ファンタシースターポータブル外伝〜After the tragedy〜 作:烏山
やっとこのサイトに慣れてきたといったところですw
そして、感想やら評価もいただきとてもありがたく思っています!
また、評価のコメントで「台本形式」とありましたが、はい、その通りです!
これを書き始めたころは「ゲーム原作だし、それ意識してこの書き方でよくね!?」的な考えを持っていたため、それで書き始めてしまい、前のサイトでもいくつか「変えた方がいいよ?」と言った意見をいただいたのですが、ここまで来てしまったので今更この形式を変えるのも統一性無いな、と思い、この小説だけはラストまで台本形式を貫こうと思います。嫌いな方は本当に不快な思いをさせてしまいますが、申し訳ありません。
それでも読んでくださる方!本当にありがとうございます!よろしければ最後までお付き合い頂けると感謝の極みです!
それでは!
~パルム総合病院~
ディーン「……マナが……フォレスの本当の娘じゃない!?」
ラグナ「……どういうことなんだ?詳しく教えてくれ!」
ビオスは、ん?聞いてないのか?と意外そうな顔をした。
ビオス「…そうか……そのことは聞いてなかったのか……厳密には生みの親では無いと言うことだな……血のつながりが無いんだ……」
ディーン「じゃあ、なんで育てたんだよ………そもそも本当の父親は!?」
ビオス「君達は、フォレスさん、ミドリさんと一緒にOSを開発したもう一人の男・『クイント・エストレジャ』の話は聞いているか?」
名前を聞いても正直パッとしなかったが、そういえば前にOSを作り出したのは3人だったと言う話を聞いたのを思い出した。
ディーン「………前に一度聞いたことがある……自ら闇OSの実験体になって行方不明になったって言う………」
ビオス「……そう、その彼こそがマナの本当の父親だよ……」
ラグナ「………!? …てことは、つまりマナちゃんは……」
ディーン「……ニューマンとOS寄生者との混血………」
マナがOSやSEEDと関係あることは、これまでのことから容易に予想できていた。
しかし、この事実を簡単に飲み込むことはできなかった。
ビオス「あぁ、闇OSを寄生させてもクイントさんは半年は異常がなかった……恐らくプロトタイプだから現在出回っているものよりも効果が異なったのだろう…。…そして、実験成功と勘違いし、当時婚約をしていた……いや、ここから先は俺が語るのは野暮と言うやつだな…」
ラグナ「………」
ラグナは何かを察して黙って頷いた。
しかし、ディーンは何も察せていないのか腑に落ちない表情で首を傾げている。
ディーン「………野暮?」
ラグナ「(この鈍感が……)……ビオスさん、話してくれてありがとう!後は、フォレスの口から聞きだしてみるよ…… アイツもOSを作った張本人ならマナちゃんを元に戻す策も考えてあるだろうよ?……ん?」
ピピピピピピピピピピピピピ!!
