ファンタシースターポータブル外伝〜After the tragedy〜   作:烏山

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さてさて、この章もそろそろクライマックス!


どうぞお付き合いください。




マルコ   「…一体なんのハッタリでしょうか?」

 

 

 

ディーン  「…『ハッタリかどうかは自分の目で確かめるんだな?』…さっきのお前のセリフの引用だ…。……行くぜ?」

 

 

地面を蹴りマルコに向かってヴィヴィアンを振り回しながら距離をつめにかかった。それに対応するようにマルコはブレードを振った。

 

 

 

ディーン  「(…振った……)」

 

 

マルコとディーンの距離が10mほどに詰まったところで、ディーンの前方に氷柱が2本ずつ現れた。

 

 

ディーン  「(……2本…)」

 

 

2本ともヴィヴィアンで破壊して、さらに距離を詰める。すると後方に1本、足元にななめ上…つまりディーンの方を向いた氷柱が現れた。

 

 

ディーン  「(…1本…。…いや後ろにもう一本…)」

 

 

身体を横に向けて回避した。回避後は体をそのまま一回転してもとの大勢に戻った。

 

 

ディーン  「(…これで計4本…)」

 

 

すでにディーンとマルコの距離は3mほどだ。あと一歩で攻撃が届く。

 

 

マルコ   「小賢しいですよっ!?」

 

 

マルコの前に先端がディーンの腹にすぐ届く氷柱を作り出した。

 

 

マルコ   「今度こそ串刺しです!!」

 

 

ディーン  「…!!こりゃ予想がいっ…!!」

 

 

即座に体重を右に傾けてかわそうとするが、すぐに氷柱は発射された。

 

 

 

 

 

 

ブシュ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

血の飛沫が床に飛び散った。

 

 

 

マルコ   「………!!!なっ!!」

 

 

 

ディーンは左わき腹に氷柱がかすったせいで血が流れているが、マルコの左斜め下でしゃがんだ状態でヴィヴィアンを構えていた。

 

 

マルコ   「(かわしただとっ!?あの至近距離の氷柱をっ!?)」

 

 

ディーン  「これで5本だ…!」

 

 

マルコ   「…!!まだですよっ!!」

 

 

ブレードを振りかざす。

 

 

 

 

 

ズバッ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディーン  「…振らせねぇぞ…?…そのブレードを振るのがお前の能力の発動条件だろ?」

 

 

斬り落とされたマルコの左のブレードが床につく。

 

 

マルコ   「あぁ!!!腕がぁあああああ!!!」

 

 

ディーン  「あと、一振りで出現させることができる氷柱は5本までみたいだな…?」

 

 

今さっきまで左前にいたディーンの声がマルコの後ろから声がした。

 

 

マルコ   「(こ…コイツいつの間に……)」

 

 

ディーン  「アンタはオレのことをそよ風って言ってたけど…案外目で追えないもののようだな…?」

 

 

ディーンはマルコの背後で両剣を構え、フォトン出力を高めた。

 

 

ディーン  「コイツは……そよ風とは少し違うぜ…?」

 

 

 

 

ズバババ!!!!

 

 

 

両剣を高速で回転させながら振り下ろした。マルコの背中の氷の鎧が砕け散った。

 

 

マルコ   「グハッ!!!」

 

 

ザシュ!!!

 

 

 

 

すぐにディーンは高くジャンプして落下の勢いにのせて両剣を振り下ろしてマルコの鎧の中身を切り裂いてそのまま床に刺した。

 

 

マルコ   「(…反撃をする間が…!!!)」

 

 

ディーンは着地すると両剣を蹴り上げキャッチした。そして回転させながら体もねじり、溜めを作った。

 

 

ディーン  「………吹き飛べよ…?」

 

 

 

 

身体のねじれを一気に戻し、両剣を高速回転させて、前方にステップを踏んだ。

 

 

 

マルコ   「(……!!!速過ぎる…!これが…『蒼い風』…!?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――ザンッ――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両断されたマルコが床に倒れると黒いオーラに包まれ元の姿に戻った。元の姿は腕もあるし、身体も繋がっている。

 

 

 

ディーン  「…フォトンアーツ『スパイラル・ダンス』……。…そよ風にしちゃあ…激しすぎたか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドサッ!!

 

 

 

 

ディーン  「なんだっ!?」

 

 

ルミア   「……うっ…う」

 

 

ルミアがディーンの横に吹っ飛んできた。

 

 

ディーン  「しっかりしろ!ルミア!!」

 

 

ファング  「なんだなんだぁ~?マルコのやつ、ホントに負けたのか?SEEDフォーム化まで使ったのに情けねぇなぁオイ!!!死んだかー?」

 

 

グラサンの男越しにマナが気絶しているのが見える。

 

 

ディーン  「マナッ!?」

 

 

マナに向かって駆け出した。

 

 

ファング  「オイオイ~?俺様を無視してんじゃねぇよ!!!」

 

 

すぐにファングがディーンの前に立ちはだかった。そしてディーンを蹴り飛ばした。

 

 

ディーン  「ガハッ!!!」

 

 

ルミアの横に蹴り戻された。

 

ファングは首をコキコキと鳴らしながらディーンに近づいて来た。

 

 

 

 

ファング  「ったく、あのクソメガネ仕事増やしやがって…!!つーわけでそこの青髪ぃ?死ぬ覚悟とかできた?」

 

 

 




ちょっと能力が弱すぎましたね…(汗



次回はこの章の最終回です。
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