撃ってしまった。
撃ってしまったけど、何とかなりそうで良かったー。
いやー、向こうの艦の奴らがクローントルーパーだったら本格的な撃ち合いが始まってただろうけど。まだ、クローン兵はこの時代にはいないのであの艦にいるのは軍人だか役人だか解らないヘタレた共和国軍兵士だ。
共和国加盟国内でも五つの指にはいる国力の我が国と事を構える気概のある奴なんているわけないってことね!あはははははははは!!ふぅ・・・。
いやー、ジェダイとかケノービとか乗り込んでこないよね。幼きスカイウォーカーがなんとかウィングとかに乗って私の乗艦沈めに来たりしないよね?
目の前の共和国艦が引き下がっていく。
だ、大丈夫そうだね。
「警戒は厳にしてよ。」
「ラジャー、ラジャー。」
「姫様、通商連合の艦艇が後退してきます。」
「しかたないわね。本艦隊の後ろに隠れさせてあげて・・・。」
通商連合の艦艇の中には、先ほどのごたごたでナブーから脱出していたガンレイ達もいた。
逃げるのが上手いところとか・・・行動が、いちいち小悪党の中ボスっぽい。
『来てくれて助かったぞ。よくできた賢妻だ。』
「えぇ、まぁ・・・妻ですから。」
って言うか。自分の妻にまでゴマをするのか?この男・・・情けねえな。
これでも、このエピソードⅠでは主人公たちをかなり追い詰めたんだから驚きだよ。ギャップに・・・。私って今9歳なわけですよ。体格とか踏まえて言うとロリ巨乳ってやつなんですが、それは置いておいて9歳児に媚び諂うのか。
引くわ~って感情もあるけど、褒められるのが嫌ってわけじゃないしね。(ちょいツンデレ)
ん?結構マジで感謝してるって?
ルーン・ハーコさんが言ってるけどどういうこと?
・・・・・・・・・・・・・・マジかよ。これから私、パドメとオビワン相手にお話ししないといけない?
むしろ、後ろのドロイド君含めてO・HA・NA・SHIされてボッコボコにされそうな気もするんだけど・・・。
確かさ、今のオビワンって師匠のクワイ・ガン=ジンがモールに殺されてちょっとイライラしてたんじゃなかったけ。
ジェダイって基本平和主義だけど、やるときはやるからな。ボッコボコにされなくても引っ叩かれそうではあるんだよね。嫌だなー、話し合いしたくないなー、働きたくないなー、帰りたいなー。
「もしよろしければ、ご一緒しましょうか?」
参謀長―!!是非に来てくれ!!
「えぇ、お願いしますね。」
私は参謀長達や戦術ドロイド達を連れて共和国艦へ会談の為に乗り込んだ。
そして、それから時間が経って会談が進んだわけですね。
やべー、やべーよ・・・。
向こう、ガンレイ寄こせの一点張りだよ・・・。
話し合いで解決させようと、こっちが強硬な手段に出てないから大丈夫だけど。
あいつあんまり喋って来ないけどオビワン、すげー睨んでくる。怖い、怖すぎる。
交渉は基本アミダラ女王だけど・・・。
もう、泣きそうなんだけど。
「私、ほら・・・総督と結婚してるわけで・・・。夫なんですよ・・・こんなんでも・・・、このまま獄中で死刑になったら・・・会えなくなるわけじゃないですか・・・ね。」
視線が冷たい。でも、これ引き渡したらたぶん母上や義父様にめっちゃ怒られるじゃない?シス的なフォースグリップでグェーされるかもしれないじゃないですか?
もう、どうすればいいんですかね?これ!?
あっち側、何にも言ってこなくなっちゃたんだけど?これ、マジで切れちゃう5秒前。古い言い方でMK5なんじゃないのこれ!?
