『ルイン』   作:shoon K

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今回も中々展開が速いです。なんかすいません。
それとやっっっっと原作キャラ出せました。


昇格、衝突

ルインside

 

 

 

 

「...ん」

 

なんだろう、物凄くいい香りがする。

 

「...起きたか、ルイン。」

 

「ふぇ...」

 

目を開けると、以前に見た師匠の部屋の天井だった。

声のする方へ向くとロキ師匠がいる。あれ、なんかあったっけ...

 

「.........あああっ!!!」

 

私はバッと

そうだ!!牙王と戦ってたはず!!勝負はどうなったんだ!!?

 

「おいおい落ち着け!!あんな激闘を繰り広げたんだ。今はゆっくり休め!!」

 

...確かに、そんな事を知るより自分の体を休めることの方が大事だな。

言われたとおりベッドで再び寝ようとする。

 

「ああ、待て待て、今料理作ったからまずそれ食ってから寝ろ。」

 

「料理...?確かにいい香りがするな。」

 

「おお!気付いてたか!!すぐ用意するからな!!!」

 

師匠のテンションがいつもと違うのは気になるが有り難く頂いておこう。

 

「見ろ!この料理はある国で習ったんだけどな、【99のバイタルレシピ】っていうやつの一つ、その名も‘復活系'フロストフィッシュの出し汁スープだ!!!」

 

99のバイタルレシピ、たしかカマバッカ王国に伝わる門外不出の料理だった筈。まさか師匠が会得しているとは...。

 

「まあ、まだまだ料理は作ってあるが、飲んでみてくれ。」

 

「...ズズッ」

 

そのスープを口にする。

 

「...おいしい。」

 

おいしすぎる、フロストフィッシュはクセの多い魚として有名だが、非常に淡白な味わいに仕上げられている。そして何だろう。体の底から力がこみ上げてくる感じもする。

 

「ホントか!?良かったー!!あんまり人に食わせる機会も無かったし、前食わせた時には感想聞けてなかったから口に合うか心配したんだが、良かった。...ん、どうした?」

 

「...え?」

 

「ルインお前涙出てるぞ!?大丈夫か。」

 

そう言われたので目元を触ってみると一筋の涙が流れている事がわかった。味に感動して泣いてしまったのかもしれない。

 

「いや、あまりのおいしさに思わず涙が出たんだと思う。」

 

「!!!..そうか、ありがとな。」

 

そういったロキ師匠の顔はかつて無い笑顔だった。

 

 

 

 

_____________________________________

 

 

 

 

 

 

 

翌日も私はベッドの中にいた。一度ベッドに入ってしまうと、中々出れないんだよ。日本人なら誰もが感じた事があるだろう。

本当、修行の間は休憩のきの字も無かったからな。今ぐらいはこうしていてもいいだろう。

ちなみに師匠は外出中だ。

 

......ただ私がベッドの中で寝てる絵なんてつまらないよな。じゃあ私の修行内容を少し語るとしよう。

まず私は【速さ問題】を克服するために【六式】の剃を獲得。獲得した速さに師匠から「速さは速さでも()()()速さは尋常じゃないな。」なんて言ってたな。

その調子で残りの【六式】も習得、ここまででかかった時間が1週間だ、まあ早い方だろうな。

そして覇気、これはもともとセンゴク大将に基礎は教えてもらってたから覇王色以外は3日でマスターしたな。「お前、実力だけで言えばもう5億の海賊ぐらいはあるだろう。」と誇らしげに言ってたな。

あとは新技のアイデアを幾つか考えたりしてた。【モード:イフリート】は昨日初めて使ったな。成功して良かった良かった。

 

ピンポーン

 

「...ん?」

 

この家、インターホンがあるんだな。初めて知った。

そんなことより速く出てあげなければ。

私は駆け足でこの部屋のドアの前に立ち、ドアを開けた。

 

「はーい、どちら様?」

 

ドアを開けると、海軍の制服を着た男の人がいた。

 

「はい、こちらご注文の...って、え!!?」

 

「はい?」

 

どうしたのだろうか。

 

「あの、失礼ですがもしやあなた、ルイン()()では...」

 

「ああ、そうだが...ん、中将!?何故?!」

 

「いや昨日昇格式があって、それの内容が【海軍本部准将ルインの昇格】だったんですよ。」

 

「......はい?」

 

そんな話全く聞いてないんだが、え、何どういうこと?

