「幼馴染との高校生活は退屈しない」と並行で書いていこうとしています!
アホじゃねえの?先に完結させろよって方いるかもしれません。
先に言っときます!…それはごめんなさい。
それで第1話どうぞ!
私、山吹沙綾には幼馴染がいる。
雅紀は小さい頃から野球をやっていて私とよくキャッチボールをしていた。雅紀はピッチャーをしていてピッチング練習に付き合わされたりした。中学ではシニアリーグのチームに所属し2年にはエースとして全国優勝をした。
雅紀の実力はとても凄くて中学の頃はU-15の日本代表に選ばれた。そして彼の活躍は日本だけでなく世界中へと浸透していった。
一言で言うなら雅紀は野球に関しては天才だ。
野球も引退し、高校決める時雅紀は甲子園の常連の強豪校から複数推薦が来ていた。しかし、彼はその推薦を全て断った。
「なんで!?なんで行かないの!?甲子園が手に届く学校にいけるんだよ!?」
その話を聞いた私は夜、彼の家に行き問い詰めた。
「うるせえな、沙綾に関係ないだろ。別にどこの高校に行こうが俺の勝手じゃねえか」
「だからって、せっかく凄い高校から推薦来てるのに全部断らなくてもいいじゃん!本命じゃなかったの?」
「別に、本命じゃないから行かないとかそんなあまっちょろい考え持ってねえよ」
「だったらなんで…「もう嫌なんだよ!」…え?」
「もう嫌なんだよ…野球をやるのが嫌になっちまったんだよ…」
「ど、どうして…?」
「俺は今までただ純粋に野球を楽しんでいた。でも中学になってから俺への期待が大きくなった。雅紀が投げれば大丈夫だ。雅紀が投げれば負けない。いつからか俺にとっての野球は楽しむものじゃなくて使命になってったんだよ。今回の推薦も最初は受けようと思った。だけどある高校のお偉いさんに言われた一言で俺はもう嫌になったんだ」
「……なんて言われたの?」
「君の活躍で我が校を今以上に有名にしてくれ。君がうちに来てくれればスポンサーがたくさんくる。そうしたら私の学校は日本一、いや世界一の学校になる!ってさ、結局俺の事を商売道具としか思ってなかった。そう思ったら他の高校もそうなんじゃないかって思っちまった」
「それってもう野球やらないってこと…?野球が嫌いになっちゃったってこと…?」
「野球はやらない…野球が嫌いな訳じゃないんだ。でも今の俺は野球が怖い…野球が俺を壊すんじゃないかって思うんだ…」
雅紀がここまで悩んでるとは思わなかった。今まで雅紀は笑顔が絶えず悩みなんてなにもないような感じだったから。
「そんな勿体ないよ!それにそこの高校にはそう言われたのかもだけど他の高校がそうとは限らないじゃん!それにプロ野球選手になる夢はどうするの?」
「もうそんなのどうでもいい…ごめんな沙綾」
「雅紀いつも言ってたじゃん、諦めたらダメだって」
「……やめてくれ」
「もう1回考え直そうよ?今ならまだ間に合うよ」
「…頼む」
「心配なら私もついて行くからね?」
「沙綾…頼むやめてくれ…」
「雅紀なら野球ひとつでなんでも出来るよ!」
「沙綾!!」
「……ビク」
「頼む…もうそれ以上言わないでくれ…沙綾を嫌いにさせないでくれ…これ以上俺を嫌いにさせないでくれ…」
雅紀はポツリと涙を零した。私は勘違いをしていたみたいだ。野球をやるのが雅紀の幸せじゃないんだ。普通の青年として生きるのが雅紀の幸せなんだと。
「…ごめんね…私勘違いしてた」
「…え?」
「雅紀は普通な男の子になりたいんだよね」
「……」
「だったら私はなにも言わないよ…それが雅紀の幸せなら私はそれに賛同する…でもさ、たまには私とキャッチボールしてくれない?」
「ああ、お供させてもらうよ」
「ありがとう!でも忘れないでね?私は雅紀にまた野球やってもらいたいと思ってるよ。まあどんなことがあっても私は雅紀の味方だからね!」
「…ありがとう…ごめんな…ごめんな」
そう言ってまた泣き出した。私はそっと雅紀を抱きしめる。幼馴染として、親友として、好きな異性として……。
「相変わらず泣き虫だな〜雅紀は」
「昔と一緒にすんじゃねえよ…」
「…ねえ、雅紀。高校一緒に花咲川行かない?」
これが私と雅紀は花咲川高校に通うことになった経緯だ。
そしてこれは幼馴染を密かに想う私の物語。そして彼が野球を取り戻していく物語だ。
最後まで見ていただきありがとうございます!
私自身野球幼少期からしておりスポーツ推薦で高校いったほどです!
まあ、途中で怪我してできなくなっちゃって辞めたんですけどね。
たまにする野球は楽しんですよね。
とまあ長話もなんなんでこの辺で終わります
これからも見てくれたら幸いです。よろしくお願いします!