個性『Lobotomy Corporation』   作:Lobo

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番外その3です。

舞台は体育祭が終わった少し後、ヒーロー名を決める少し前ぐらいかな?

ゾンビ騒動がコレになった感じです。

因みにタイトルから予想できますが完全にギャグであり、キャラ崩壊など注意をお願いします。


勃発、女体化騒動!?

その日、雄英高校は未曾有の危機を迎えた。

 

突如、雄英1−Aの前に現れた謎のヴィラン。

当然、直ぐさまその場にいた教師陣によって捕らえられ、警備システムの見直しと共に何事も無く解決……すると思われた。

 

しかし、ヴィランのこの騒動はここからが始まりであったのを誰一人として気付く事は無かった。

 

 

そして、次の日。

 

「んん……よく寝……た?」

 

朝早くに起きた倉持、しかし胸部付近が僅かに重くなったいる事に気付き下を覗くと。

 

……そこには僅かではあるが膨らみがあり、咄嗟に下を調べればアルものが無かった。

 

 

「…………………なんで?」

 

 

倉持だけでは無い。

 

その変化は

 

 

「……ふえええ!!??」

 

「……なん…だと?」

 

「な、な、なんじゃこりゃああああ!!!!」

 

「ば、ばかなっ!?」

 

「うえええぇい!?」

 

「……ぐへへ。」

 

 

A組全ての男子に及んでいた。

 

 

……ほんと、どうしてこうなったのだ。

 

 

♢♦︎

 

「……えーと、おーるまいとでいいんだよね。」

 

「……あぁ、私で間違い無いとも。」

 

ともかく、慌てて学校に遅れては元も子もないと考えた倉持は早速朝食の準備を済ませて、オールマイトが起きてくるの待っていた。

 

そして、降りてきたオールマイトを見てからの第一声がこれである。

 

トゥルーフォームでは身体的な変化は見分けづらいものの、男性にはある喉仏が消失しており、腰は僅かに丸みを帯びている。

 

対する倉持はというと膨らみは少ないが体は人体の黄金比であり、顔は元々女顔だった事もあり違和感はそんなに無い。

言ってしまうなら無表情系女子…というべきなのだろう。

 

そして、多少身長が縮んだお互いの姿を確認した両者は確信する。

 

間違い無い、どちらもやられている。

 

「……昨日の?」

 

「恐らく……いや確実にそうだろうな。……なんて個性なんだ……。」

 

「本当にね……。」

 

「倉持しょ……いや、今は倉持少女か。何か体に異変はないかい?」

 

「…まぁ、女性になっているという以外では特には。」

 

「…………何故、あのヴィランは我々を狙ったのだろうな?」

 

「……さぁ?」

 

 

そう考えて、そういえば我々の服はどうしようとなり、オールマイトがマッスルフォームになった時に、そのコスチュームは今どうなのだろう?となり

なんとも気落ちした気持ちのまま、2人は雄英へと登校したのだった。

 

 

 

♢♦︎

 

教室に入るなってから少しして、やはりというかなんというか他の男子メンバー、そして担任である相澤先生もまた、女性へとその姿を変えていた。

 

しかし、女性陣の姿は男性では無く、いつも通りである。

 

やはりあのヴィランのターゲットは男性陣のみだったようだ。

 

「うええ!?で、デクくん!?デクくんなの!??」

 

「う、うん。」

 

「……やっぱり、昨日のヤツか。」

 

「んがぁあああ!!!なんなんだよこりゃぁ!!!」

 

「…どうなってるんですの?」

 

「…どうなってるのかなぁ?」

 

「……なんでだろう、女子がこんなにいて嬉しいはずなのに全然興奮しねぇ……。」

 

驚愕しながらも興味が勝るのか色々な事を尋ねていく女子一同。

 

困惑しながらも情報収集を優先し質問に答えつつ、的確に情報を集めていく元男子一同。

 

そして。

 

「……そろそろ、ホームルーム始めるぞ。」

 

 

髪はボサボサ、目は大きくクマを作りながらも一先ずはと進行しようとする相澤先生。

 

その一言で、生徒達は静まり席へと戻っていく。

 

 

「見ての通りだが、ヴィランの攻撃だ。動機はわからんが一先ずは害が無い事は確認されてる。」

 

「今、他の先生が奴から解除方法を聞き出してるが……奴が監獄にいる以上1日はその姿だと思っていてくれ。以上だ。」

 

 

 

♦︎♢

 

 

ーーその姿を見た瞬間、俺の中で何かがハジケタんだよ。

 

 

「は?」

 

 

