個性『Lobotomy Corporation』   作:Lobo

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番外編その1。

wanted!!
SCP編はヒロアカの世界に財団がいるという特殊設定になっている上に
独自設定が組み込まれています
それでも宜しければ見て頂きたいです。


アンケートに参加して頂き本当にありがとうございます。
後、突然終了してしまい大変申し訳ない。
お礼とお詫びにもう一つの女体化騒動も作ります。
こちらが無理と感じたらそちらをどうぞ。



タイトルは死神映画の改変です。

後、英語などの異国語及び特殊言語は『』で表します。


IF2.絶望へのカウントダウン。

ーーSCP財団。

 

そこは世界に転々とする、常識を遥かに超えた超常現象、及び特殊生命体を管理、保護する団体。

各地に支部を持ち、その存在はAクラスの記憶処理によってその存在を抹消している。

 

その財団の本部では現在激震が走っていた。

 

『博士!大変ですっ!!!!』

 

『何事かな。私は今……。』

 

『それどころではありませんっ!!?直ぐに来てくださいっ!!』

 

『……なんだね。一体……。』

 

 

その感情、態度にただならない様子を見出した博士は女性職員の案内に従いながら向かっていた。

 

(確か……彼女は終結時計の担当をしていたはずだったが……あれは最近Euclidになっていたな……何かあったか?)

 

 

そして、終結時計の収容室に辿り着き。

 

……その針に記された文字に驚愕する。

 

 

 

 

『ば……ばかなっ!!こんなもの私に伝えてどうしろというんだぁぁぁ!!』

 

 

 

ーー貴方達の世界の終末。

 

 

 

…カウントダウンが始まる。

 

 

 

♦︎♢

 

 

そして、ある収容室。

 

『チッ……うざってぇが……呼ばれちまったミテェだな。』

 

『なんの話だ。』

 

『ウルセェ、テメェなんぞに話す価値もネェよ。』

 

 

更に別の収容室。ある少女が目を覚ます。

 

『!!……そう、やっと貴方に会えるのね。お兄ちゃん。』

 

『っ!!ば、ばかなっ!!君が目を覚ます筈がっ!!』

 

少女は花が咲くような笑顔でどこかを見続ける。

 

『んー!よく寝たわ!!さぁおめかししなくっちゃ!!』

 

 

 

ある所では。

 

『フゥゥゥ!!さいっこうにゲイな奴が目覚めたぜぇえええ!!』

 

そして、この姉妹達も

 

『……あら、やっとお目覚めみたいね。』

 

『そうみたい……さてと、私も準備しなくてはね。』

 

『……そう。』

 

その日、収容所に収容されたSCPを問わずに全てのSCPがある方向を見た。

 

そして、誰もが形は違えど笑顔だった。

 

財団はSCP達の角度から見ているであろう座標と国を総力をかけて計算。

 

行き着いた先は……。

 

 

未だ支部を作成していない土地、日本であった。

 

 

 

♢♦︎

 

日本のある研究所。

 

「は、ははっ……つ、ついにかんせいしたぞ!!」

 

「……?」

 

「これこそが新たな知識への扉っ!!今までの私の研究は無駄では無かったのだ!!」

 

「……。」

 

「ははははははァ!!!……んん!そうだなぁ君には名前をつけなくてはならんなぁ?」

 

「そうだなぁ……んん!!決めたっ!!君のは倉持管理だっ!!」

 

「……かんり?くりゃもち、かんり?」

 

「そうだ!そうだとも!!君の身体には無限の可能性が仕舞われている!!そして君はそれを管理する者!!んん!!!優秀だろう!?私は!!」

 

 

「くりゃもち……えへへ。」

 

 

「これで、誰も私を見下す事は出来んゾォ!!ひゃははははは!!」

 

 

 

♦︎♢

 

 

それから数年後。

 

倉持はすくすくと成長し、博士が思い描いていた以上の成果を発揮した。

 

「んん!!?なんだねその穴は?んん!!?こ、これは全てのモノが死んでいる!!?ば、馬鹿者!すぐに締めるのだ!!」

 

 

 

 

「だ、誰だね?その女性は?」

 

『あら?貴方がこの子の親御さん?よろしくね?』

 

「な、何故だかわからんがこの女性からはただならぬ気配を感じる……むむ!興味深い!!」

 

『……変な人。』

 

 

 

「おとーさーん!!これみてぇーー!!」

 

「な、な、な、で、でかぁーーい!!!」

 

(zzzz……んん。)

 

 

そんなこんなで、親子は仲睦まじく幸せに暮らしていた。

 

……そんな日常も容易く崩れ去るのは一瞬だ。

 

 

♦︎♢

 

「今すぐ、その子供を渡してもらいたい。」

 

「断る。貴様らに私の全てを渡すわけにはいかん!!こいつにはまだまだ可能性がある!!」

 

「……最後通牒です。今すぐにその少年を此方に譲渡しなさい。そうすれば貴方は見逃しますし、研究の更なる躍進もお約束いたします。ご決断を。」

 

一年後。

突如として親子の前に財団と名乗る者達が現れ、こう告げた。

 

ーー世界の平和の為にその子を渡していただきたい。

 

ーー渡したとして、どうするつもりだ?

 

ーー消去します。あの少年はいてはならない存在なのです。

 

 

そして、先程の会話へと戻る。

 

 

「くどい、私はこの子を渡すつもりは毛頭ない!!!」

 

「……ちっ、時間がないのに……!!射殺しなさい!!腕に抱えている少年ごと!!急いで!!」

 

そう、女性が告げると背後に立っていた男達が、銃を構え発砲する。

 

まだ、幼いながらも直感や頭脳には優れた倉持は直ぐに直感する。

 

これは自分を殺す道具だと。

 

故に叫ぶ、産まれる前にみたあの人達に届くように!!

 

 

ーー助けてぇえ!!!!

 

 

 

 

 

0。

 

 

 

 

 

 

♦︎♢

 

 

さて、この物語はここで途切れている。

 

何故かって?それは私が書いたものだからね。

 

あぁ!『財団の最終兵器』とやらは既に彼にご執心だ……やれやれ彼の特異性には分かっているとはいえ……本当に面白いな。

 

ん?世界がどうなったかと?

 

それは滅んだとも。そして作り変えられた。

 

 

君たちだって知っている筈だろう?中国とやらで発見された光る少年を。

 

そして、君たちは私や財団を知っている。現に前にいる君もそうだろう?

ん?あぁ、心配せずとも彼等はあそこに甘んじているとも。

 

それはそうだ、なんてたって。

 

 

もう既に、世界は彼のものだからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




この世界での倉持くん。

収容度は当然、Keter。

その実態は全存在に通じる特殊なミーム感染の集合体。
その効果はクソトカゲが殺さない事からその異常性はわかるだろう。
しかもその状態はSCP達がそれに汚染されている事にも気付かない。
また、彼の周りに危害や彼の身に危険が及んだ時に、全世界に広がるミームを展開。

全てのモノが活性化し、即座にXKシナリオとなる。

但し、今日の彼はそんな事にも気付かず今日も財団の皆と共にSCPのお世話をし時に仲良くなりながら笑顔で生活している。

……終結時計は今日もカチカチとその時を待ち続ける。

恐らく、この話で一番やべーのは倉持を作った博士だと思った。


では次回はもう一つだけ投稿してからヒーロー研修編へと行きます。


ではまた次回。
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