私が中将?何で?おかしくないか?私が准将になったのつい最近なんだが!?

 

「...あの、海兵さん、上層部()に今からそっちに行くって言っといてくれないか。」

 

「え...あ、はい。それとこちら注文の方なんですが、よろしければこちらの方にサインを......。」

 

私は届け物にサインを書き、部屋を飛び出した。

 

 

_________________________________

 

 

 

私は今センゴク大将の元にいる。

 

「何で私が中将なんだ!?准将になったのもつい最近なんだが!?」

 

「いや、このことはロキ中将の訓練が終了し次第決行すると元々決まってたんだ。覇王色を持つ海兵と言うだけで異例だし、何より本気の【飛将軍】と戦ったという実績だけで引き上げる価値がある。」

 

...上層部にはもう知れてるのか。昨日の事が。

 

「ぶわっはっはっは!!!本気の奴と戦ったのか!!?なかなかやりおる。」

 

部屋にあるソファーに座っていたガープ中将が人事のように笑う。何かむかつくな。

 

「お前は黙っていろガープ!!!とにかく!もう君は上層部()の許可も下りて【中将】になったんだ。もっと実績を上げれば【大将】の座も狙えるようになるから精進するように。」

 

「でも私なんかが中将でいいのか!?まだロキ師匠にも勝ったことが無いんだぞ!!?」

 

「アレは化け物だ、おそらく実力で言えば四皇ぐらいある。ただ性格に難があるからあの地位であり君が中将より弱いと言うわけではない。試しに他の中将を一人呼んできてやろうか、君なら即倒せるはずだ。」

 

「むぅ...。」

 

何か異端者扱いされて仲間はずれにされそうなんだよ。だって普通の人だったら天才的なスピードで駆け上がってく同僚を見たらどう思う?普通避けるよね。アイツと俺達は住む世界が違うとか言うくだらないこじ付けみたいなのつけて避けるよね。私はソレが嫌なんだよ。()がそうだったから。

 

「......だったら、こうしてくれないか」

 

「何だ」

 

「海軍の人達に私は決して特別な存在ではなく、今回の昇格もちゃんと実績を残したからこその昇格だと言う事を伝えておいてくれないか」

 

「何故だ。」

 

「......理由は聞かないで欲しい。頼む。」

 

私は床に手を突き土下座をしようとすると「待て待てそこまでしなくていい。」と言われ止められた。

 

「分かった。言えない事情があるんだな。ならいい、私がそう言っておく。だからこれから君は【海軍本部中将】として政府に貢献してくれ。」

 

「...分かった。」

 

まあいいだろう。言っといてくれるのだったらそれで。

 

話が終わり、センゴク中将の部屋から出ようとすると、ガープ中将の()()()()()()()()()が「ちょっと待ちなお嬢ちゃん」と言ってきた。

 

「...はい?」

 

その海兵は天然パーマでアイマスクみたいなのをつけている。......待って、どっかで見たことあるぞ。

私は念のため名前を聞く。

 

「あの、すいません、名前を伺っても?」

 

「ああ、俺はクザン。一応海軍本部()()をやってる。最近じゃ、腕の立つ海兵として知られてる。」

 

やっぱり、将来大将の座に就く人じゃん!

 

「何か用か?」

 

「ああ、俺()海兵学校卒業組はお前の事が気に食わないんだよ、だから今から訓練場を借りるから俺達と戦ってくれないか?」

 

......え?