ーーついこの前体育祭がやってたじゃねぇか。

 

ーーその時によぉ、選手宣誓をやってたガキ……あいつを見たときに俺のナニカがハジケタんだよ。

 

ーーあぁ、こいつの恥ずかしがっている姿をミテェ、あの自信に満ちた顔を真っ赤にしてやりてぇ……ってな。

 

ーーあぁ、言っておくが別に俺は同性愛者でもねぇし

もっと言えば他の奴に興味はねぇしどうでも良い。

 

ーー重要なのはあのガキだよ、あいつの赤面を見せてくれれば『個性』を解除できる。俺の個性はちょいと特殊でなぁ、俺が定めた条件が達成されなきゃ解除されねぇんだよ。

 

ーーまぁ、そういう事だ。精々俺にみせてくれよ?赤面をよぉ!!

 

 

 

 

 

♢♦︎

 

 

「………だ、そうだ。」

 

「……なんて言えばわかりません。」

 

「……俺もだ。」

 

授業も前半が終了し、男子一同は女子制服のなんとも言えない感覚に赤面しつつも昼食へと向かったその頃。

 

相澤によって聞かされた内容が上記の通り。

 

だが、倉持はある確信を得ていた。

 

 

恐らくは『陰陽龍』の影響がもろに出た結果なのだろう。

ここからは推論になるが体育祭のTV中継を見ていた時に彼の影響をもろに喰らい奥深くにまで溜まっていた欲望の栓が抜かれてしまったのだろう。

 

同時にそれを晴らすための人物は目覚めた瞬間に宣言していた自分。

 

まぁ、そんなところだろうか。

 

 

……だとしてもどうすればいいのか。

 

元々、自分はあまり感情が表に出る性格では無い。

 

事情はあれど女子制服を着た時もそこまで恥ずかしい事でも無かった。

 

……それに、どうしろと?赤面とは一体どういう事なのだ?

 

 

「あー、まぁ取り敢えず強制はしない。だが、事態収束の為にもなるべく早くしてくれる事を願う。出来れば、早めに頼む。以上だ。」

 

 

 

♢♦︎

 

 

さてさて、その頃彼の中いつもの部屋では。

 

 

「……由々しき事態よ。」

 

「……あぁ。」

 

「全くだ。」

 

「そうですねぇ……。」

 

「そうね。」

 

「そうだね。」

 

いつもならセフィラも多くても3名しか集まっていなかったこの会議室にも

今回は珍しく、外へ出ているゲブラー、そしてホクマー以外の全てのセフィラが揃いも揃って重い空気を曝け出していた。

 

何故ならば。

 

 

「………女の子の管理が可愛すぎる。」

 

 

総員、既に撃沈せり。

 

本来なら彼を害する全てを一片たりとも残さず消し去るがモットーの彼女ら。

 

最初からかのヴィランの攻撃には気づいていた。

 

当然、対策も準備し解除方法をも別ルートで導き出した。

 

だが、そこに待ったをかけたのはついこの前、アイドルプロジェクトと称して割と恥ずかしい目にあった憎しみの女王。

 

ーーどうせなら、見てからにしましょうよ?

 

興味8割、仕返し2割で彼女はそう提案した。

 

多少興味もあり、更にそう害があるわけでも無い事も分かっていたセフィラ達はそれを承諾。

 

それでいいのか、高性能AI。

 

結果。

 

元々可愛げのあった顔は更に麗しくなり、肉体もまた鍛え抜かれた女性の黄金律と言わんばかりの肉体。

 

セフィラ達にもこれには堪らずダウン。

 

しかもプラスにドンで解除方法が平和的。

 

直ぐに解除するべきとの男性肯定派とまだまだ楽しみたいとする女性肯定派に分かれたセフィラとアブノーマリティ達は様々な議論を重ね

この手を利用する手は無いと判断したアンジェラは最終的にこう判断する。

 

 

「今日だけは思う存分楽しみましょう。異議は?」

 

 

「「「なし。」」」

 

 

 

結局、この後倉持は女性陣にゴスロリ、メイド、和服にドレス……ありとあらゆる衣装の着せ替え人形になった後。

 

アンジェラのキスによって一時停止し数秒後にボンッと紅くなって崩れ落ち、翌日には全ての男子生徒、男性教師は元に戻ったが。

 

 

その解除方法は相澤先生の決死の情報操作により事なきを得たとさ。

 

 

そして、アンジェラはもう何回とも知れない裁判へと出頭命令が出されたとさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




各男子の女体化は各自の想像で補完してください。

次回からヒーロー研修編へと突入します。



ではまた次回。
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