フェイト「悪夢により体調を崩した香帆。それを気遣ったなのはたちの提案で温泉に行くことに」
はやて「そこでなんやかんやで香帆ちゃんはほぼ快復」
なのは「あの時の香帆ちゃん、ほんとにしんどそうだったから……」
はやて「くっ……温泉に入ってる香帆ちゃんとか、揉み揉みする絶好の機会やないかい。またチャンスを見つけんと」
フェイト「はやて、そんなこと言ってると香帆に噛みつかれるよ?物理的に」
はやて「物理的に!?」
なのは「それじゃあ、第8話どうぞ!」
はやて「え、ちょ、フェイトちゃん。物理的にってどういうこと!?」
夜。まだ体調が万全じゃなかったから、なのはたちより先に私は寝た。
夢は見なかった。あんな気持ち悪い夢はお断りだから、良かった。
でも、代わり……なのかな?
「………なのは?」
いきなり目覚めて、なんか行かなきゃいけないって思った。
まだ頭がスッキリしていないけど、布団を抜け出してそのまま旅館から出ていく。……この時の私は半ば寝ぼけていたんだと思う。だって靴を履かずに裸足のまま外に飛び出したから。
ブラッドをずっと持っていた事が幸いして、バリアジャケットを展開することで足をケガすることはなかった。
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夜になってジュエルシードの反応があったからユーノ君と二人で回収しに行くことに。
体調崩してる香帆ちゃんに無理させる訳にはいかないからね!
そう意気込んで走っていったのはいいけど、着いた時にはもう終わってた。
この前、すずかちゃんの家の時にも見た金の魔法少女が封印した所だった。
「懲りずに着たのかい、お嬢ちゃんたち」
木の上からそう声が聞こえたから見ると、そこには旅館で見た女の人が。ケモミミ生やしているけどコスプレなのかな?
って、そりよりもあの子の仲間だったの!?
「って、ありゃ?あんたにそっくりなもう一人はどうしたんだい?」
香帆ちゃんのこと?
「まあ、いないならこっちにも運が回ってきたってことかな。ちょうどいい、あの子がいないならチャンスだ。あんたたちのジュエルシード頂くよ!」
それはダメ!ジュエルシードはユーノ君のだから、渡さない!この前からユーノ君と特訓した力見せてあげる!
私は金の魔法少女と、ユーノ君がオオカミの姿に変わった女の人と戦い始めた。
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私がそこについた時にはなのはと金の魔法少女が戦っているところだった。
「なのはッ!」
「え、香帆ちゃん!?」
私が声をかけると二人は距離をとり、なのはは私に返事をした。金の魔法少女は私をじっと見つめて、警戒している?
覚えてないけど、この前の事が関係しているのかな?
「とにかく私も……」
「ううん、香帆ちゃんはユーノ君の方をお願い」
「え?」
なのはは何を言ってるの?ほら、あっちも目をキョトンとさせてるよ?
「あの子とは私がお話ししたいんだ。だから一人でやらなきゃダメなの」
「なのは……わかった、気をつけて」
なのははこうなったら頑固だから、それに従ってユーノの方に駆け出す。
「私は高町なのは、あなたの名前教えて?」
「……フェイト、フェイト・テスタロッサ」
「じゃあ、フェイトちゃんだね。お話し聞かせてもらうの!」
後ろからこんな話が聞こえた。
なるほど、金の魔法少女はフェイトって言うんだ。覚えておこうっと。
【ブラッドアクション】
高速移動でユーノとオオカミ?が戦ってるらしい所へ行く。
後から聞いたけど、ユーノによるとあのオオカミはフェイトの使い魔らしい。魔力で造り出したパートナー、もしくはペットみたいな感じかな?
そういえば、
取り出した『コブラフルボトル』をライフルモードのブラッドに装填。
【コブラ!】
この世界のデバイスであって『夢』でみた『トランスチームガン』そのものじゃないはずだけど反応してくれた。スロットはあったから可能性があるとは思ってたけど……。
ユーノとオオカミが魔法での戦闘(専らユーノが防御魔法で防いでいるだけ)をしているのが見えたから、二人の真ん中辺りに狙いをつけて放つ。
【スチームショット!コブラ!】
蛇型のエネルギー弾が左右に蛇行しながらも目標地点に着弾する。姿を出す前にフルボトルはしまっておく。
「ッ!?なんだいッ!?」
「ユーノ!大丈夫?」
「香帆!?体は大丈夫なの!?」
「うん!今のところはね」
ブラッドをライフルモードから拳銃と小剣に分離させ両手に持ってユーノの前に立つ。
「ふん、あんたも来たのかい」
「えっと……どちら様?」
あっちは私の事を知ってるみたいだけど、私はあっちの事は知らない。だけど、どっかで聞いたことある声なんだけど……。
そう言うとユーノはズッコケ、あっちは少し怒った。
「えーと、香帆。彼女は……」
「夕方にも会ったし、この前の事を忘れたとは言わせないよ!」
そう言って、オオカミは夕方のお姉さんの姿(+ケモミミ)に変化した。
この前ってフェイトとなのはが初めて会った時の事かな?
「あっ……」
「あの子の為に、勝たせてもらうよ!」
素早い動きで近づいてきて殴りかかってくる。
咄嗟にブラッドをクロスさせて防ぐけど、力強いその一撃に拳銃の方が吹き飛ばされた。
更に続けて殴ってくるが、それはユーノが展開した防御魔法に阻まれる。
【アイススチーム!】
そこを私が冷気を纏わせた小剣で斬りかかる。
だけどそれは野生の勘なのか、普通に対応出来たのか、即座に後退することで避けられる。
そして近接戦が始まる。相手の拳と私の小剣、その押収が続く。
何回かは相手に当たるけど、剣を振るより相手の拳が私に当たる方が早く、バリアジャケット越しとはいえかなりの痛みが襲ってくる。
ユーノもバインドで相手を止めようとするけど、相手が私に近くて中々使えてないし、使っても避けられたり壊されたりしてあんまり役にたってない。
「……あんた、手を抜いてるのかい?」
「……へ?」
相手から距離をとったあと、唐突にそう言われ私は困惑した。
「この前と比べて圧倒的に弱すぎる。アタシを舐めてるのかい?」
いや、そんなことを言われても……。覚えてないし、今ですら割りと本気なのだけど。病み上がりだからってもあるんだけど……。
「……まあ、いいさ。その慢心、後悔するんだね!」
そうして戦闘が再開されようとした時、
「アルフ」
「ッ!フェイト!終わったのかい?」
「うん、追加でジュエルシードも手に入れたし帰るよ」
フェイトがこちらに来た。口にした内容からなのははフェイトに負けたみたい。ジュエルシードもとられたと。
帰ると言って魔方陣を展開した事からあれは転移魔法かな?
「あ、そうだ。私は高町香帆、なのはの双子の妹だよ。
またね、フェイト……とアルフさん?」
なのはも自己紹介してたし、私も一応しておく。たぶんフェイトの言ったアルフってのがあのオオカミお姉さんの名前だと思う。
二人は何も反応せずにそのまま消えて行った。
とりあえず、私たちはなのはと合流して旅館に戻った。大人のみんなは宴会していたお陰で抜け出したのはバレなかったみたい。
体調が万全になったら特訓しないと。なのはとユーノは毎朝やってるみたいだし、私も入れてもらおうかな?
誤字とかあれば報告お願いします。眠い…zzz。