個性『Lobotomy Corporation』   作:Lobo

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これにてUSJ編完結です。
その後番外編というか幕間を挟んで
OVAをやって、それから学校祭編に入ります。

番外編についてアンケートを配置しますのでご参照ください。
期限は明日の15:30分までと致します。
後今回は短めです。後キャラ崩壊注意。


事後処理。

USJでの戦闘が終了後、飯田の救援要請により多くのプロヒーローが集結したが、時既に遅し。

 

 

「・・ん?・・わかった。んじゃ、後は任せた平和の象徴。」

 

「事後処理は任せた。義父様。」

 

「え!?ちょ・・ちょっと待ってくれ!?」

 

 

襲来してきた主犯のヴィランも、その諸悪の根源たる『オール・フォー・ワン』も、後に生徒からの証言で判明した

『赤い霧』 『調律者』両名もまるで誰もいなかったように忽然と姿を消していたのであった。

 

 

「Oh・・。」

 

 

 

♢♦︎

 

 

Lobotomy Corporation内部。

 

そこにはかつてのような収容室は無く、基本的『セフィラ』『アブノーマリティ』『試練』そして『マオチーム』といった具合に別れており、各々が自分の個室を持ち割と有意義に過ごしていた。

 

そして、そんな者達が一同に会するここ、『会議室』には今回出動した『憎しみの女王』、ゲブラーそしてビナーが。

 

「・・・すみませんでした。」

 

「「・・は?」」

 

大分サイズダウンした『笑う死体の山』を絶対零度の視線で見下ろしていた。

 

「いや、あの・・ほんとすんません。」

 

「ねぇ、いくら洗脳されたからといってあんな破茶滅茶に張り切って出てくる事ないわよねぇ?管理の体見たぁ!!?物凄い勢いで痙攣してたわよ!?」

 

「・・そこに関しては仕方ないと言いたいが、しかし。堪え性が無いのかお前は。」

 

「・・ふぅ。」

 

物凄い勢いで罵倒していく女王。冷えた目で見下ろすゲブラー。紅茶を優雅に嗜み我関せずと思いきや1番殺気を放っているビナー。

いくら、ALEPHであってもこれはキツイ。

性別が無くても人間の死体から出来ている以上感情はあるのだ。

故になんだかいたたまれない気持ちを放ちながら更に縮んでいく死体の山。

 

「うぅ・・」

 

しかも喋っているところが中央にあるお面の様な顔からである。本当なんだろうか。この状況。

 

そんな彼女らを上座で見つめる女性が1人。

 

 

「んで?奴はどうするつもりだ?アンジェラ。」

 

「無論、殺します・・が、ただ殺すのでは私達の怒りは収まらない。」

 

「・・そうだな。それは私も同感だ。」

 

ありったけの殺意を撒き散らす3人。

 

「相変わらず怖いわね・・あれ?私ってこういう人たちを倒すのが使命じゃ・・?」

 

「やめとけ。億が一、それをやったとしたら我等が主人が哀しむ。」

 

「じゃあやめる。」

 

「はや。」

 

それに恐れおののくアブノーマリティ。

立場が全く逆な気がするが気にしたら負け、というやつである。

 

 

「さて、話を戻しましょうか。彼の組織のアジトの居場所がわかりました。」

 

淡々と敵の核心地を明かしていくアンジェラ。

 

「・・どうせなら、彼の組織を粉々にしてから奴をこの世に産まれた事を後悔させるぐらい絶望させた上で殺そうと思いまして・・『何もない』を監視兼連絡役として派遣しました。」

 

「・・大丈夫なのか?それ?」

 

「以前の奴ならいざ知らず・・彼とのふれあいで『人間』を学んだアレなら問題ないだろう。」

 

「・・そうか。」

 

「まぁ、『何もない』が失敗した時を想定してホクマーも派遣しましたから問題はありません。」

 

「・・なら安心か。これでネツァクとかケセドとかだったら目もあてられないだろうな。」

 

「そしてもう1つ。管理が大々的に貴女達を使った事で雄英に余計なちょっかいをかけられるかもしれません。・・よって軽度ではありますが認識改竄をかける事にします。異議は?」

 

「「無し。」」

 

そこに関してはアブノーマリティもセフィラも躊躇は無い。

あくまでも雄英は彼を安全に守る防波堤のようなものであり、そこに感情はない。

だからこそ、その為には手段を選ぶつもりは無いのである。

 

「では、私はここで。」

 

「あぁ。あんたは大変だな。『Library of Ruina』の社長さんよ。」

 

