バンドリ×ミドリ! ss   作:taki倫也

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久々の執筆。
リハビリ用なので誤字多めかも。

この作品に含まれる要素は
・極度のキャラ崩壊
・独自解釈
・他作品のネタ
・独自予測


side:basic
1譜面


時は大ガールズバンド時代。

 

俺たちの世界は音楽なしでは語れない。

…そこまで言うお前は誰かって?

俺の名前は…雨音(あまね)という。

雨の音であまねだ。覚えておいてくれ。

 

そして俺が日々通っているのは、

ライブハウス「CiRCLE(サークル)」。

まだオープンしたてだが、評判は上々でお客が全く来ない時なんて見たことない。

 

そして先日のことだ。

スタッフとしてスカウトされた。

…まあ、正直ガールズバンドにかなり賭けてたしそろそろ俺の生活費も一緒に飛んでいきそうだからなぁ。

俺はこの申し出を快く受けることにした。

(そっちの方が俺の負担少なそうだからね)

 

そして今日がバイト初日。

学校終わったら早く行こう!って思ってたんだけど…

生徒会の仕事やら頼まれごとの消化で少し遅れてしまった。

向こうには連絡してあるから大丈夫ではあるけど…

初日に遅刻は悪印象かな。

 

俺はCiRCLE(ライブハウス)に向けて自転車を漕ぐ。

 

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自転車を置いて店内に入る俺。

既に開店していたのでお客さんは…

何故かいない。

 

「こんにちは…」

 

「いらっしゃい…って雨音くんじゃない。学校お疲れ様~」

 

「お疲れ様です、えっと…月島さん」

 

「あ、名前覚えててくれたんだねぇ。でも…下の名前で呼んでくれると嬉しいかな」

 

何気ない会話をしているが、彼女はここライブハウス『CiRCLE』で働く月島まりなさんだ。

俺を誘ってくれた人でもあるこの人。

 

「ごめんなさい、遅れてしまって」

「良いよ別に。先に連絡してくれたから対応できたし…でも次からは気をつけてね?場合によってはクビもあり得るから」

「はい…ところでま、まりなさん、お客さんは?」

 

ロビーには俺とまりなさんの二人だけ。

 

「一応、練習してる子たちはいるけど…今日はライブがあるわけでもないからお客さんは来ないね」

「なるほど…」

「ほら、そんなことより急いで着替えてきて?簡単に仕事とか教えるからさ」

「は、はい」

 

こうして俺はまりなさんから仕事を教わることになった。

 

 

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仕事も教わり、ある程度は理解したのでまりなさんは休憩に。

俺はロビーの清掃をしつつ、お客さんが来るのを待つ。

 

「鍵を返しに…あれ君は?」

「あ、はい。今日から入ったバイトの雨音です」

「新人さんかー、よろしくね。私はRoseliaのベースの今井リサだよ。はい、鍵」

「よろしくお願いします。はい、確かに。」

「あ、あとスタジオの予約しておくね、来週の水曜日なんだけど...」

 

今日練習に来ているのはRoseliaだったのか…

聴きにいきたかったな。

Roseliaは実力主義のバンドでメンバーそれぞれの技能も高い。

ボーカルの湊友希那の歌唱力はずば抜けている。

 

「来週の水曜日はっと…まだ入ってないですね」

「そっか、じゃあ17時から二時間でお願いするね。あと君って多分年近いよね…元々ライブとか来てくれてるし…」

 

す、鋭い…というか

「知ってたんですか?俺を」

「良く来てくれる観客はね…あと敬語はなしでいいからね?あとはい、今日のお代」

 

「わ、わかりました。ひぃふぅみぃ…はい丁度頂いたので、領収証だね」

「うん、ありがとう。雨音君、またね」

「またのご利用をお待ちしています」

 

今井さんは領収証を受けとると出口に向かう。

 

「…またね、か」

 

俺は改めて、このバイト入って良かったと思った。

…あと何回改めれば良いのかな?

 

===========================

 

『CiRCLE』から外に出た私を待っていたのは、友希那。どうやら待ってくれたみたい。

 

「なんだみんな、先に行ってても良かったのに」

「リサと話したいこともあったから」

 

「…そっか」

 

そして私は友希那と帰路へついた。

歩きはじめてから少したったくらいに友希那は話を切り出した。

 

「さっきリサが話していたあの子…」

「ああ、雨音君?今日から入った新人なんだって。友希那、もしかして気になる?」

「そうではないわ…彼、良くライブに来てくれていた人でしょ?」

 

おっと、友希那が覚えていたなんて…

まあ、ほとんどいたもんね雨音君。

雨の日とか雪の日も

 

「後で挨拶しておいた方がいいわね」

「そうだねー、でも友希那。なんで雨音君の話をしているの?」

「それは…言えないわ」

「ええー、肝心なところだよ?ちょっと友希那ー?」

 

この時私は友希那の変化に気づいていられれば、あんなことにはならなかったのに。

 

=========================

Roseliaのメンバーが帰った後、特に目立った動きもなかったので、スタジオの片付けと店じまいをして、俺は帰宅することにした。

 

まりなさんには改めて謝罪をした。

 

まりなさんは気にしていない様子だったが、俺的にこれはまずいと感じた。

 

帰る途中、表札に『市ヶ谷』と書かれた家から良いメロディが聴こえた気がした。

 

 

 

 

 




はい、お疲れ様でした。

誤字脱字と、作品への感想待ってます。

…勢いで書くのは少し控えようかな。
いやぁ、1から100作るも大変だなぁ

バンドリのメインヒロイン(ポピパ)

  • 戸山香澄
  • 花園たえ
  • 牛込りみ
  • 山吹沙綾
  • 市ヶ谷有咲

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