『ルイン』   作:shoon K

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グッダグダかつ文章力皆無です。
書きたいから書いただけなとこあります




転生、出会い
プロローグ


とりあえず現状を把握しよう。

 

今私の目に見えているのは、見渡す限りの青い海。

 

景色にさほど関心を持たない私にも美しいと感じさせるほど綺麗な海だ。

 

さらに振り返ると、南国で生えるバナナの木のような木が何本も生えている。人の手が届いていないことがよくわかるほど密集している。

 

...オカシイナ?私は昨日、家に篭ってあの有名漫画である「ONEPIECE」を第一巻から読み直していただけなんだが...。

 

とりあえず調査してみよう。

 

 

 

 

 

ド素人の調査の結果、ここは無人島であることが判明した。

 

無人どころか、動物の一匹もいないというのには流石にド肝を抜かれたが。

 

だが、果物が腐るほど生えている。最初に見たバナナ以外は見たことも無い果物ばかりだ。

 

毒がないか不安ではある。

だけど私が生きるにはこれらを食べるしかない。

 

……全く、ただ休日を満喫してただけなのに………

 

_________________________________________

 

 

 

妙な物を見つけた、いや、私から言えば()()()()()()()()()()()だ。

 

ドラゴンフルーツのような見た目で、赤色で、唐草模様があって、まるで引力のような不思議な力も感じる。

 

まさか、いやしかしこれはどう見ても「悪魔の実(あくまのみ)」だろう。

 

ということはここは「ONEPIECE」の世界なのか?

 

だがしかし原作では見たことのない実だ、どのような力が身につくのだろうか。

 

...食べるか?

 

...いや、冷静に考えろ。

無人島で泳ぐ力は必要だ。

 

まだとっておこう。ここから出たときに食えばいい。

 

 

 

...ところで悪魔の実って、腐らないよな?

 

 

 

 

 

 

吉報!!すぐ近くに軍艦らしき船が!

 

あんな船日本にあるわけが無い。

 

ここが「ONEPIECE」の世界だということに確信が持てた。

 

とりあえず大声で叫んでみよう!

 

 

おぉぉぉぉぉぉぉぉおおいぃぃ!!!!

 

 

 

 

 

 

「なぜ君は、あんな無人島にいたのかな」

 

「気が付いたときにはあの島にいたんだ、私は。」

 

今現在、軍艦内で事情聴取みたいなことをしている。

 

この人達に悪魔の実(あくまのみ)を持ってることがばれたらどうなるんだろうか。

 

だが一つ、気になることがあった。何故か私は()()()()されていた。私は今年で23歳。まあ身長は平均より低かったし童顔とはよく言われてきた。それでも子ども扱いはされなくなってきたんだがなあ

 

「なあ、お兄さん」

 

「なんだい、()()()()?」

 

ああ、なるほど。見た目年齢が精神年齢より若いのか。

無人島生活してた癖になぜ気付かなかったと言われると生きるのに必死だったとしか言えない。

だって無人島だぜ?サバイバル知識が皆無の私があんなとこに放り込まれたんだ。容姿なんてどうでもよくなるさ。

......まあ、今は引き上げられたこともあってかそういう余裕が生まれてるんだろう。

 

正直、聞きたいことは意図せぬ形で聞けた。だからもう答えてもらわなくてもいいんだけど......

こっちから聞いてしまったから何か聞かなきゃいけないよな

 

あ、ネタが一つあるじゃん

 

 

「私が悪魔の実を持ってるって言ったらどうする?」

 

瞬間、場の空気が凍りついた。

 

 

_________________________________________

 

 

 

 

 

それから私は軍艦の中で一番権力があるとされている人物の元へ連れて行かれることになった。

 

原作知識のある私は、誰が出てくるのか少し楽しみでもあった。

 

可能性があるとするなら、おつる、モモンガ、ストロベリー、オニグモと言った現役中将だ。いやコビーも有り得るかもしれんな。

 

そんなことを考えていると一つの大きな扉の前に着いた。

 

そして、私をここまで案内してくれた海兵が

 

「入りますよ!センゴク()()。」

 

めっちゃ大物じゃんセンゴク中将...んん!?()()!??

 

「ああ、入りたまえ。」

 

「失礼します。」

 

「...失礼します。」

 

特徴的なアフロ、妙に鋭い目、眼鏡

疑うまでもなくセンゴクさんその人だ。

 

「おお、君が悪魔の実を所持していると言った少女だな!さぁ、遠慮せずに入ってくれ!」

 

私は内心驚きながらセンゴク中将の元へ向かった。

 

「立ち話もなんだから、そこの椅子に掛けてくれ。」

 

あらかじめ用意しておいたのだろう。その心遣いに感謝しつつその椅子に腰掛けた。

 

「まず聞きたいことがあるのだが、君の名前を聞かせて欲しい。」

 

名前か、以前の名前を使うのは何か気が引ける。ここは偽名を使おう。

 

「...ルイン、ルイン・アラクハートだ、私は。」

 

「......。」

 

数秒の沈黙が流れる。

 

なんだ、偽名を使ったのがばれたのか?

 

「ああ、ばれているよ。」

 

「!」

 

何故だ、何故…

そう思ってすぐ思い当たるものがあった。見聞色の覇気だ。

 

「君は小さい子供なのに良く知っているな。」

 

「...私の心の中を読んでいたんだな。」

 

この時代じゃなきゃセクハラで訴えてたところだ。

 

「はっはっは!すまないな、何者かも分からない君を警戒するのは当然だろう。」

 

確かにそのとおりだった。向こうから見れば私は得体の知れない少女。そんなのが出てきたら私だってそうする。

 

「まぁ、とりあえず君のことはルインちゃんと呼ぼう。」

 

「そうしてくれると助かる。」

 

「よし...じゃあルインちゃん早速だがその悪魔の実を見せてもらおうか。」

 

「分かった。」

 

私は懐からその悪魔の実を取り出す。

 

「...なるほど。」

 

センゴク中将は納得したような顔をし

 

「確かにそれは悪魔の実だ、私もそんな形のものは見たことはないが。」

 

やはりそうだったのか。

 

「君はそれを食べる気なのか。」

 

少し中将の言葉に重みが掛かった。

 

「ああ、見つけたのは私なんでな。」

 

当然食べる。もう泳ぐ必要もないだろうから。

 

「何なら今食べようか?」

 

「..ああ、そうしてくれ。」

 

そうして悪魔の実を口の中に入れようとすると

 

ただし!!

 

「!!」

 

その気迫に若干震えると

 

海軍に入隊してくれ!!

 

 

え?

 

 

「能力者が海軍へ入隊すれば、こちらとしても大きな戦力になるし、何より君が後々楽に生活できるぞ!」

 

「いや、私は海軍に入るつもりは「ならばその悪魔の実、回収させてもらおう。」...わかった。入るよ。入るから食っていいよな。」

 

 

ならあの時に食えば良かった。

 

私はそう後悔しながら悪魔の実を食べた。

 

 

 

 

 

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