山奥の土地を買って自分ひとりで小屋を作る話   作:軽石

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第24話 開拓16日目 床の仕上げ、資材買い出し

◇  ◇  ◇

 

[ 開拓16日目 ]

 

 小屋作りも日程的にはいよいよ折り返しである。

 

 これまで雨が降ったり、大阪に一時帰宅したりなどで作業が出来なかった日も何日かあったが、それらを考慮しても建設の日程としては予想の範囲内である。

 

 今日は床板を貼り付けて床の施工を完成させたい。

 

また作業時間には余裕があるので、これから先の準備のために追加の壁材と屋根材をホームセンターに買いにく。

 

◇  ◇  ◇

 

 朝早くから行動を開始し、昨日に引き続き床板の貼り付け作業を行う。

 

 まず、全部の床板の四隅を留めて、土台の上に位置を固定することにした。

 

位置さえ固定できればあとは追加のビスを打ち込むだけの単純な作業となるので楽になるはずだ。

 

 慎重に5枚の合板を留めていくと、一枚ずつ床が仕上がっていくのを感じる。

 

 作業が終わると、床がほぼ完成したので少し離れて小屋の状態を観察した。

 

遠くから見るとまる大きなウッドデッキの様に見えた。

 

 その先の作業は作業速度を上げるために作業内容を分割してまとめて行う。まずは角材を定規代わりに使ってビス打ちする箇所に鉛筆で印をつけて行き、続いて下穴を開けていく。

 

 下穴開けには先端も根元も太さが変わらない普通のドリルビットを電動ドリルに取り付けて行ったが、穴空けの後に毎回ドリルを逆回転させる操作が必要であり、このままで無駄な時間が掛かることが予想できたので、ホームセンターで錘状のドリルビットを買うことにした。

 

 錘状ドリルビットの存在はYouTubeの動画を見ていて知っていたが、あまり必要とは考えていなかったので事前に用意はしていなかったのだ。

 

 目印つけ作業が全部終わったあと、下穴開けの作業を一時中断し、ホームセンターに行くことにした。

 

◇  ◇  ◇

 

 今回ははホームセンターで買い物した後に食料品の買い物なども行うので、それらの準備をしてから軽自動車で土地を出発した。

 

 ホームセンターに着くと電動工具売り場でドリルビットを選んだあと、例のごとく木材コーナーに行って木材を大量にまとめ買いする。

 

 今日買うのは残りの壁材と屋根材、さらに屋根を工事するための脚立であるが、軽トラレンタルサービスを利用するのは今回を最後とする予定なので、作業をミスした時などの保険として木材は予備を含めて少し多めに買っておくことにした。

 

◇  ◇  ◇

 

 ホームセンターで買い物が終わりレンタルの軽トラで土地に帰る。軽トラの運転も3回目にもなると慣れたものである。

 

 土地に持ち帰って荷下ろししてまたホームセンターに戻り、町のコインランドリーで洗濯機を回しつつ食料品を買いにく。

 

 帰りに遠回して温泉に寄り、久しぶりの入浴でリラックスしたあと土地に戻った。

 

◇  ◇  ◇

 

[ 床の仕上げ ]

 

 土地に戻ってきてから作業を再開する。

 

 先ほど買った錘状のドリルビットは非常に便利だった。次々と作業することができるので今回の様な多数の下穴を開ける時には必須のアイテムであると感じた。

 

 下穴を開けたあとに、ビス留めをしていく。

 

 専用のビスを打ち込む度に床板と土台がギュッと密着するのが分かる。

 

 途中、インパクトドライバーの充電が切れてトルクが弱くなったので予備バッテリーに交換し、作業を続けた。

 

◇  ◇  ◇

 

 夕方頃に床施工の作業が全て完了した。

 

 貼り終わった床の上に大の字で仰向けになると、広葉樹の隙間からオレンジ色に変化していく空が見えた。

 

◇  ◇  ◇

--経過--

進入路の工事      完了

資材の購入(基礎・土台)完了

資材置場(仮)の建設  完了

基礎工事        完了

資材の購入(床材・壁材)完了

土台          完了

床の施工        完了

 断熱材        完了

 床板貼り       完了

資材の購入(屋根材)  完了

壁の施工        NEXT

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