予約投稿時間間違えてました。
今回はデュランダル護送任務までの話です。
主人公、やっぱゲスいです。
では、どうぞ。
XD星6って本当にあるんですね。
――アンリマユ視点――
よう、アンリマユになった元人間だ。
オレがあの痴女い鎧を纏った少女に吹っ飛ばされて地面に頭からめり込んで気絶している間に大変な事が起きた。(はいそこ、役立たずって言うな)
オレが気絶している間に奏が鎧の少女と戦い負傷、響は首が長いノイズに拘束され、翼は二人を助ける打開策に絶唱を唄い、鎧の少女は撤退、翼は絶唱のバックファイアにより重症を負った。
幸いにも現場に到着したオッサンとオバ――了子さんが応急措置をしたおかげで命は取り留めたが、絶唱の影響でしばらくは戦線に復帰は出来ず入院。奏も翼と比べればまだマシなほうだが、全身打撲や打ち身、更に右肩が脱臼仕掛けたほどの怪我を負っていた為、同じく入院する事になった。
そして嬢ちゃんこと立花響はと言うと―――。
「ハッ!テリャッ!」
「そうじゃない!電を喰らい、雷を握り潰すように打つんだ!」
何故かオッサンに弟子入りをして特訓していた。
「言ってる事わかりません。でも、やってみます!でぇぇぇぇぇりゃぁぁぁぁぁぁっ!」
―ズドンッ!!―
(うっわぁ……ギアを纏わずにサンドバッグを殴り飛ばしたよアイツ。スゲーなおい)
どうしてそうなったのかというと、あの戦いから自分の力のなさを悲観した嬢ちゃんは足手まといを脱却しようと以前見た人間離れの力を持ったオッサンの下に行き、オッサンに弟子入りをしたらしい。
そこから数日間学校を休んでまでオッサンの家で特訓した嬢ちゃんは、最初の頃からは想像がつかないほどに成長をして、今ではオッサンの特訓に付いていけるようになった。
「よしそこまでだ。最後はアヴェンジャーとの組み手だ!アヴェンジャー出番だ。響君と手合わせしてくれ」
「はい!わかりました!アヴェンジャーさん、よろしくお願いします!」
「ヘイヘイ、お手柔らかになぁー」
オッサンに呼ばれ、座っていた縁側から立ち上がり、嬢ちゃんから5mほど離れた場所まで歩いた後、嬢ちゃんが立つ方を向いて両腕を力なく垂らし、猫背の姿勢で相対する。
「それでは………始め!」
「行きます!ハァァァッ!」
「……って、組み手なのに全力かよ!?」
うーん、なんか
ちなみに、なんでオレが特訓に付き合っているのか簡単に説明すると……。
二課で暇をもて余していたら、訓練室でアクション映画みたいな動きの特訓をしていたこの二人を目撃してしまい、すぐさま回れ右をしてその場を去ろうとしたがオレに気付いたオッサンにあっさりと捕まり、そのままオッサン達の特訓に巻き込まれた。
とまぁ、そんな訳でオレは嬢ちゃんの特訓に付き合っている訳。ハーー、やってらんね。
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――特異災害対策機動部二課、休憩室――
「いや~!朝からハード過ぎですよ~」
「ハッハッハッ!頼んだぞ明日のチャンピオン」
「ゼー…ハー…ゼー…ハー…!オッサンの家から
長距離を走って疲労困憊になった身体を床に倒れ込んだオレは、倒れた状態のまま顔を上げて休憩室に備え付けてあるソファーに座り込んで大きな声を出す嬢ちゃんとオッサンに目線を向ける。
いや、マジでどうなってんの?普通あの長距離を走っておいて疲れたの一言で済むのか?
「あ、あの自分から言っておいてなんですけど、何もうら若き女子高生に頼まなくてもノイズと戦う方法とかないのですか?ほら、アヴェンジャーさんだって弱いけどノイズと戦っているし?」
「さらっとオレを自然にディスるのやめてくんない?え、なに?まだあの時の事恨んでいるの?」
(つーか、うら若き女子高生って(笑)……長距離を走って息を切らせてない時点でうら若きって言葉はないんじゃね?)
