個性『Lobotomy Corporation』   作:Lobo

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アンケートに答えてくださった方々。
本当にありがとうございます。
雄英体育祭編、大暴走√スタートです。


宣戦布告。

某日。

雄英高校は大きな熱狂に包まれていた。

その中でも最も観客やプロヒーローの視線を集めるのは1年生が競技を行うスタジアム。

 

『レディースアーンドジェントルメーーーン!!!今年もやってきたぞ雄英体育祭ぃいいい!!!実況はこの俺!!プレゼントマイク!そしてぇ…!!』

 

『解説のイレイザーヘッドだ。よろしく。』

 

実況席に座っているのはヒーローコスチュームを着たこの2人。

会場は更に熱気に包まれる。

 

『さてさてぇ!!今年の雄英体育祭は一段と盛り上がってるねぇ!!』

 

『まぁな。ニュースでも取り上げられてたが雄英がヴィラン達を撃退したのが話題になってる。』

(特にアイツとかはな。)

 

『確かになぁ!!そういうことで今期の1年生は大きな期待が掛けられてる!!その期待を存分に上回って欲しいぜぇ!!』

 

 

『さぁ!そろそろ1年生の入場だぁ!!』

 

 

 

♢♦︎

 

その頃、控え室では。

 

「皆!準備はできてるか!?もうじき入場だ!!」

 

(…大丈夫。今回は思いっきりやるって決めたんだ。アンジェラと父さんの期待に応えるために!!)

 

「…倉持。」

 

「…何?」

 

「はっきり言おう。俺とお前とでは正直お前の方が強い。」

 

「…それで?」

 

「だが、これだけは言わせて貰う。」

 

 

ーーお前には負けない。

 

「…こちらこそ。今回は思いっきりやるからね。」

 

「あぁ。」

 

 

「そして、緑谷。お前にも…オールマイトに目ぇかけられてるお前にも負けるつもりは無い。」

 

「…僕も負ける気は無いよ。僕も…本気で取りにいく…!」

 

「…あぁ。」

 

 

「んじゃ。俺も言わせて貰うぞもやし野郎。」

 

「…もやしって僕?」

 

「そうだ。俺はテメェもデクも半分野郎も全部追い抜いて一番になる。…俺がナンバーワンだ。」

 

「…そう。」

 

 

♢♦︎

 

『お待たせしたぜぇ!!オーゥディエンスアーンド!マスメェーイディア!!!』

 

『1年生の〜入場だぁ!!!』

 

 

先ず入場するのは今回の目玉である。

1-Aの入場。

 

緑谷を先頭にして続々とA組が入場する。

 

 

『どうせあれだろ!!?こいつらを待ってたんだろぉ??ヴィランの襲撃を鋼の精神力で退けた希望の新星!!A組だぁ!!!』

 

 

「ひ、人がお、多いなぁ。」

 

「大勢の人の前で最大のパフォーマンスを発揮する…これもまたヒーローへの第一歩!」

 

「うっわぁ…こんなに持ち上げられると緊張するなぁ?」

 

「しねぇよ、むしろアガるわ…!!」

 

(…勝利には貪欲に。そして、優勝には全力に…!!)

 

 

『続いてぇ!!話題性にゃ劣るがこちらも実力者揃い!!ヒーロー科!!B組の入場だぁ!!』

 

 

続いて入場するはB組。

 

後に続く形で普通科、サポート科、経営科が入場する。

 

 

「俺らってA組の引き立て役だよなぁ・・」

 

「萎えるわぁ・・」

 

 

 

「・・・」

 

♢♦︎

 

選手宣誓を司会するのは18禁ヒーローミッドナイト。

 

峯田をはじめとする助平な男子達はその悩殺的なコスチュームにメロメロになり叱責される。

 

「選手宣誓!代表、倉持管理!!」

 

「はい。」

 

彼が出てくると、他クラスの動揺が走る。

というのも、クラス視察(宣戦布告してきた者もいたが)に行った際にあんな生徒は見なかったからだ。

後、爆豪の挑発から彼がトップだと勘違いしていた人もいたらしい。

所々から

 

(お前じゃないんかい…)

 

という視線が爆豪に届いていた。

 

まぁ原因は彼の影の薄さと他クラスが集まった際には窓から帰っていたからというのが該当するのだろう。

 

 

倉持が壇上に立つ。そして。

 

 

「宣誓。僕が一番になります。」

 

堂々と優勝宣言をかました。

 

 

「「……はぁあ!!!!??」」

 

動揺。そして彼に対する大ブーイングが始まる。

 

調子に乗るなやら、てめえ何様だなどなど。

特にA組は彼がこんな言葉を吐くとは思わず唖然としている。

…轟、爆豪は上等だと言わんばかりの好戦的な笑みを浮かべていたが。

ブーイングは会場全てに広がりどんどんエスカレート。

 

…だが。

 

「黙って。」

 

 

その一言で、全ての人が停止した。

台本がある訳でも無し。

それなのになぜ人が停止したのか。

 

…それはたった1人の()に圧倒されたからに他ならない。

 

「今、ブーイングした人達。なんで君達はそんな言葉が吐けるの?君達は自分達は踏み台だのなんだのって言ってた癖に。」

 

その言葉に一部が顔を背ける。

 

「…まぁ、良いや。僕がこんなビックマウスな言葉を吐いたのは慢心でも何でもない。確信だ。弱気な君達なんかに負ける訳ないと思ったからだ。」

 

「…悔しいでしょ?こんな奴にどうこう言われたくないでしょ?」

 

「なら、立ち上がりなよ。君達だって踏み台じゃない。れっきとした僕のライバルだ。僕はそんなライバル達を乗り越えた先が真のヒーローだと思ってる。」

 

…彼等の目に僅かな火が灯る。

 

「だから、言おう。」

 

「君達もそして僕達もヒーローだ。そこに区別はない。」

 

「ヒーロー科がなんだ?普通科、サポート科、経営科?関係ない。僕は平等に全てを乗り越えて一番になる!!」

 

そう叫ぶと彼はいつのまにか持っていた白黒の勾玉のペンダントを上に投げる。

 

そしてペンダントが発光。中から白い鯉と黒い鯉が現れ。

 

2匹の鯉はそのままゆっくりと互いに近づき一つの玉のようになり。

 

 

…白黒の巨大な龍が現れる。

 

 

会場の上空を埋め尽くすほどの大きさ。背中には巨大なヒレ、目は緑に輝いている。

ソレは倉持の近くに顔を寄せるとそのまま獰猛な笑みを浮かべる。

倉持はその龍の顔を撫で柔らかな笑みでこう告げる。

今、驚愕に満ちている全生徒と戦い、倒す覚悟を決めたから。

 

…愛しき家族に己の勇姿と感謝を伝える為に。

 

 

 

 

「…かかってこい。これが僕の宣戦布告だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい。これが大暴走√。
別名、オリ主本気モード突入です。(制限あり)
賛否両論あると思いますが、許して。
陰陽の説明はまたいつか。

感想批判意見絶賛大募集です。
では、また次回。
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