「もちろん、死者への哀悼の意ははらいますよ?復興支援もかなりの額をお出ししますしね。夫が死刑で死んじゃったら、私未亡人になっちゃうし・・・。やっぱり、悲しいじゃないですか?うん、夫だし・・・愛してないわけじゃないんですよ。あくどい事ばっかりやってますけどね・・・。あいつもほら、悪い奴だけど悪い奴じゃないんですよ?」
「ガンレイ氏の個人の資質の話ではなく。彼の率いる通商連合の引き起こした被害、それに共和国へやや直接的な敵対行為に関しても問題があるのですよ。」
「え、あ、はい・・・。」
アミダラ女王、手厳しすぎる・・・。どうすればいいんだ・・・。
なんだか自分でも何言ってんだか分んなくなってきた!?
どうすればいいのか?どうすりゃいんだ!?うわぁああああああ!!
私はここで混乱の末、発狂した。
「ガンレイの妻として、私としては、事実に基づいて……復興支援や賠償についてご提案させていただいているわけですけども、ハルプスブルク皇族という大きな立場から見れば、やはり今回の出来事は真摯に受け止めて、どこかで折り合いをつけなければ、お、お、大人じゃないと思うんですよ!で、ですから、私はその皇族という、本当にもう……妻として大好きで、本当に大好きなんで、ですから、もうナブーの人たちに申し訳なくて……。」
なんだよ!?9歳のロリにこんなことさせるんだよ!?ちくしょう・・・。うぅ・・・、中身あれだけど、9歳なんだよ!?
マジ泣きである・・・。
「こんな私で、アミダラ女王並びにジェダイの皆さま、私も死ぬ思いで、もう死ぬ思いでもう、あれですわ。一生懸命、努力に努力を重ねて、異種族のニモイディアンと結婚して、やっと両国の皆様に認められて結ばれた夫婦であるからこそォ、今回の夫の不始末で、こうやってナブーやジェダイの方々にご指摘を受けるのが、本当にツラくって、情けなくって、本当に申し訳ないですわ。」
ちなみに私は泣きそうになると饒舌で早口になるタイプ。
「ですから、……皆さんのご指摘を真摯に受け止めて、皇族という大きな、ク、カテゴリーに比べたらア、婚約破棄、コッンヤク破棄の、決断ノォォー、決断しテェエ、折り合いをつけるっていうー、ことで、もう一生懸命ほんとに、アウターリム課税問題、共和国の腐敗ハアアアァアーー!!非・亜人類差別問題はー! 共和国の一部のみウワッハッハーーン!!共和国全体のッハアーーーー!共和国の一部ノミナラズ!共和国のみんなの、銀河中の問題じゃないですか!!」
この辺りから記憶が飛び始める。
「そういう問題ッヒョオッホーーー!!解決ジダイガダメニ!私ハネェ!ブフッフンハアァア!!ウーハッフッハーン!!ッウーン!ずっと頑張ってきたんです!だけど!共和国が変わらないからーそれだったらワダヂが!共和コク加盟国第2位の国の皇位継承者とシテ、して!文字通り!アハハーンッ!命がけでイェーヒッフア゛ーー!!!……ッウ、ック。あなたたち!あなたたちには分からないでしょうけどね!この世の中を!ウグッブーン!!ゴノ、ゴノ世のブッヒィフエエエーーーーンン!!ヒィェーーッフウンン!!ウゥ……ウゥ……。ア゛ーーーーーア゛ッア゛ーー!!!!ア゛ーー世の中を!ゥ変エダイ! その一心でええ!!で、でもォーッハゥ。自分の夫にもォォオオオ!!い゛ぎでほじぐでえ゛たいして関係な゛い゛ッズビェエエ!!わ゛だじ達がァ、私がァアッあ来ったんですううー!!!ですからア゛ァッハアァーー!ッグ、ッグ、ア゛ーア゛ァアァアァ。殺さないで!殺さないで!!ください!!ふ、ッフーふモン、不問にしてください!ア゛ーア゛ーッハア゛ーーン!」
「す、すみません!ひ、姫様が取り乱してしまいまして!!と、とりあえず私が!!参謀長である私が引き継ぎます!!」
と、言ったようなことになっているらしい。
そして、帝国軍の艦艇で目を覚ますと・・・。
何故か、ガンレイはじめとする通商連合の人たちがいて・・・。
ガンレイが一言。
「すまないな。幼い身にこのような事をさせて・・・。」
なんか・・・デレてる。