残機∞で最弱になった俺の強制リトライライフ   作:クロトダン

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最弱なのに∞残機持ちで強制リトライで格上の最強と(強制的に)戦う作品に似合うキャラってアンリマユしかいないな?
とFGOでアンリマユをスキル10、フォウ2000、宝具5、レベル100(種火不足でまだ96だけど)にした記念につい書いてしまいました。

これもアンリマユが最弱(可愛い)のが悪いんだ…(愉悦の笑み)



リトライ0:俺は最弱よ!

―主人公視点―

 

アンリマユ。

Fate/hollow ataraxia に登場するエクストラクラス:アヴェンジャーのサーヴァント。

アプリ、Fate/Grand Orderでも最弱の星0サーヴァントとして登場しており、そんな彼を知るファンの人気もある(俺もその一人だ)

 

姿は影を人型に見えるマックロクロスケの他に少年の姿で黒髪に褐色の肌、更に全身を走る動く怪しい刺青をして赤い聖骸布を額と腰に巻いてある。

FGOでは刺青が青く光っている姿もある。

 

「この世界すべてを探してみても俺より弱い英霊は存在しない」と認める自称最弱の英霊。

しかし「英霊クラスの超人であろうと、人間である限り俺には勝てない」とも豪語する(しかし、速さで「犬」と「蜘蛛」には敵わないと述べている)

 

…で、なんで俺がアンリマユの説明をしているのかというと――

 

 

「そのアンリマユになってんだよなぁ…、はぁ……」

 

そう、気づいたら俺はFate/hollow ataraxiaに登場したアヴェンジャーのサーヴァント、アンリマユになっていた!

 

イヤね、俺はいつも通りFGOでアンリマユをメインパーティーに入れてプレイしていつも通り彼のクソッタレ宝具を出した後、ボコられながら戦闘から離脱する彼を観た後、アプリを閉じて明日に備えて寝て次に眼を開けたら――

 

「気付けば森の中とさ、ハッハッハッ!……笑えねーよクソッタレッ!」

 

悪態を吐きながら目の前の木に右拳を叩きつけた。

 

「…………イッ、テェェェェェェェェェッ!!

 

その直後に物凄い痛みが走り右手を抑えて痛みが引くまで地面を転がり続けた……

 

「さ、流石はアンリマユ……。最弱の名は伊達ではないってことか、オオォォォォォォ……まだイテェェェェェ……」

 

自身の手でアンリマユの最弱っぷりを体験した後、漸く痛みが引いてから改めて周りを見渡す。

 

「てーかここは何処だよ?アンリマユになったって事は俺は聖杯戦争に呼ばれたのか!?」

 

と身構えたがサーヴァントとして召喚されたら、聖杯から予備知識が頭に流れないのをみると聖杯戦争ではないと解り、では召喚したマスターは?と探してみるが誰もいない。

 

「ウーン……まあ、いいか!適当に歩けば人がいる施設か舗装された道に出られるだろ!ウン、多分!」

 

考えても何も変わらないと判断して、とりあえず森から出ようと俺は歩き出した。

 

 

 

 

―数時間後―

 

 

「ヤベー……迷った」

 

おっかしーな、真っ直ぐ歩いたつもりだったんだけど歩いても歩いても森、右を見ても森、左を見ても森、上も見ても森、森、森、THE MORI!

 

ハイ、そうです!俺、絶賛迷子中デース!ハッハッハッ!

 

「とまー、自虐ネタはここまでにして……マジでどうする?サーヴァントになったから空腹の心配はないけど、マスターがいないから魔力の補給とかどうやるか……ん?」

 

視界の端に白い建物が見えた。

 

「ヒャッハー!漸く見つけたぜー!スンマセーン、ちょっといいですかー!……って、なんか煙が上がってる?」

 

長時間森の中を歩き続けたせいなのか俺はハイテンションで建物に向けて走り出した(俊敏A)

が、叫びながら建物に近付いていくと建物から煙が上がっている事に気付いた。

 

「ウーン、なんでだろ?いつもの俺なら慌てふためくのに落ち着いていて、しかも逃げてる人をみたら――」

 

 

――殺したくなってきた。

 

 

「っと、危ない危ない。これがアンリマユの本能か……危うく呑まれるところだった」

 

フーッ、と息を吐いて改めて建物を見る。

 

(逃げてる人の服装を見るとここは研究所みたいだな?あの慌てようから察するになんかヤバそーなモンの実験をして、それが失敗して大慌てってところか?

