うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ルインside
「フッフッフ...なら私も自己紹介しよう。元ロジャー海賊団船員、懸賞金9億7200万ベリー【飛将軍】牙王だ!!」
私はそのとき感じた圧に一瞬怯えてしまった。さすがロジャー海賊団に所属していただけはある。物凄い覇気だ。今の私ではきつい所があるかもしれない。
だが牙王は言っていた。「能力の性質上火に弱い」と。
だったら私の
獣人化している私は炎を纏う量と速さが変身前よりも圧倒的に多い。【プロミネンス】もあるから攻撃範囲も広い。
いくら経験を積んだ相手でもこの範囲攻撃から逃れるのは至難の業だろう。
私は腕に炎を纏い、牙王目掛けて技を放つ。
「【一点集中
この技は広範囲技の【
「この技、防げると言うのなら防いでみろ!!!」
私がそう叫ぶと牙王は【一点集中
「【ペラペラ】」
彼がそう言った瞬間、【一点集中
「何!!?私の【一点集中
意味がわからないと言った私に彼はその訳を話す。
「私は【ペラペラの実】の紙人間。紙を生成したり、どんな物でも紙に変化させたり、それらを操る事が出来る能力者だ。」
紙!?本当に能力って何でもありだな。
私の前世の一世紀前ぐらいだったら時の人になれるかもしれないな。
「そして、私が紙に変えたものは
「全て受け継ぐ?......ってことはまさか!!」
「そう、そのまさかだ。いくぞ!【
彼が変化させた紙が槍状に変化し、【
おそらく貫通力も引き継いでいるはず、まともに受ければ大怪我ではすまない。
「くっ...うああッ!!!」
なんとか見聞色を駆使しかわした。もう一発来られたらもうかわせないかもしれない。
後ろを振り返ると、私の能力を再現した紙が
「成程なァ。空中で燃やす対象が燃え尽きれば炎は自然と消えると。」
「...!」
気づかれたか、少しまずいな。
ここで改めて私の能力、ファイアドレイクについて簡単に説明すると炎の化身のようなもの。炎は自然界ではトップの位置に入れるほど強力な力だが、弱点がないと言えばそういうわけではない。むしろ弱点だらけだ。
炎の発生条件は空気(酸素)があることと、
だが
おそらく、彼はこの事に気づいたのだろう。生成する紙をどんどん空中に浮かせている。
次第にその紙々は私を四方八方方位する形になった。
「さあ、始めるぞ!!【
空中に漂う無数の紙全てが槍状に変形し、私に向かってくる。ヤバいこの数は!!本気でまずい!!!
おそらく全て武装色を纏った槍。一つでも食らってしまえば死ぬ可能性すらある。
私は見聞色を発動する。
(...ん?)
一つ疑問点があった。何故先程の槍よりもスピードが落ちているんだ?わからないが、これなら対応できる!
私は両腕に炎を纏い技を放つ。
「【プロミネンス】!!」
「なっ...。」
私が彼の大技を一瞬で無効化したことに驚きを隠せないようだ。当然、私はその隙を逃さない。
すぐさま【剃】で彼の胸元へ移動する。
「隙を見せたな!牙王!!」
「くっ!!!まずい!!!」
見せてやる。【六式】の最大奥義に、私の能力を合わせたあらたな必殺技!
「【六王銃・炎】!!!」
手ごたえはある。やったか!?
「......フッフッフッ、なんちゃって。残念だったな。私に今のは届いてないよ。」
(何!!?私の奥義を防いだだと!いったいどうやって...)
「...その疑問に答えてやろう。見ろ!今貴様が技を放った場所を!!」
言われたとおり私が技を打った箇所を見る。そこには黒い紙が貼り付いていた。
「この紙は海楼石を紙にしたものでね。しかも私の能力で変化させているから能力者の嫌がる海のエネルギーを感じさせることもない。実際には私以外には海のエネルギーが発せられるよう調整しているがな、防御力も高い上に能力者対策が出来る最高で最硬の鎧だ。」
「な...まさか海楼石を紙に変えるとは...」
「驚くのはまだ早い。実はこの紙、
「最小サイズ?」
「まあ見ていろ。」
黒い紙が今見たサイズのおよそ十倍ぐらい大きくなり、彼の周囲を舞い、変身ヒーローの変身みたいに彼の体に被さっていく。
いつの間にか彼は腰に携えてあった刀を右手に持ち、背中には大きな翼のようなものまで付いている。体についている紙は兜と甲冑のようになっている。
その姿は前世で見た武装している将軍を連想させた。
「ハッハッハッハ!!!本当に久しぶりだ!この姿になるのは!!!まあ、君は能力の相性的に本気で行かなければ勝てないと思ったのでね。だから君も本気を出せ!
本気、か。今私は本気を出しているつもりなんだがな。どうやら彼にはそう思われて無いらしい。
「ルイン!!!」
遠くの崖にいるロキ師匠が私に向かって叫ぶ。
「今回の戦い、
師匠に使うな命令が出されてしまった。おそらくこの後私が使うと考えたのだろう。まあ使うつもりだったのだが。
一度私は大きな深呼吸をする。そして
「師匠から使用禁止命令が出されてしまった。これ以上の変化は見せられないが、この姿での私の本気を見せてやろう。」
敵は海賊王の船員。生半可な覚悟じゃあ勝てる相手では無いことは当然わかっている。だから見せよう。今の私の全力を。
獣人状態の私は今出せるだけの炎を体全体に纏った。
「【モード:イフリート】」
それは全てを焼き尽くす邪神の姿。
それは神々をも下す絶望の炎。
「ハッハッハ...!!!面白い。」
「...............」
空には本気を見せた両者を中心に大きな渦が出来ていた。
【地獄の槍】
一枚の紙を槍状に変化させ、相手を貫く。
【紙槍】
無数の紙を槍に変化させ、攻撃する。操る枚数が多い分、スピードは下がる。
【六王銃・炎】
六王銃にファイアドレイクの炎を掛け合わせたもの。六王銃の衝撃に地獄の炎の火力が合わさるチート技。
【モード:イフリート】
自分の体に炎を纏えるだけ纏った姿。この姿になると全ての技を炎を纏わず使用可能になり火力も比べ物にならないほど増加する。
デメリットは作中で公開。