 

 

 

 

__________________________

 

 

 

海軍学校訓練場

 

 

 

 

「............。」

 

私は周りの人達の内容に驚愕していた。

青キジ(クザン)は勿論の事、赤犬(サカズキ)黄猿(ボルサリーノ)、バスティーユ、メイナード、ハグワール.D.サウロ、モモンガ、オニグモなどなど、全員原作だと中将以上の階級にいる人達だったからだ。

 

「ホンマにコイツが【海軍本部中将】じゃとぉ...?」

 

「聞いた話より弱そうだねぇ〜」

 

さっそく大将二人が私のことについてなんか言ってる。待って、勝てるか?この人数。

 

「...で、嬢ちゃん、対戦形式なんだが、嬢ちゃんが指名した奴から対戦していくって形で頼むわ。もし指名しなかったら一気に全員と戦ってもらうが。」

 

何その鬼畜ルール。待って私って本当強敵としか戦ってないんだけど。酷くない?

仕方ない。指名するか。指名するなら能力の相性的に青キジがいいんだろう。だけど考えろ。私が知っている中で一番高い地位に上り詰めたのは誰だ?そいつを倒してしまえば他の人達全員ビビッて逃げていくんじゃないか?そう、それがいい!!

 

「なんじゃあ、このガキウキウキしとるぞ。」

 

「...まさか、全員に勝てると思ってないだろうねェ〜。」

 

...あ、そうだった。一番地位高いの、赤犬(サカズキ)だった。どうなんだろう。火の精霊とマグマ。行けるかな。

まあいい、指名しちゃおう!

 

「...じゃあ、そこのヤクザみたいな顔した人」

 

そう言って私はサカズキを指差す。

 

「ブハハハハハ!!!嬢ちゃんいいね!もっといってやれ、おいヤクザァ!!ご氏名だぞ!!」

 

...あれ、青キジってこんなんだったっけ。

 

「...わしをヤクザじゃとぉ...覚悟はええんやの!!?」

 

サカズキが被っている海軍帽がマグマで煮えたぎっている。沸点低いなこの人、マグマのクセに。

 

「じゃあ、ヤクザと嬢ちゃん中央まで行って、そこで俺が合図するから」

「貴様も覚悟しちょれよクザン!!」

 

この二人はどうやらこの時から仲が悪いらしい。

言われたとおり私たちは訓練場の中央まで行く。サカズキはマグマで煮えたぎっているが。

 

「まあ、私を倒せるといいな。ヤクザ君。」

「調子に乗れるんは今だけじゃぞ...!!!」

 

「それじゃあいくぞ!試合開始!!」

 

試合開始だ。張り切っていこう。

 

「わしに勝てると思うなよ!!」

 

サカズキがマグマの拳で殴りかかってきた。私は咄嗟に右腕に炎を纏い殴る形でその拳を受け止める。

 

「ぬぉぉぉぉぉぉおおおお!!!!」

 

「...!へぇぇ。」

 

叫び声と共に火力が増していくマグマ。そのマグマは私の炎を飲み込もうとせんばかりの勢いで私の炎を押し出す。

これがエースを焼いた悪魔の実の力なのか

 

「火がマグマに勝てると思うちょるんかァああ!!!!」

 

確かに、エースの火は焼き尽くされていた。だが、()()()は違う。

 

「考えが甘いね、私はファイアドレイク、()()()()()()()と言う逸話を持つ化け物だ!!」

 

私は腕に纏う炎の量を増やす、すると先程まで押していた赤いマグマは()()()()に覆われつつある。

 

「...なんじゃと!?この感覚、まさか()()()()()()()()()()()()()のか!!?」

 

そう、私の炎は対象を燃やし尽くすまで永久(とわ)に燃え続ける地獄の炎。腕を燃やし尽くすだけじゃあ済まない。

いつの間にか体の方まで燃え移った炎にサカズキはパンチの姿勢をやめ、燃える火を消すために地面で転がり始めた。

 

