個性『Lobotomy Corporation』   作:Lobo

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OVA編突入です。
感想や意見をいつもくれる皆さん本当にありがとうございます。
これからも何か不可解な点がありましたらご教授願います。




次のステップへ。

さて、USJの事件から4日が経った現在。

1-A組の生徒は再びUSJへとその足を運んでいた。

ただ1人を除けば・・だが。

 

「さて、あんな事があったけど授業は授業。という訳で救助授業。張り切っていきましょう。」

 

「13号先生・・大丈夫何ですか?」

 

「背中を少し捲れてしまっただけさ。大した怪我でも無いよ。」

 

治療を受けピンピンしている13号先生、そして。

 

「時間は有限だぞ。準備を始めろ。」

 

ゲブラー(・・・・)が用意していた回復弾のお陰で傷が残ったものの包帯を巻く事なく後遺症も無い相澤先生。

 

 

またもやオールマイトがいないが先生方2人は平然としている。USJの時に反省したのでは無いかと思うが、今回だけは完全な私用で一時的に離れている事が想像できる。

 

「・・あの。先生。」

 

「何だ。」

 

「倉持くんは・・まだ目覚めないんですか?」

 

 

そう、倉持管理の見舞いだ。

 

 

「あぁ。」

 

相澤先生はここに着く前、授業開始前にとある人物としていた会話を思い出す。

 

 

 

♢♦︎

 

 

数刻前、学校が丁度昼休みになっていた頃。相澤は1人の女性。

USJの事件において加勢(・・)してくれた雄英の臨時教師(・・・・・・・)であり彼の友人(・・・・)であり、倉持管理の『個性』を知るゲブラーと会議室で会話をしていた。

 

「・・で、何故貴様は私を呼んだ?」

 

「単刀直入に言う。倉持管理が目覚めない理由は何だ?」

 

 

その言葉に少しだけ目を開き、その後来客用のコーヒーを飲みほす。

そして、腕を組み直しこう告げた。

 

「エネルギー不足だ。」

 

「・・エネルギー不足?」

 

「そうだ。あの女王を始めとする通称アブノーマリティは彼の中にいるのは把握しているな?」

 

「ああ。」

 

「管理は奴らをその中から出し、使役するのにはエネルギーを消費する。」

 

「当然アイツの装備にもエネルギーを微量ながら消費するし、その残量にも限界はある。・・ウサギチームを呼んだ上女王を出し、駄目押しにアレだ。エネルギーは瞬時に溶ける。だからアイツは今は眠りにつく事でエネルギーを最大まで回復中という訳だ。」

 

彼女はそう淡々と告げた。

 

 

「・・いつ目覚める?」

 

「後3日もすれば目覚めるさ。」

 

「分かった。・・手間を掛けさせたな。」

 

「ふん・・次は私の手を煩わせてくれるなよ。」

 

そういうと彼女は『赤い霧』と共に姿を消そうとして・・・

 

 

「すまない!!ゲブラーくんはいるか!?」

 

そこに妙に焦った様子で扉を開けるオールマイトが現れた。

ゲブラーは霧の発生を中止し問いかける。

 

「・・なんだ。オールマイト。私はもう帰ろうと・・。」

 

「済まないが君の力を貸して欲しいんだ!!」

 

 

「・・・は?」

 

 

 

 

♢♦︎

 

 

時は戻ってUSJ。

 

山岳ゾーンでは今まさに訓練の真っ最中であり、

登山客四名が谷底へ落ち、

二名は頭を激しく打ち付けて意識不明。

もう二名は足を骨折し、動けず救助要請という設定という13号先生の指示を受け。

ヒーローの卵達は個人差はあれどプロを目指し授業に取り組んでいた。

 

現在は救助する側を八百万、常闇、轟、尾白が行い。

される側を緑谷、麗日、飯田、爆豪が行なっていた。

 

その救助される側はというと。

 

「皆!全力で怪我するぞ!!」

 

「怪我のふりだよ、ふり。」

 

「くっだらねぇ・・俺は寝るぞ。」

 

「かっちゃん!?」

 

「あ、じゃあ私もおやすみー。」

 

「麗日さんまで!?」

 

 

寝始める2人。

だが、意識不明というのを演出するには実はこれが一番早かったりする。

だが、ツッコミ役にまわっている緑谷はそれどころではなくとにかく苦労人だった。

結局。

 

「何をしているんだ!?爆豪君!麗日君!授業中に寝るのは良くないぞ!

・・いや、待てよ。

 爆豪君と麗日君の役は意識不明の重傷者・・まさか寝ることで意識不明の状態を再現しているのか!」

 

という深読みし過ぎた飯田の一言を正直に捉えた緑谷は。

 

「・・すごいなぁ。」

 

と変な信頼を高めていった。

 

 

その後はというと飯田の迫真の演技により麗日の腹筋が崩壊したり。轟と八百万の間に一悶着あったり。峰田がそんな八百万の豊満な桃を涎を垂らしながら見ていたり。

 

なんやかんやあったものの、無事に山岳ゾーンの訓練は終了した。

 

♢♦︎

 

 

山岳ゾーン訓練が終了し、次は倒壊ゾーンでの救助訓練。

 

救助訓練の1回目ということもあり今回は色々な状況を経験するようだ。

倒壊ゾーンでの救助訓練は

震災直後の都市部において被災者の数、またその位置が分からない状態でなるべく多くを助ける訓練。

8分の制限時間を設定し、また4人組での救助活動を行う。

残りの16名は各々好きな場所に隠れて救助を待つ。

ただし、その内の8名は声を出せない状況と仮定した上で行動する事がここにおいての設定だ。

 

 

救助チームは爆豪、麗日、峰田、緑谷。

 

「なんで俺がまたデクなんかと組んでやんなきゃなんねぇんだよ!?」

 

「しょうがないでしょ爆豪君。作者がそれ(原作)どうりにしか出来ないんだもん。」

 

「なんだそりゃぁ!?」

 

「麗日やめろって。メタいからそれ。」

 

 

そんなこんなで始まった救助訓練。

 

途中までは順調に進行していたそれも。

 

・・1つの爆音が全てをかき消した。

 

 

 

生徒達がその爆音地へ向かうと。

 

そこには地に伏している轟と。

 

・・マスクをした筋骨隆々男とその姿を『赤い霧』が浮かぶフルフェイスの長い赤髪の女性らしき人が立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




幕間。

「最初はぐー!」

「・・じゃんけん。」

「ポン!」

「いよっし!!私の勝ちだな!!」

「・・ちっ。」

「では改竄内容は・・。」

おわり。

改竄内容は次回答え合わせです。


感想批判意見等絶賛募集です。
ではまた次回。




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