個性『Lobotomy Corporation』 作:Lobo
上手く書けているかわかりません。
後、ちょっと原作には無い個性をAFOが使っていますが許してください。
憎悪と殺意と純粋な『悪』が混ざり合う。
それらは互いに共鳴し合いついには天候までにも影響を及ぼす。
「さて・・先ずは私から行くが構わんな?」
「・・仕方ない。私は管理と・・後はその他を処理してからにしよう。・・まさかこの程度の相手に死ぬ事は無いだろう?」
「当然だ。」
「じゃあ、精々無様に舞わない事を願っているよ。」
そういうと『調律者』は瞬きもせずに管理ごと姿を消した。
同時に。
「邪魔だ。」
相澤先生を抑えていた脳無の近くに現れ
「・・・は?」
「おや、聞こえなかったかい?・・君もだ。」
「っ・・。黒霧。この化け物を飲み込め。」
即座にワープゲートが開かれ調律者を飲み込まんとするが。
「・・ふむ、こんなものか。では、君にも退場願おうか。」
瞬時に破壊。
逆に黒霧の足元に黒い雲が漂い、程なくして黒き棘が黒霧の体を串刺す。
「ごふっ・・!」
「そら、次の手段は?無いならさっさとお家に帰ったらどうだ?」
「・・調子のんじゃねぇぞ。」
「乗る気は無いさ。ではさようなら。」
赤の石柱が死柄木の腹部に直撃、死柄木は声すら出せずUSJ外まで吹っ飛んでいく。
それを確認した後、調律者は何も無いところに語り掛ける。
「マオ。いるんだろう?」
「あー。バレてたか。やっぱ規格外だわ
「管理の事は君に任せよう。」
「りょーかい。で、あちらのクラスメイトさんは?」
「君のチームにでも任せておけばいいだろう。私には一切関係が無い。」
「・・はいはい。」
「君もだ女王。」
「・・わかったわよ。」
そして、ここでの用事は全て終了したと判断した調律者は直ぐに戻ろうとするが。
「・・お前は?」
満身創痍の相澤先生が調律者に問いかける。お前は何者なのかと。こいつもまた倉持の個性の1人なのかと。
調律者はそれに応える事は無く・・・
緑の拳銃を彼に向かって発砲した。
♢♦︎
『さて、話は終わったかい?』
「ふん、一応言っておこうか。私は容赦する気は無い。どれだけ切り、どれだけ壊しても肉片1つすら残さず消滅させる。」
『それはそれは・・楽しみだよ。』
「ところで・・
『何?』
その瞬間、赤い霧が黄金のポータルに消える。
そして、オール・フォー・ワンの真横から全力の一撃を叩き込む。
『ぐがっ・・・!?』
そこから武器を『黄昏』に変換。吹っ飛んでいった彼を『黄金狂』をぶん投げ常人では出せない速度で追跡する。
『今のは・・転移系の個性か?』
「考えている暇があるのか!随分と余裕だなぁ!!?」
吹っ飛んでいく彼よりも先に落下地点に辿り着き黄昏を叩きつけんとする。
『っ!もう追い付いたのか。だがそれは悪手だよ!衝撃反転!!』
だが、彼の数多にある個性の1つ。『衝撃反転』でダメージを反射する。
「・・・それで?」
・・しかし、そんな事で彼女の憎悪が消える事は無い。常人なら耐えきれない腕がひしゃげ、肉を割いて折れた骨が突き出るというダメージ。
「・・・殺す。」
自分に緑の拳銃を打ち込む。腕を即座に回復。一時的に後退する。
『おいおい、君だけ回復手段を持っているなんて・・狡いじゃないか。』
「言ってろ。・・地中の天国。」
『黄昏』から赤い槍である『天国』に変換。
「・・ふっ!」
・・ありったけの憎悪をもって全力で投擲する。
『喰らえば・・ただではすまないな。ならば・・『空気を押し出す』+『筋骨発条化』+『瞬発力×4』+『膂力増強×3』 !!』
それに対し、個性の複合によって作られる人間空気砲を使用し槍を逸らす。
だが。
「何処を見ている?」