自業自得と思うが何の実験なのかちょっと見てみるか♪)

 

俺はケケケと笑いながら研究所の中に入って行った。

 

 

 

「フンフンフフーン♪お?なんだあの化け物?」

 

研究所の中をしばらく歩いていると崩れた壁の向こうに真っ白な化け物が暴れているのを目撃した。

 

「あの化け物暴れているからあの人間達は逃げていたのか……ん?」

 

化け物を観察していると化け物から少し離れた入り口からまだ幼さを残す美少女が化け物に向けて歩いてきた。

 

(ほっほーう。なかなかの美少女…これは将来は美人になるぞ)

 

思考が大分アンリマユに寄ってきた俺は少女の顔を見てそんな感想をしていると……

 

 

「Seilien coffin airget-lamh tron」

 

 

少女が歌を唄うと少女の姿が大きく変わり、少女は白銀の鎧を纏っていた。

 

なんだあれ?と少女の姿を観察していると

 

「セレナ!」

 

「お?」

 

少女の名前を叫ぶ声が聞こえ、顔を向ける。

 

「やっぱりダメよセレナ!絶唱を唄わないで!」

 

ピンク髪のこれまた美少女が鎧を纏った少女の名前を叫んでいた。

 

(てか絶唱って何?唄ったら駄目って、唄ったら少女が死ぬのか?)

 

俺が疑問を浮かべていると話し合いが終わったのか鎧の少女が笑顔を涙を浮かべているピンク髪の少女に向けた後、化け物に近付いていく。

 

その様子を観ていた俺はどうなるのか気になりじっと鎧を纏った少女の動きを観察しようとしたら――

 

 

――お願いします――

 

 

俺の耳にピンク髪の少女の声が、嫌……

 

 

――どうかセレナを助けてください!神様!――

 

 

――願いが聴こえた。

 

「神様、ねぇ……。ハッ、こんな悪神の肩書きだけのサーヴァント擬きがいるのにそんな願いを言うなんてなぁ……運がないねぇ……」

 

俺は左手で額を押さえてヤレヤレと首を振る。

 

「本当に運がないねぇ……俺は!」

 

聖杯と癒合したアンリマユの身体だからか、それともこの姿の基になった(少年)の影響だからか、俺は口元を歪めて両手に【右歯噛咬(ザリチェ)】と【左歯噛咬(タルウィ)】という奇形の短剣を握りしめ、獣のような姿勢で走り出し少女と化け物の間に入り込んだ。

 

「え?誰で「イヤー本当に憑いてないねお嬢ちゃん。なんてたって助けにきたのが最低最弱のサーヴァントの俺だからな!

俺があっさり負けたらさっさと逃げた方がオススメだぜ?ハッハァ!なんせスペ○ンカー並みの紙耐久だからな!30秒持ったらいいほうだ!

俺もできれば逃げたいけど助けてくださいと願われたら叶えてあげねーと!

ほら俺、これでも(名前だけの)神様だし?」

 

少女の質問を被せるように早口で言った後、化け物に向けて【右歯噛咬(ザリチェ)】と【左歯噛咬(タルウィ)】を構える。

 

(……嫌、無理だろこれ。人間相手ならともかく、初戦闘が化け物ってこれなんてムリゲー?)

 

まあ、とりあえず――

 

「いっちょ、やってみますかね!」

 

俺は地面を駆け出し、化け物に向けて飛び掛かり【右歯噛咬(ザリチェ)】と【左歯噛咬(タルウィ)】を振り下ろした!

 

 

―バキィッ!―

 

 

「グハァッ!?」

 

 

と同時に化け物が突き出した拳が直撃した直後、身体の感覚が無くなるのを感じながら俺の意識はそこで途切れた。

 

 

 

 

 

 

「あり?なんで元の場所に立っているんだ?」

 

次に眼を開けたら最初に目覚めた森の中に立っていた。

 

これもしかして……

 

「……無限の残骸(アンリミテッド・レイズ・デッド)?」

 

 




はい、どうも皆さんクロトダンです。

プリヤガチャ、紫式部ガチャで爆死の連続で心が荒み気を紛らわせようとアンリマユに貯めた金のフォウカードと聖杯を捧げ、クエストで彼を虐めながらVitaのFate/hollow ataraxiaをプレイしていたら、

「最弱なのに強制リトライで強敵に立ち向かうのって実際にやったら心折れるよなぁ?」

と気付いたら書いてました。

この作品は本当に気が向いた時か爆死した時しか書きませんが完結を目指して頑張ります。
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