下がれ!」

 

みると第7使徒の横腹がグニグニ動いている。

 

「はっ!」

 

バシュッ!

 

アスカは間一髪でよけたが、第7使徒から生えたものは…

 

「こ、今度は『蜘蛛』の足!?」

 

「まさかこいつは!」

 

「『魔化魍』だね」

 

「!?マリ、知ってんのか」

 

「うん、訓練で何度か倒したよ。今の『バケガニ』と『ツチグモ』だよね」

 

すると使徒の体から何か色々なものが出てくる。

 

「お、おい。あの貝、『ヌリカベ』じゃないか?」

 

「あのぶっとい足、『ヤマビコ』じゃね?」

 

「ちょ、ちょっと2人とも!さっきから何いってんのよ!」

 

「アスカ。プラン変更だ。俺が思いっきり弱らすから、トドメをさせ」

 

「ちょ、何しきって…!」

 

ディケイドは一枚のカードを取り出す。

 

「…鍛えてきたよ、ヒビキ先生」

 

カードをディケイドライバーにセット!

 

《KAMEN RIDE『HIBIKI』!》

 

ディケイドの体が紫の炎に包まれる。

 

「はぁっ!」

 

ディケイドが紫の炎をなぎ払うと、ディケイドは違う形態になっていた。

 

体を極限まで鍛え上げ、清めの音で人を助けてきた戦士の一人『仮面ライダー響鬼』の姿に!

 

D=響鬼は2枚のカードを取り出し、その内一枚をセット。

 

《ATTACK RIDE『DISC ANIMAL』》

 

すると初号機の手に様々な色のディスクが9枚現れる。

 

初号機はそれを円盤のように投げると、ディスク達は『変形』した。

 

茜鷹(アカネタカ)瑠璃狼(ルリオオカミ)緑大猿(リョクオオザル)黄蘗蟹(キハダガニ)鈍色蛇(ニビイロヘビ)浅葱鷲(アサギワシ)黄赤獅子(キアカシシ)青磁蛙(セイジガエル)黄金狼(コガネオオカミ)の9体のディスクアニマルは使徒を翻弄しながら攻撃する。

 

「今のうちに!」

 

もう一枚カードをセット!

 

《ATTACK RIDE『ONGEKIBOU REKKA』!》

 

初号機の手に響鬼武器である『音撃棒《烈火》』が収まる。

 

「はぁぁぁ…ハァッ!」

 

初号機は《烈火》で

 

グシャッ!

 

『ツチグモの足』を潰す。

 

ボカボカッ!

 

次に『バケガニの甲羅』を砕き、

 

「今だ!」

 

ドンドンドンドンドンッ!

 

《烈火》で叩きまくると、上空に蹴り上げ、

 

「ちぇすとぉぉぉぉぉぉぉっ!」

 

ザシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!

 

再びアスカがソニックグレイヴで切り裂き、真っ二つにした!

 

「よっし!よくやったアスカ!」

 

「まっ、当然よ」

 

(よし、後はこのまま響鬼のファイナルアタックライドで…へ?)

 

第7使徒の真っ二つにされた部分が…

 

「ま、まさか!アスカ下がれ!」

 

「え、な、なにっ…!?」

 

変化を続け…

 

「うっそ~ん」

 

「使徒が…分裂した」

 

「なんてインチキ!」

 

そう第7使徒が2体となった。

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