『何っ?』
その隙をついて、既に『黄金狂』によって背後に飛んでいていた赤い霧の『黄昏』の横薙ぎが彼に直撃する。
『ぐぁっ・・!!衝撃緩和!!』
その即死級の攻撃を『衝撃緩和』によって約半分程のダメージに軽減する。
しかし、内部のダメージは半減出来ても精神に関するダメージは予想できるはずもない。
彼の脳裏にかつてオールマイトによって与えられた始めての『恐怖』が思い起こされる。
『・・・っ!!?こ・・れはっ!』
「ふん、随分と大口を叩いといてこの程度か?」
『・・ふふふ、はははは!!!素晴らしい!!予想外だよ!そうだ!君・・いや、倉持管理が有しているこの力があれば僕の望みもようやく叶う!!』
「・・・あの程度でイカれたか?」
『くくっ!!いや失礼。君の力が想定外でね。まさかオールマイト以上に僕を
「そうか。で、どうする?大人しく殺されるか?」
『いいや?まだまだ死ぬ気は無いさ。だがこのままでは分が悪い。君に加えて彼女まで加えられたら僕に勝ちの目は無さそうだ。』
「・・それで?」
『・・君の教え子の中には面白い子がいるのがわかったんでね。』
「貴様・・まさか。」
『・・そのまさかさ。これで彼の力もわかり僕が苦労する事無く君を消耗出来る。』
『個性強制発動』 『干渉』 そして『洗脳』
♢♦︎
時は調律者が緑の拳銃を相澤先生に撃ち込んだ時に遡る。
当然生徒は驚愕に満ちる。中には怒りで調律者に突貫しようとした者もいたがその全てがウサギチームによって取り押さえられていた。
「な、にを?」
「よく見てみろ。今の君はどう見ても満身創痍、ならばこれを撃つのは当然だろう。」
「は?一体それはどういう・・待て。なぜ俺はこんな流暢に喋れる?」
彼は自分の体を確認する。
・・・頭の傷や体の傷が消えている事に気付く。
「これは・・!?」
「治療弾。ウチでは常識だ。」
「そうか・・感謝する。」
「では、改めてだが・・」
そう言おうとした時、マオが叫ぶ。
「ねぇ!!??ビナーッ!!?管理がっ!!」
見れば倉持の気絶している体が痙攣し、薄いヴィジョンであるがナニカが這い出そうになっている。
「・・なんだ?何をした?アイツはっ。」
「・・何が起こっている。」
「おい、アイザワ・・と言ったな。早く逃げた方がいいぞ。」
「いや、俺の個性で打ち消した方が合理的だ。」
「やめろ。それをすれば彼は永遠に目覚めなくなる。そうなれば私はお前を今度こそ殺す。」
「・・何故だ。」
「答える必要は無い。・・下がっているといい。」
『そうはさせないさ。』
そこに『転移』してきたオール・フォー・ワンが語りかける。
「・・・赤い霧はどうした?」
『何、生きているさ。・・本当に強いな彼女は。』
「では何をしに来た?負け犬。」
『・・何、次は君の実力を見ておこうと思ってね。』
「そうか。では私の力をみたら彼の個性の行使を停止しろ。」
『勿論。僕も君の品定めが終わったら大人しく帰るとも。』
「なっ・・!!オール・フォー・ワン・・だと!?」
『・・すまないが今の僕には君に対する興味は無いんだ。大人しく退場していてくれたまえ。オールマイトが来るまで時間もなさそうなのでね。』
『転移』
そう言うと相澤は生徒の所へと、赤い霧は調律者と入れ替える形で転移されていった。
♢♦︎
ーーー最優先防衛対象、倉持管理への防壁のハッキングを確認。
ーーこれより、Code『ALEPH』を解禁します。
ーー解放対象。『笑う死体の山』
ーー彼に死体を2人与えた上で解放を提案。
ーー可決。
ーー解放まで3。
2
1
♢♦︎
「あぁ・・この形態のこいつか。なら楽勝だ。」
赤い霧は呟く。
現れたのは人の顔が無数にある物体。嫌、生物。