オレが嬢ちゃんの言葉に疑問を浮かべている間にオッサンが嬢ちゃんの問いに答えているのを横目にオレは身体を霊体化してある場所に向かおうとこの場をコッソリと離れた。
あ、ちなみに組み手の結果はというと………柔らかい感触の後、顔を真っ赤にした嬢ちゃんの踵落としで地面に叩き付けられた。(役得役得)
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――二課医療施設、天羽奏の個人病室――
二課から移動したオレが到着した場所は以前の戦闘で重症を負った翼と奏が入院してる二課直轄の医療施設。
表向きは総合病院の体裁を取っており、私立リディアン音楽院高等科に隣接している。
戦闘で傷ついたシンフォギア装者を治療する以外にも、ノイズによる負傷者や死亡者についてのデータを収集している研究機関としての側面も持つ。とオバサンから教えてもらったわけだ。
(情報を収集ってなーんか裏がありそうだな?)
とまあ、考えるのは置いといて、オレは奏がいる病室の扉を開けると同時にベッドにいる奏に声をかける。
「オース、奏。最弱がからかいに来てやったぞー!」
「そこは見舞いにきたとか言えないのか、お前は?」
「意外と元気そうだな?ほれ、とりあえずオタクが好きそうな物を買ってきたぜ」
病室に入るとベッドの角度を上げて、身体を起こしてジト目をこちらに向けて返事をした。
オレは病院の購買で買ってきた見舞いの品を渡しながら彼女の身体に目線を配る。
額には包帯を巻き、患者衣の下には打ち身や打撲の痕が未だに残っていて、脱臼を仕掛けた右肩は動かさないように右腕を三角巾で吊っている。
オレが気絶している間にコイツはこんな状態になるまで戦っていたのかと思うと気絶していた自分に苛立ちを感じ、奏から見えないように拳を握りしめる。
「緒川さんから聞いたぞ?最近、響と一緒に旦那の特訓を頑張ってんだろ?」
「まーな。オレはともかくあの嬢ちゃんは最初の頃と比べるとメキメキ上達してるのは確かだ」
「そっか、あたし達がいない間にあいつも強くなってるのか……ははっ、安心したような寂しいような変な感じだな」
「……別にいいんじゃね?人間は成長する生き物だ。お前も翼も最初は最弱の状態から鍛えて今の状態になるまで強くなったんだろ?嬢ちゃんがもいつまでも未熟なままでいる訳じゃねーよ」
「…………」
そう言って苦笑しながら左指で頬をかいている奏に伝えると、奏は変な物を見たような表情を浮かべてオレの顔を見てきた。
「な、なんだよ?」
「お前ってさ、たまーにすごい事を言うよな?それを聞いていると本当に過去の英雄なんだな?」
「…………英雄ってーか、その正反対の存在なんだけどな」
「なんか言ったか?」
「うんやなにも?ところで翼はまだ集中治療室の中か?」
オレは誤魔化すように話をまだ集中治療室で眠っている翼について質問してみた。
「ああ、意識が戻ったけど、二課の医者の話だと絶唱のダメージがまだ抜けてないから、もうしばらくしたら向こうから出られるらしいぞ」
「そうかい、ソレを聞いて安心したわ。しっかし……」
「な、なんだよ?」
「いやー」
それを聞きながらオレは目線を奏の身体をじっと見る。奏はそれに反応して身をよじりながら質問する。
「オタクが患者衣を着ている姿を見ると……エロく見えるなぁって、―ガンッ!―グハッ!?」
「い、いきなり何を言ってんだよお前はっ!?」
オレの言葉を聞いた奏は顔を真っ赤にして手元にあった目覚まし時計をオレの顔面に投げつけてきた。
やっぱ、姉御肌の女が初な反応を見るのは最高だな!
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そして、次の日。
「ヴヴヴ………ガァァァァァァァッ!!」
「あ、あれはもしや!かの有名なエクスカリ―カッ!!―ア″ア″ア″ア″ア″ア″ア″ア″ア″ッ!?!?!?」
とある任務の中、嬢ちゃんが手にした黄金の剣を見て驚いている間に、こちらを向いた嬢ちゃんが黄金の剣を振り抜くと剣から極大の光が溢れ、オレの身体は光の奔流に呑み込まれオレの意識はそこで途切れた。
――アンリマユ視点、終了――
水着獅子王が当たらない!?
はいお久しぶりです、クロトダンです。
いかがでしょうか?今回は主人公の卑屈?っぽさを表してみました。
いくら人を越えた英霊でも元々のステータスが低いと息切れすると思います。
ちなみに購買で買ってきた時、ちゃんとした服を着ています。(それでも、顔の刺青が動くから目立ちます)
さて、次回は響の暴走回と主人公のリトライ回です。
果たして主人公はリトライを繰り返して、響の暴走を止められるのか!?
お楽しみにしてください。