ラグナの通信端末に着信が入った。その相手は…
ラグナ「シルルからか…アイツもう目ぇ覚めたのか…………はい、目ぇ覚めたか?どうした?」
シルル「ラグナぁあ!!!どうしよぅ!!クーヤが!!クーヤが死んじゃう!!!!」
ラグナ「!?」ディーン「!?」ビオス「!?」
通信端末から聞こえた、涙声に全員が表情を変えた。
ラグナ「どうした!?何があったんだ!?」
シルル「ギルドに五芒星の一つの組織が攻めてきて……クーヤがあたしを守ろうとして………戦って……毒を受けて……血を吐いてる……どうしよぅ…どうしよぅ……」
普段、勝気な彼女からは想像もできないような不安に満ちた弱々しい声だった。
そして、ラグナとディーンはここに来てやっとギルドが攻撃を受けていることを知った。
ラグナ「わかった!!落ち着け!!今からすぐに向かう……クーヤは……ソルトアトマイザーがあっただろ?それでどうにかならないか!?」
シルル「……ダメ……全然効果が無い……何か特殊な毒みたい……」
シルルの声の後ろから、クーヤの苦しそうな呻き声が聞こえた。
ビオス「わかった!私も行こう!!今、クーヤ君を病院に連れて行くのは難しいだろう!?道具を持っていけば、応急処置くらいならギルドでもできるかもしれない!!そうしながら病院まで運ぶ!!」
ギルドから病院までマイシップを使って片道1時間。それが最善の策だと誰もが納得した。
ディーン「オレも戻る!!」
ラグナ「いや、お前はまだ病院に居ろ……今、お前が来てできることはない………悪いな?」
ディーン「でも…!!」
ビオス「…医者の俺からも君をここから出すわけにはいかない……安静にしていてくれ!」
ディーン「なっ!!」
ラグナ「ビオスさん!俺はマイシップをいつでも出せる状態にしときます!その間に治療用の道具を準備してください!!」
ビオス「あぁ、わかった!!すぐに用意する!!」
二人は病室を出て行った。それに続こうとベッドから起き上がろうとするが、激痛が腹部に走った。
ダブルセイバーで貫かれたのだ。簡単に傷など開いてしまう。
ディーン「………くそ……なんで、オレはいつも大事な時に何もできないんだ……」
~ギルド・管理人室~
赤いサイレンの光と、緊急時のブザーに包まれたの部屋の中でフォレスは科学式や数字がたくさん羅列している端末の前で一心に何かの作業に取り組んでいた。。
その横にはエレーナが不安そうな顔をしてフォレスの手伝いをしていた。
部屋の奥のベッドにはマナが横になっていた。
エレーナ「フォレス様…やはりここを脱出した方が………」
フォレス「そうは行きません!!今、「コレ」を完成させなくては間に合いません!!」
エレーナ「………」
フォレスの作っている『ソレ』は小さな……肉眼でどうにか見ることができるほどの球体だった。
シャーレの中に入れられている『ソレ』は心臓の鼓動のようにビクンビクンと動いていた。
フォレス「……後は分裂してくれれば………」
ボォゥウウウウ!!!!
フォレス「!?」
エレーナ「!?」
管理室の入口の扉が『青い炎』に燃やされどういうワケか消滅していった。
そして、十字槍を持った長髪の男…シエン・ロンが部屋に入ってきた。
シエン「……初御目にかかる……フォレス・アーラニヤカ………いや、プロフェッサーとお呼びした方がよろしいか?」
フォレス「……ペンタクルのシエン・ロンですか………貴方の能力は何ですか?この部屋の壁とドアは同盟軍の決戦兵器でも持ってくなくては破壊できないような丈夫な作りにしておいたのですが……」
シエン「……その問いに答える必要はない……… …私の……いや、私たちの要求は一つ……そこで寝ているマナ・アーラニヤカをこちらに渡して貰おうか?」
ジャキッ!!
シエン「?」
エレーナ「動かないでください!!」
フォレスに視線がいっているシエンに、エレーナは即座にライフルをナノトランスし向けた。
それをシエンは冷めたように横目でエレーナを見た。そして瞳孔をカッと開いた。
すると……
ボゥワ!!!
エレーナ「!?」
エレーナの身体から黒い炎が発生し、瞬く間に彼女を覆い尽くした。
エレーナ「(パイロキネシス!?でも、この炎からもさっきの青い炎からも熱反応を感じない……ただ動けない……どういうこと!?)…くっ………」
シエン「………これでもう誰も邪魔はできない………貴方が私に適うワケもない………私もこれ以上手荒な真似はしたくない……」
シエンはフォレスに近づくと十字槍の先をフォレスの喉元に突きつけた。
フォレス「…………」
それに動じることは無いが作業をしていた手を止め、虚ろな目でシエンを見つめている。
フォレス「………わかりました……どうぞ連れて行ってください………」
エレーナ「!?」
はい!
久々にフォレス登場ですwそして懐かしい名前も…
ある意味、つなぎの回なのでこれ以上語ることもないですねw
最近キャラクター設定のコーナーも無いですし・・・w
それではまた次回!