多数の目に、染み付く悪臭。
そして、もっとも特徴的なのはその張り付いた『笑顔』
三身一体の『笑う死体の山』がここに降臨した。
そして。
「これは・・どう言う状況だい?レッドガール。」
ヒーロー達の希望の象徴。
オールマイトがこの混沌とした戦場にようやっと参上した。
♢♦︎
『さあ君の実力を僕に見せてくれ!!』
「・・はぁ。仕方ない。君はここで沈み込んでおこう。」
『では、先ずは小手調べだ。『空気を押し出す』+『筋骨発条化』+『瞬発力×4』+『膂力増強×3』 +『空気圧縮』!!』
先程の『天国』を退けたものとは違い今度は範囲を圧縮し、威力を増した。
指向性のある空気の弾丸を空中より無数に発射する。
「Meltdown of Waves。出てこい。そして暴れ出せ。」
調律者が片手を翳すと黒い波のような生物が頭上に出現。その全てを防ぐ。
『やはり、この程度は効かないか。』
「終わりか?では次は私の番だ。」
「Meltdown of Pillars。集まり、発射。」
お返しとばかりに8本の柱が集結1方向にのみ発射される。
『対象反転・・なっ!?個性が暴走してっ・・!?』
「私の柱がただの柱だと思ったか?だとしたら失望も良いところだ。」
個性により反転させようした柱は逆に暴走した個性により逆に吸い寄せられる結果となり・・
『がガァア!!?』
ダメージは更に加速した。同時に再び『トラウマ』が再び思い起こされる。
「・・もういいか?正直、君は私にとって大した敵でも無い以上、私を越えられない君は結局は頭に踏み潰されるだけだろうからな。」
『・・はぁ・・はぁ。いけないねどうも。僕がここまで弱体化しているとは思ってもみなかった。オールマイトに復讐する前に知れて良かったよ。』
『ダメージも大きい・・名残惜しいが今日の所は引かせて貰おうかな。だが、僕は君達が"此方側”に来るのをいつでも歓迎しているよ。』
そう言い、オール・フォー・ワンは姿を消した。
「・・さて。あちらは?」
♢♦︎
「あぁ〜貴様は確か・・愛弟子の。」
「愛弟子とはそこに倒れている倉持少年でいいのかな?」
「そうだ。彼・・倉持管理は私の愛する弟子だ。」
「そうか!ならば君は敵では無いな!!」
「・・私が言うのもアレだが・・本当にそれでいいのか。平和の象徴とやら。」
「まぁね!!」
UGGgaaAA・・・。
「で、レッドガール。私はこの謎の生き物を倒せばいいのかな。」
「まぁ、そう言う事だ。別に下がっていても良いんだぞ。」
「いいや、下がらないさ。原因は分からないが・・
「・・そうか。じゃああんたには最後の一撃を頼む。と言っても直ぐに終わるがな。」
「オーケー!!」
大凡、その不安定な体格からは想像出来ないスピードでこちらへと迫ってくるソレ。
赤い霧は先ず右側を叩こうとする。
「ヴォエ!!」
危機を察知したソレは人の哀しみを嘔吐。人間の歯茎、目、臓物そして攻撃性のあるナニカを吐き出す。
「私がそれを予期していなかったとでも?」
だが、ことコイツのような化け物どもの殲滅のエキスパートである彼女。
先ず、『ジャスティティア』の飛ぶ斬撃でそれを吹き飛ばし、第2、3撃で右側を微塵切りにし。
体制が不安定になりふらつき、もう片方が油断した所をすかさず『黄昏』で叩き潰す。
そして。
「今だっ!!決めろっ!!」
「
風圧すら引き起こす彼の正義の拳は・・
k…n…r
最後の一体の中央を吹き飛ばした。
こうして、USJで起こった前代未聞の事件はこれにて幕と相成るのであった。
『赤い霧』ことゲブラーさん。『調律者』ことビナーさん。
『笑う死体の山』の解説はまた次回。
感想批判意見、アドバイス等絶賛お待ちしています。
では、また次回