【異世界から】K4Tの世界旅行【荒らしに来ました】 作:宵影
ザクロが都市に着いた時、人々の悲痛な声が聞こえた。
やはりロンドンを離れるべきではなかった
ロンドンに帰っていればよかった
代表は一体何をしているんだ
負の感情が都市を包んでいて、今にも秩序が崩壊しそうだ。
だが、まだ終わったわけじゃない、自分だけだが帰ってきた。
都市の人はこんな状況で迎えることなどできず、ただ帰ってきた自分に罵声を浴びせてきた
お前達が嵐を呼んだんだ
お前達が余計な事をしなければ平和だったのに
これから来る嵐にはジェネレーター1つでは足りない、だが自分は過去にジェネレーターを食べ、その身に覚えさせている。
これから訪れるのは極寒の時では無い。
今の身ではジェネレーターとしての役目は殆ど果たせない、ならばジェネレーターとしての役目を果たせる身になれば良い。
肉体の変化は一瞬だ、黒い霧を纏い太陽をその身に宿せばいい。
先に行った3人も知らない、新しいアラガミ。
これなら足りる、これだからこそ足りる
嵐が来た、だがアラガミの群れは来なかった
あの3人は役目を果たした
なら私も役目を果たそう
その日、ひとつの都市が嵐に飲まれた、しかしその都市に闇は訪れなかった。
不思議に思った都市の住民が外へ出て空を見ると3つの太陽が浮かんでいた、
中心には太陽の上に座り傍らに太陽を浮かばせている鳥の頭を持つ
そして住民が祈りを終えるとすぐさま家に戻りその手に仕事道具を持ち近隣の住民に「太陽の神が降臨した」と言って回った、その言葉にいくつかの家から住民が顔を出し空を見上げると、その空に浮く神の姿に感動し、祈りを捧げ始めた
しかし嵐は去らず、時間が過ぎる程その勢いを増していた。
そのことに気づかず、年の住民達はジェネレーターの周りに集まり祈りを捧げ続けた、そして嵐は更に勢いを増し、住民達が寒さを覚え始めた頃、2人の住民が獣と石炭を持って、その神に捧げ始めたのだ。
その事に気付いたのか神は傍らの太陽を黒く染めると、その太陽に大きな口が現れたのだ。
黒い太陽は、その大きな口で獣と石炭を喰らうと、神の側に戻ったと同時に、神に変化が現れた。
その身に纏う炎を周囲に撒き、その背中に炎の翼が現れた
そして最後の寒波、本来なら都市は闇に飲まれ更には-150℃の大寒波だが、太陽の神によって都市は真昼のように明るく外に出ても誰も凍えないという奇跡が起きている
暫くして夜が開け、嵐が過ぎ去ると同時に太陽の神の姿が薄れ始めた、その影響か温度が少しづつ下がり始め、周囲に冷たい風が吹き始めた、しかしそれでも住民達は祈るのをやめず、神の姿が消えるまで祈り続けた
ほんとはね?石炭盗まれて、石炭がなくなりかけて、そこにザクロ登場!ってしたかったんだよ?間違っても太陽神ザクロ爆誕ルートなんて開拓する予定はなかったんだ