「ぬォォおおおおお!!!!!」

 

マグマ(サカズキ)が燃やされている光景に周囲は驚きの声を隠せないでいる。

 

「...こりゃあまずいねぇ〜」

 

「まずいぞ、あのままでは本当に燃え死ぬぞ!!」

 

ざわざわと周りが騒ぎ始める。

そこで私は、一番屈辱的な負け方をさせてやろうと思い、サカズキにこう言った。

 

「なぁ、そのままじゃ本当に燃え死ぬから、ここは私より弱いと言う事実を認めて大人しく降参したらどうかな?」

 

そう、降参だ。降参なんて私にとっては恥そのものだからな。

 

「...!!!フザけるなぁ!!!降参など誰がするかァ!!!」

 

降参する気は無いらしい。ならもうちょっと痛めつけてやろう。

私は左腕に炎を纏う。

 

「そこまでだァ!!!嬢ちゃん、速く炎を消してやれ!!そいつはもう負けてる!!!誰の目から見てもそうだ!!だからあいつの炎を消してやってくれ!!!」

 

「なんじゃと貴様ァ!!!わしはまだ「見苦しいねぇ〜」...あ!?」

 

「サカズキ〜クザンの言うとおり誰の目から見てももう君の負けなんだよ〜。だから大人しく降参しなぁ〜。海軍としても君という大きな戦力を失いたくない筈だよぉ〜」

 

ボルサリーノが正論を放ち、サカズキを黙らせる。こんなことで海軍の戦力を失うのは確かにバカみたいだな。

 

「......グォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

 

サカズキが叫ぶ。自分が負けていると言う事実に納得いかないのだろう。

 

「さあ、速く消してやってくれ。」

 

クザンに急かされる。そうだな。彼を燃やしてもう数分立つ。本当に消してやらないとヤバイな。

私はパチッと指を鳴らす。すると彼の体で燃えていた地獄の炎は魔法が解けたみたいに消えた。

 

「グォ...ゴフッ...ガハッ!!!」

「大丈夫か、サカズキ!!!」

 

周りの少将たちが彼の元へ近寄る。クザンとボルサリーノの二人を除いて。

 

「どうする、まだやるか?」

 

そう聞くとクザンはハハッ、と笑い

 

「いや、もういい。あんたの強さが分かったよ、()()()()()。」

 

「...そうか。」

 

ならいい。彼らもしっかり理解した筈だ。こんな無謀な事はするだけ無駄だと。

するとボルサリーノが()()()()()

 

「...あんた、自然系(ロギア)かい〜?少なくともサカズキの攻撃をものともしてなかったから自然系(ロギア)だと思ったんだが〜」

「確かにソレ、気になるなぁ。中将、一体何の能力者だ?」

 

彼ら二人が私にそんな事を聞いてきた。まあ珍しい能力なのは確かだな。一応教えてやるか。教えたって私に何か否があるわけじゃないし。

 

「私は動物(ゾオン)系幻獣種.モデルファイアドレイクの能力者だ。自然系(ロギア)みたいに攻撃を受け流せるぞ!!」

 

「へぇ〜。あっしが()()時があれば似たようなの探そうかなぁ〜」

「俺はもう食ってるからいいが、へぇ、センゴクさんと同じ幻獣種か。珍しいもん食ったんだなぁ。」

「まあな、じゃあ私はもう帰っていいのか?」

「いや、こんな所に呼び出したお詫びに夕飯奢ってやるよ。」

 

なんと!ご飯をタダで食えるのか!まあロキ師匠に作って貰えばいいんだけど、こうでもしなければ今日ここに来た私に何のメリットも無いわけだからな。

 

「ぜひとも連れて行ってくれ!!」

「あっしもついてっていいかぁい〜」

「お前は自分の金で食え。」

 

今日の夕飯は高いの買ってやろう!!!ウヘへ...

 

 

 

 

 

 

 




男二人に囲まれてる幼女(見た目年齢17歳)
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