「いいえ?管理の事を想えば他の有象無象が何を言おうとも大した事はありません。別にXにやっていた事を他の社員にやるだけですからね。」

 

「・・羨ましいな、『自由』に移動できるというのは。」

 

ビナーはそう呟く、確かに彼女らセフィラは自由に彼の元にいけるがあくまでも護衛として。1人の女としては彼に会うことは基本的に自重している。

アブノーマリティは彼に呼ばれた時しか直に彼に逢う事は出来ない。

だが、アンジェラだけは別だ。

彼女は『Library of Ruina』の社長としての肩書きはあるものの『門』のお陰で一切のリスクは無く。

唯1人だけ、ただの女として・・唯の『アンジェラ』として彼に逢う事が出来るのだ。

 

「・・・ふふっ。」

 

最後にアンジェラは勝ち誇った笑みを浮かべて『門』を開き去っていった。

 

 

「・・裁判所。開けておくか。」

 

「あたしも参加していいかしら。」

 

「これで何回目だ?まぁ残当だが。」

 

彼女達はやはり切れていた。

 

「人間喰ってる俺が言えた事じゃないが・・人間、こわい。」

 

この中で1番の常識人?はこの中ではALEPHである『笑う死体の山』だった。

 

 

「さて、貴様の折檻の続きだ。」

 

振り向いたゲブラーを見て、あ、余計な事言った。と死体の山が気付くのには

そう時間はかからなかったそうな。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーレベル2の認識改竄。対象、雄英高校。

 

ーー開始時刻は授業開始に設定。

 

ーー3…2…1…0。設定完了。

 

 

 

 

 

 

 




セフィラ及びアブノーマリティ講座。

『笑う死体の山』

ゲーム内では1番対処が容易なALEPH。
職員が10人以上死亡で収容違反してくる迷惑アブノーマリティトップ。
一体ならば別段大した事は無いがこのアブノーマリティの真骨頂は死体を食べた時。笑う死体の山が更に増え、合体する。こうなると面倒さがさらに増大。
攻撃手段も増え、対処が困難となる。
本作ではALEPHでは下限と提示したがそれは死体が2体の時の話。
ここはゲームでは無く現実。故に死体を食べる数に制限など無い。
喰って喰って喰って喰って喰って喰って。
ソレは際限なく成長、増殖を続ける。
だからこそソレは最悪たるALEPHの部類に属しているのだ。

彼に対する意識は『友達』。
人間を喰い続けてきたソレにとってハジメテの友達。それにより芽生えた『感情』を失わない為にソレは彼に害するモノを喰い続けるのである。


『赤い霧』ことゲブラー

『懲戒チーム』のリーダー。彼女1人でも容易にALEPHを鎮圧できる戦闘のエキスパート。
セフィラ抑制というイベントにおいては最初の大きな関門ともいえる『赤い霧』として管理人を試しにかかる。
が、彼女。第1〜4形態まである上にどの武器も1発でもくらえばほぼ即死という鬼畜ぶりを発揮。
だが、そのクリア報酬もとても優秀なので避けずには通れない壁の1人。

本作では、セフィラ達は総じて『人間』である事を明記しておく。
彼女が抱くのは『溺愛』愛弟子として、1人の男として、倉持管理を
かつてカーリーと呼ばれた女は愛し続ける。
あぁ、カルメンに教えてもらった愛とはこういうものなのかと思いながら。

『調律者』ことビナー

『抽出チーム』のリーダー
その独特な言葉回しや思わせてぶりな口調から世界を語る彼女の言葉は
通称『ビナー語』と呼ばれるほど難解。

「ジョシュアも、この地に眠る無数の墓の1つに加わった。」
など。
抑制においては第2の関門。『調律者』として管理人を試しにかかる。
しかも実力的には『赤い霧』と同等及びそれ以上とされる。
彼女もまた第1〜4まであるのに加え、攻撃手段の1つ1つが殺傷力が高い上アブノーマリティを収容違反させる危険性をはらんでいる。
その分報酬も凄まじく、これが無ければ先ずゲームのクリアは不可能だろう。

本作で彼女が彼に抱くのは『隣人愛』
彼女が彼に求めるのは静寂な空間の中で2人っきりのお茶会。
彼の言葉の調べを拝聴しながら、ゆったりとした時間の中で語り合う。
かつて、ガリオンと呼ばれた彼女は彼との時間を奪う輩を許しはしない。


感想批判意見絶賛大募集中です。
ではまた次回。





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